正さん日記

世の中思いにつれて

マー君、故障者リスト入り、オールスター戦は欠場

2014-07-10 16:32:14 | スポーツ

 昨日(日本時間)ヤンキースのマー君こと田中将大投手がインディアンズ戦に登板、7回途中で10安打5点を献上、初めてのKOを食らって4敗目を喫した。

 田中は、これで12勝4敗、勝ち数はアメリカンリーグのトップを保ったが、防御率はドーンと下がってしまった。

 大型契約でヤンキース入りした田中は、大リーグ初登板以後、負けなしの6連勝で、日本プロ野球時代の28連勝から通算34連勝を続けたが、5月20日のインターリーグ、シカゴ・カブス戦で、6回8安打4失点で初めて敗戦投手となり、連捷記録が途絶えた。

 しかし、その後も、好調を持続、昨日まで12勝3敗と、ヤンキースのエース級の活躍で、6月3日には、日本人投手史上3人目となる5月のリーグ月間最優秀投手に選出され、ヤンキースの新人投手では史上初の受賞となった

 また、メジャーデビューから、5回以降まで、3失点以内に抑える、いわゆるクオリティスタートは、16試合連続と、1973年のスティーブ・ロジャーズ以来となるメジャー最長タイ記録を達成した。

 15日から始まるオールスターにも、選手間推薦の先発投手部門1位で選ばれ、レンジャーズのダルビッシュ(3回目)とともに日本人2投手が揃って出場することになっていた。

 しかし、好事魔多し、7月9日に右肘の違和感を訴え、まさかの15日間の故障者リスト(DL)入りし前半戦を終えることになってしまった。従ってせっかくのオールスターは欠場、代わりに、レッドソックスのクローザーを務める上原浩治投手が初めて出場することになった。

 ヤンキースは、大型契約の田中に過度の負担がかからないよう、細心の注意を払い起用していたようだが、昨日の試合は初めて2試合続けての中4日の登板だった。

 田中は、大リーグ入りが決まった後の日本シリーズで、最終戦に無理を押して登板するなど、いかにタフとは言え、かなり肩、肘に負担がかかっていると心配され、登板機会が多く、長距離遠征の多い大リーグで、大丈夫なのかと危惧は持たれていた。

 田中は、MRAなどで検査を受け、その結果はまだ公表されていないが、ジュラルディ監督の弁では、そんなに深刻な状況ではないようだ。

 13日に行われる、オールスター前のオリオールズ戦の登板は回避するようだが、15日間のDL期間に十分休養し、また、田中の負けを知らない投球を見たい。「関連:5月15日

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする