実際には約60年前の話ですが、当時、チッソ側の被害者に対する態度は本当に酷いものだったようですね。
被害者やその家族は大変な思いをしながら、ようやく、有機水銀の有害性が証明されるまで、汚染された魚を食べて水銀中毒になったことが証明されるまで、延々と苦しみ続けたわけですよね。もちろんそれで病気が治るわけでもなく、延々と苦しみは続きますが。
これがもし、今、起きていたら。
考えるだけでも恐ろしいですね。
今の政府の対応、そしてネットの反応、メディアの「対応」を考えると。
政府は、まず無視しますね。無視しきれなくなると、次は、チッソへの聞き取り。
そこでは「特に問題ない(違法行為はない)」という話になりますね。そして「メチル水銀の毒性は証明されていない」と厚労省が発表。
するとどうでしょう、学者が次々とメチル水銀の毒性を訴える人々を叩きだしますね。ネトウヨもそれに続きます。中傷誹謗のアラシ。
学者が率先して被害者を叩くのです。もちろん医クラも続きます。医クラの取り巻きがこれまた中傷誹謗のアラシ。
もちろん学者にも色々いますから、メチル水銀が有害であることや、それが魚や人間に蓄積して強い傷害を引き起こすことなどを証明しようとする学者もいるでしょう。しかし、そういう学者は嫌がらせを受けますね。ネットでは御用学者、医クラとその取り巻き、ネトウヨ等がガンガン嫌がらせをします。
政府は、これらの学者の研究にお金を出さないという最悪の嫌がらせをしますね。21世紀になってからは、これをガンガンできるようになりましたね。
竹中平蔵とか、アベやスガの愚策により学者は政府が気に入るか気に入らないかで、その研究につく予算が違ってきます。あるいは、政府に都合の悪い研究をしている大学の予算を削ったり人事に口を出したりなどの嫌がらせができますね。これはすでに起きていることですが。
完全に有機水銀が有害であると立証されてもまだ嫌がらせをするバカは存在しているわけですからね。そうではない時期の嫌がらせはとんでもないレベルだと思いますよ。
チッソはチッソでそういうバイトを雇うでしょうし、立証されても隠ぺいするでしょうし(実際にそうしている)
実際の水俣病の当時は、ユージン・スミスなどのメディア関係者ら約20名が取材に行った五井工場で暴行を受けたんですね。チッソの従業員200名、チッソは70名といっていますが、ユージン・スミスは視力低下などの後遺症に悩まされるようになったと。1971年のことですか。
これ、普通に考えてすべて従業員がやったのだとしたら反社の会社ですよね。かといって暴力団員を雇っていたら、やっぱり反社ですけど。
映画「MINMATA」では暴力団員を雇ったことになっていて、これを否定しているやつもいますが、これは何とも言えないですね。全員が従業員だったら、会社が暴力団でしょ。指定広域暴力団とするべきですよね。
今でも、
政府の対応
「3分でマイクオフ」環境省の司会の台本に明記 「後でしゃべらせろと言われた場合」も想定 水俣病の懇談会でマイク切った問題
政府はこんなんです。
最初から、3分で切る予定でその際の対応もマニュアル化されていたと。呆れますね。
そしてやっぱり
抗議電話が数件
水俣病団体側に抗議電話が数件 「時間守らない方が悪い」
ネットのイナゴと同じで、ルール守れバカがいるんですね。しかし、数件でしょ?ニュースにすることか?
性質の悪い重要法案の審議中は何も報道しないのに、数件の電話を報道するのはどんな理由?
時間守ってほしいの?
当時と比べて、非常に落ちているのが報道。
報道しないんですね。立証されてもしないでしょう。チッソが隠してるから。で、チッソの会見では温い質問しかしない。
日本のメディアは厳しい突込みをする会社(相手)を選びますからね。チッソはもともと財閥なので国策企業として今でも国とがっちり結びついていたでしょうから。
こういう大きな事件で大勢の人が大変な思いをしているのに報道されないというのは本当に辛いと思いますよ。
ネットでは広がっても、ネトウヨが大量に湧いて打消しに必死になりますよね。
検察は動かないし、まともな学者は潰されるし、報道はだんまりで、ネットはイナゴが暴れまくると。
あからさまな暴力は使わないかもしれないですが、今の方が当時よりヤバいかもしれないですね。
野党の議員が望みの綱ですけど、バカ大臣はまともに答えないし、メディアはそれをスルーしますからね。与党は数で押し切るし。
話は変わりますが、パレスチナの国連加盟が、オブザーバーとしてですけど認められたわけですね。
すると、どうでしょう
国連憲章をシュレッダーで
怒りのイスラエル大使 演説中に国連憲章をシュレッダーで細断
国連憲章を細断するというのは、国連の否定ですから脱退したらいいのではないでしょうか。
バカ法成立その1
アメポチ法
陸海空の各自衛隊を一元的に指揮する常設の「統合作戦司令部」を設置することを盛り込んだ改正自衛隊法などが、10日の参議院本会議で可決・成立
「統合作戦司令部」って頭悪そうなやつがいい気分になるための名前みたいですけど、その実、単にアメポチになりますという話。
共産党、れいわ新選組、社民党は反対で、立憲は賛成。分かり切ったことでしょうが、もちろん国民民主も賛成。
バカ法成立その1
経済秘密保護法
10日、セキュリティクリアランス導入を柱とする経済秘密保護法が参院本会議で可決。
兵器の共同開発などを視野に、経済分野、民間人を対象に罰則を科し、身辺調査でふるいをかける。秘密保護法の対象も運用で拡大
共産党、れいわ新選組が反対ということですね。自公の他、立憲、維新、国民などが賛成。
社民党は立憲と会派が同じなので退席しました。
これ賛成できるかね?
審議で焦点となった、どんな情報が指定対象になるかや評価結果による不利益な取り扱いをどう防ぐかについては、成立後に作る運用基準で詳細を定めるとして、核心部分は明らかにしなかった。
「運用の仕方はこれから考えます」ってなんだそれ。
なんでも政府サイドに都合の悪いことは隠せばいいわけですよね。
チッソに都合の悪いことも隠すんじゃないの?経済秘密保護法ですよ。
まあ、もっと問題があるんですが、時間がアレなのでこの辺で。
エリック・バードン
というかアニマルズ。
The Animals - House Of The Rising Sun
The Animals - We Gotta Get Out Of This Place
The Animals - Don't Let Me Be Misunderstood
| Trackback ( 0 )
|
パレスチナの国連加盟、まだだったことの重大さ不公平さはあるとして、日本は棄権せずに賛成したのはせめてもの。
「メチル水銀の毒性は証明されていない」と厚労省が発表なんかは、「直ちに影響はない」とか「〇〇のエビデンスはない」という形で異口同音でした。
まあコロナは感染爆発しましたし、マスクの有効性も空気感染もエビデンスありましたがね。
被害者叩きも変わらずですね。
ワクチンに慎重な発言には「反ワク!」と殺到し、副反応には「心因性!」が医クラでした。
こういう反・反ワクなだけで思考の土台は反ワクと変わらないカルト思考で被害者叩きに精を出すくせに本人は善意で科学的だと自認しているあたりが有害な普通の日本人らしさがあるなあと。
堂々退場した国がどうなったかは流石のイスラエルもわかっているのでしょう。
アメリカの後ろ盾もあるし気が大きくなっているのもあるのでしょうが、シュレッダーパフォーマンスは自分はこの場にふさわしくないことのアピールでしかないのですが。これで各国の心象もより悪くなるでしょう。
立憲……。やっぱ内心投票したくない党です。
Markさん、俺は「ワクチンに慎重」な人達が被害者だとは到底思えませんし、同情もしませんよ。あいつら、「慎重」になるために反ワクの妄想に好き好んで釣られてましたから。
デマをデマだと言ったら「極端な人怖い~!」「右と左が迷惑~!」「正しさに酔ってる~!」ってお決まりのヒステリー。
散々バカにしてる「極端な人」を「参考」にしといてよ。自分の正しさに酔ってるのは誰だよ。何もしない為にいつまでも「極端な人」を槍玉に上げて、「偏らない」のは絶対正義か?
水俣もこういう人達が風化と患者叩きに加担したんでしょうよ。偏らないようにするとウヨる国らしく。
日本は精神病患者の入院数が異常に多いですからね。今は大丈夫なんですかね。
>日本は棄権せずに賛成したのはせめてもの。
これはよく賛成しましたね。誰の判断なのか。岸田はそういうことは判断出来ないと思うので。上川外相かもしれないですね。
ただ厚労省の言うことに従うヒトビト。違う人のことはとにかく叩く。
病院のモノ不足否定やPCRの精度デマ、空気感染の否定など、自分たちはさんざんデマを飛ばしながら医者として一般人を叩いていたわけですからね。悪質極まりない。当時と違って大手メディアが政府の味方ですから、今はなおさら危険ですね。
アナフィラキシーは治験では出てこなかったことになっていたし、心筋炎も、死者が出て初めて問題化したのに日本では対応しませんでしたからね。
ガチの「反ワク」「反マスク」は迷惑ですけどね。