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(ども 火星人です。レイシストお断り)
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雇用を増やすのは簡単なんですよ。
正規を減らせばよいのです。
まあ、その面ではアベノミクスは正しいよね(爆)
600万の正規社員を一人切って、200万の非正規を2人雇えば、人件費が200万浮いた上に戦力増強。
そういう感じですね。
ついでに少し最賃も下げる。
雇用は増えますよね。とまあ、ケケ中的なこと言ってますが、これって幸せになるのはケケ中のような強欲な経営者だけですね。

ホリエモンとか西村なんとかとか田母神とかが言ってる最賃300円はさすがに頭悪すぎますけどね。
それだと食って行けないから誰も働かない。

ようするに、ただ雇用者数が増えればいいというものではないということなんですが、いまだに安倍信者とかはわからないんですね。

先日、国会で、日本の貧困率の高さについて質問された安倍君が、日本は一人あたりのGDPが高い裕福な国だ、などとぬかしたそうです。
これって、2重にバカなので手に負えないんですよけれども、
まず貧困率の高さについてきいているのに、平均の話してどうするのかと。
それと、そもそも一人あたりのGDPは、OECD内でも20位と下のほうです。

一人あたりのGDPは、それなりに高いほうがいいし、
労働時間はあまりながくないほうがいいし、
貧困率は低いほうがいいわけですよ。
被雇用者(employee)ではなくて、雇い主(employer)が増えたっていいわけですからね。
そうすれば多様性も出て来るわけですが、今の日本だとその辺はとにかく逆に行ってますね。
企業数はずっと減り続けています。
そら、非雇用者は増えるよね。そして、ひたすら派遣ばかり増えているわけです。

失業率が20%も30%もあるならそりゃ、雇用が増えたらいいでしょう。そこは争いの余地はほとんどないと思います。
しかし、そうではないのですよね。
失業率が一番悪化したのは、2002年で、5.36%ですか。
そこから、失業率は低くなってますが、自民党政権時代は一人あたりGDPの順位がどんどん落ちていったことは以前に書いたとおりです。

不本意な形で働いている人が増えたってあまり意味ないわけですよ。
かりに夫婦のうちどちらかが子育てに専念したいと思っても、非正規で収入が足りないので、共働きすることに。
もちろんパート。25万(爆)はとても無理で、頑張って7~8万。
子供一人につき保育園に3万。

ならまだいいですけど、保育園にも預けられなくて、仕方なくベビーシッターを。
そうしたらおかしなのに当って子供を殺され、預けた親が悪いと国会議員まで交えてバッシング大会にさらされるとか。
子育て支援があれば働きに出なくてもよかったのにね、の世界なんですが。

自民党などの似非保守界隈は不思議な家族観を出して日本の伝統だの言ってますが、アベ自民の支持者の主張は、それともまったく一致しない形ですよね。

なんならソ連的な共産主義の極端なのにすれば雇用は増えるでしょうよ。全員が労働者であります(笑)

まあ、とにかく仕方なく無理して働く人が増えたのでは、かえって不幸な社会にしかならんでしょう。

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