Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
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7月17日

朝、看護師さんに「昨夜はずいぶんどきどきしていましたね」といわれた。
うみゅみゅ。夢の中では、結構そうなのだろう。起きている時と違ってコントロールできないから、ストレートにどきどきするのだろうな。
昨夜といえば、肩が痛かったのは、一瞬ドキッとしたのだ。なぜかというと心筋梗塞は肩が痛くなることが多いからなのだ。(腕が痛くなるという例は誰も聞いたことがないようだ)
結局、シップを貼って済ませたけど。

昨日、入院することがわかって焦っていた「今後の予定」については、あちこちのキャンセルなどを親に任せて、まったりすごす。(とてもまったりした気分にはなれないが)
ベッドから動けないのだからどうしようもないのだ。
左手の人差し指についたやつが妙に重くて手が疲れている。

午後になって、特別室から、二人部屋に移る。当面の危機は脱したと言うことか。3万の部屋よりは安いだろうし、とにかく悪いことではないだろう。
(補足:これはあとから分かったことだが、こっちの部屋も2万ぐらいはするのだよ。おい!)
部屋の移動にともない左手の人差し指についたやつが取れた。
胸の心電モニターも軽いものになった。これは無線かな。

初日ほどではないが、日中も半分、寝てすごす。
それでも、受け持ちの看護師さんの顔がわかったぜい(この人はかなり顔を近づけて話し掛けてくるのです)。最初の人から変更になったらしい(名前が違うから、そう思う)。
とても可愛らしい人です。
で、その看護師さんに身体を拭いてもらいました。もちろん下半身もだ!
これってちょっと恥ずかしいことかも知れないけど、相変わらずほとんど気にならないのだよなあ。

まだ疲れているようだ。

二人部屋だから、もう一人の患者さんが居るのだけれど、顔などはカーテンに隠れてまったく見えない。声から、おじいさんだと言うことだけはわかるが。
あと看護師さんたちがしきりに呼びかけるので、名前はわかった。

夜になって、そのおじいさんが妙に苦しそうな声を出すので、何回かナースコールをする。(なぜ私がナースコールするのだろうか。まあ、他人のためにナースコールする程度には元気になってきているのだなあ)


7月18日

めがねを持ってきてもらったので早速かける。
いろんな人(主に看護師さんたち)の顔がようやくよく見えるようになる。
朝、昼、晩とやってきては血圧と体温を測っているようだ。
そして3度の食事を運んで来て朝夕の薬をもってきてくれているようだ。

さらに、受け持ちの看護師さんに髭が伸びていることを指摘される。
手元に鏡はないし、ベッドから出られないから自分の顔は見ていないのだ。
まあ、鏡を見るまでもなく、ずっとそっていないのだから髭がのびていることは確かだ。

それで、自分の顔についてあれこれ考えだす。
心臓を患ったということは、目の下にあの凄いクマが出来たりとかするのだろうか(もともとクマが出来やすいけど)。美貌が台無しじゃん。
確実にふけているだろうし、なんか考えるととても悲しくなってきた。
今は、ただの髭おやじか・・・。(クマだからヤマオヤジだろ、とか言わないように。)

鼻のチューブのせいか鼻血がかたまりとなって出ています。鼻をかんだらびっくりでした。もう呼吸も苦しいわけではないし、なんか邪魔な気がしてきた。

今日も隣のお爺さんの声が苦しそうで、夜はナースコール連発。(ていうか、こっちが眠れないではないか・・)

入院してから、未だにうんこがでないので(すでにお腹の中には7食分たまってます)、下剤をもらう。かなり効果の遅い薬のようだ。とりあえず夜中に飲んでみる。いつ効くのかは分からないが、下剤なんて初めて服用した。
まあ、入院も手術も点滴も初めてだったから今さら初めてで驚きはしないけど。(手術も点滴も初めてにしては、あんまり痛くなかったしw)


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