保健福祉の現場から

感じるままに

医療崩壊リスク対策

2021年07月22日 | Weblog
R3.7.23NHK「「全国で第5波に入ってきている」新型コロナ 感染急拡大」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210723/k10013156011000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_040)。<以下引用>
<新型コロナウイルスの新規感染者数を1週間平均で比較すると、東京都では緊急事態宣言が出されている中でも、オリンピックの開幕を前に感染拡大のペースが上がり続けていて、首都圏の3県や大阪府、沖縄県などでも感染が急拡大しています。NHKは各地の自治体で発表された感染者数を元に、1週間平均での新規感染者数の傾向について前の週と比較してまとめました。全国では、先月24日までの1週間では前の週と比べて0.94倍と、6週連続で新規感染者数が減少していましたが、今月1日は1.04倍、今月8日は1.16倍、今月15日は1.41倍、22日まででは1.56倍と、4週連続で増加し、感染が拡大するペースが上がっています。1日当たりの新規感染者数はおよそ3823人となっています。緊急事態宣言下の東京・沖縄で感染急拡大 4回目の緊急事態宣言が出されている東京都は、先月中旬までは5週連続で減少していましたが、先月下旬から増加に転じました。今月8日までの1週間では前の週の1.27倍、今月15日は1.33倍、22日まででは1.56倍と5週連続で増加し、感染が拡大するペースも上がり続けています。1日当たりの新規感染者数はおよそ1373人と、先週よりおよそ490人増え、人口当たりの感染者数は全国で最も高い水準となっています。緊急事態宣言が継続している沖縄県では、今月8日までの1週間では前の週の0.78倍だったのが、今月15日は1.09倍と再び増加に転じ、22日まででは1.92倍と感染が急拡大しています。1日当たりの新規感染者数はおよそ105人で人口当たりの感染者数は東京都に次いで高い水準となっています。重点措置適用の首都圏3県と大阪府でも感染拡大ペース上がる 「まん延防止等重点措置」が適用されている首都圏の3県と大阪府でも感染が急拡大しています。神奈川県は今月8日までの1週間では前の週の1.15倍、今月15日は1.45倍、22日まででは1.43倍と感染が拡大するペースが速い状態が続き、1日当たりの新規感染者数はおよそ492人となっています。埼玉県は今月8日までの1週間では前の週の1.32倍、今月15日は1.48倍、22日まででは1.74倍と感染拡大のペースが上がっていて、1日当たりの新規感染者数はおよそ328人となっています。千葉県は今月8日までの1週間では前の週の1.22倍、今月15日は1.28倍、22日まででは1.40倍と感染拡大のペースが上がっていて、1日当たりの新規感染者数はおよそ265人となっています。大阪府は先月下旬から今月上旬は新規感染者数は横ばいの状況でしたが、今月8日までの1週間では前の週の1.28倍と増加に転じました。その後、今月15日は1.78倍、22日まででは1.58倍と急速な感染拡大となっていて、1日当たりの新規感染者数はおよそ341人となっています。重点措置解除された自治体でも感染者増加 今月11日を期限に重点措置が解除された地域でも、新規感染者数の増加のペースが上がっているところがあります。北海道は今月8日までの1週間では前の週の1.22倍、今月15日は1.52倍、22日まででは1.65倍と増加のペースが上がっていて、1日当たりの新規感染者数はおよそ103人となっています。京都府は今月8日までの1週間では前の週の1.13倍、今月15日は1.68倍、22日まででは1.80倍と増加のペースが上がっていて、1日当たりの新規感染者数はおよそ51人となっています。兵庫県は、今月8日までの1週間では前の週の1.36倍、今月15日は1.77倍、22日まででは1.89倍と増加のペースが上がっていて、1日当たりの新規感染者数はおよそ102人となっています。専門家「第5波に入ってきている」 新型コロナウイルス対策に当たる政府の分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博教授は、現在の感染状況について「全国で感染拡大の第5波に入ってきていることが見えてきている。感染者数が増えると、一定の割合で重症例が出て、50代以下でも亡くなる人が増えてくることを考えておかなければならない。第5波では、感染力が強い変異ウイルス『デルタ株』の影響もあり、第4波の関西で見られたような急激なまん延、医療現場のひっ迫がもう一度全国で起きてもおかしくない状況になりつつある。大きな感染の波は作らないという決意を持って一人一人が感染を防ぐ行動をしないといけない」と述べました。そして、オリンピックが開催される東京の状況については「東京では緊急事態宣言が出されてからまもなく2週間になるが、まだ宣言の効果は見られず、増加が止まらない心配な状況になっている。緊急事態宣言でも感染が収まらないことが見えてきた場合には、さらに強い対策をちゅうちょなく取る覚悟が必要になってくるだろう」と話しています。そのうえで、オリンピックについて「本当に重い決断として、無観客での開催を決めたので競技場の周りに集まって騒いでしまうと、効果が薄れてしまう。競技場の周りでの飲食、酒を飲むような機会があると、感染を広げるリスクを高めることになりかねないので、家でいつもいる人とテレビを通して応援してほしい」と訴えました。>

R3.7.22朝日新聞「都内のコロナ病床「既に厳しい」 若い世代の重症化懸念」(https://www.asahi.com/articles/ASP7P7JHRP7PULBJ00F.html?iref=com_apitop)。<以下一部引用>
<新型コロナウイルスの感染が東京都で激増している。都内の病床は、今後も足りるのか。コロナ患者を診る医師は、変異株が若い世代の重症化を招き、病床を圧迫するのではないかと危惧する。内閣官房の資料によると、東京都内の重症病床の使用率は上昇を続けており、20日時点で52%。「ステージ4(感染爆発段階)」に突入している。東京都品川区の昭和大学病院は、中等症から重症まで、コロナ患者用に38床を用意している。6月前半まで入院患者は10人ほどだった。だが、徐々に増え、今月21日時点で20人が入院中だ。多くが40~50代だという。相良博典院長は、高齢者へのワクチン接種が進んだ影響だとみている。相良院長にとって気がかりなのは、インドで見つかった変異株(デルタ株)の広がりだ。入院患者の半数がデルタ株の感染者だといい、「感染力が強いだけでなく、急速な重症化も引き起こしているのではないか」と指摘する。海外では、デルタ株の患者は、従来株の患者よりも入院率が高いというデータも示されている。重症者用は8床で、40代と50代の2人が治療を受けている。いずれも中等症で入院した後に重症化した。今月はほかにも、40代の患者が自宅療養中に容体が悪化して運ばれてきたが、すでに死亡していた。>

R3.7.22NHK「五輪 東京で感染急拡大に歯止めかからない状況であす開幕」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210722/k10013153401000.html)。<以下引用>
<東京オリンピックは、開催都市の東京都で、新型コロナウイルスの感染の急拡大に歯止めがかからない状況で、23日開幕を迎えます。専門家は、来月初めには7日間平均が今の倍近くになるおそれがあると指摘していて、感染の急激な悪化が懸念される中での開催となることは避けられません。都内では緊急事態宣言のもとでも感染の急拡大に歯止めがかからず、21日、ことし1月以来1800人を超え、7日間平均は1週間で1.5倍になりました。また、入院患者は、ことし5月の第4波のピークを超え、都の専門家は「新規陽性者が急速に増加すれば医療提供体制がひっ迫の危機に直面する」と強い警戒感を示しています。さらに、7日間平均がこのままのペースで増加すれば、大会期間中の来月初めには今の倍になり、「危機的な状況になる」と指摘しています。こうした中、東京オリンピックについて、小池知事は、21日、中止の選択肢がないとする認識を改めて示しました。大会は23日開幕を迎えますが、感染の急激な悪化が懸念されるなかでの開催となることは避けられません。都としては、大会関係者で感染する人に加えて、相次ぐ熱中症の患者などにも対応できるよう医療提供体制を維持できるかが課題です。>

R3.7.21朝日新聞「「第5波が進行、爆発的増加を懸念」 日本医師会長」(https://www.asahi.com/articles/ASP7P5RT4P7PUTFL00F.html)。<以下引用>
<日本医師会の中川俊男会長は21日の定例会見で、首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染再拡大が急激に進んでいることについて「第5波が進行している」と述べた。感染力の強い変異株は「病態がまだわからないことも多い」として、若い人も重症化する可能性があることを強調した。中川会長は、1日あたりの新規感染者数が東京で2千人を超えた今年1月の「第3波」を超える可能性がある、とも指摘した。東京都では21日、1832人の新たな感染が確認されており、前週の同じ曜日から683人増えた。記者団から「第5波の中で東京五輪が開幕することをどう受け止めるか」と問われると、「五輪に関係なく、爆発的増加を懸念している」と話した。>

R3.7.21日刊ゲンダイ「五輪強行が招く人災「40代・50代コロナ死」続出リスク 重症病床使用率すでにステージ4突破」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292231)が目に止まった。東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/index.html)のR3.7.21「専門家によるモニタリングコメント・意見」(https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/014/313/54kai/20210721_03.pdf)p4「無症状の陽性者が早期に診断され、感染拡大防止に繋がるよう、保健所への継続した支援を実施し、保健所の調査機能を最大限発揮することが必要」・p5「積極的疫学調査を充実し、クラスターを早期に発見する必要」・p6「職場や施設における感染状況をいち早く把握し、速やかに濃厚接触者の検査を行う体制を強化することが必要」・p8「発熱や咳、痰、倦怠感等の症状がある場合は、まず、かかりつけ医に電話相談する等、早期に PCR 検査を受けるよう啓発する必要」のような「早期発見」は一つのポイントであるが、p12「重症患者の 75%は 60 代以下」を鑑みると、「早期治療」も重要と感じる(特に重症化リスク保有者)。R3.7.19「新型コロナウイルス治療薬の特例承認について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19940.html)(https://www.mhlw.go.jp/content/11123000/000807746.pdf)が出ており、「重症化リスク因子を有し、酸素投与を要しない患者を対象に投与」に対する期待が大きい。R3.7.20「新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬「カシリビマブ及びイムデビマブ」の医療機関への配分について(依頼)」(https://www.mhlw.go.jp/content/000808613.pdf)p2「本剤は、現状、安定的な供給が難しいことから、当面の間、これらの患者のうち、重症化リスクのある者として入院治療を要する者を投与対象者として配分を行うこと」とあり、緊急事態宣言地域(https://corona.go.jp/emergency/)に優先的に「カシリビマブ・イムデビマブ(ロナプリーブ点滴静注®)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19940.html)(https://www.mhlw.go.jp/content/11123000/000807746.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/000808613.pdf)が供給されても良いように感じる。なお、R3.7.10日刊ゲンダイ「新型コロナ治療はここまで進んでいる 臨床にあたる医師に聞いた」(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/276472)で「江戸川区では、新型コロナウイルスに感染していると診断され、39度近い高熱が5日以上続いていたり酸素飽和度が95%を下回っているような患者が入院の対象となっている。」とある。R3.7.5「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第5.1版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000801626.pdf)p42「自宅療養者に対して行う診療プロトコール」では、「SpO2低下(≦93%)があれば酸素療法とステロイド投与を行う」とあるが、抗ウイルス薬はない。R3.4.13Web医事新報「内科学会「新型コロナ特別シンポ」詳報:治療薬・ワクチン巡り議論、臨床現場での「アビガン」使用に批判も【Breakthrough 医薬品研究開発の舞台裏〈特別編〉】」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16972)で紹介される「国立国際医療研究センターCOVID-19治療フローチャート」では、SpO2 94%以下になっていない場合や、「肺炎像があっても重症化リスクがなければ経過観察」である。R3.4.21NHK「継続審議中の新型コロナ治療薬「アビガン」新たな治験開始」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210421/k10012987541000.html)、R3.7.1読売新聞「コロナ患者に「イベルメクチン」治験開始へ…ノーベル賞の大村氏が開発貢献」(https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210701-OYT1T50207/)、R3.7.6毎日新聞「コロナ新薬、国内治験 海外2社の経口薬で開始」(https://mainichi.jp/articles/20210706/ddm/012/040/081000c)は第5波に間に合わない。R3.4.13Web医事新報「内科学会「新型コロナ特別シンポ」詳報:治療薬・ワクチン巡り議論、臨床現場での「アビガン」使用に批判も【Breakthrough 医薬品研究開発の舞台裏〈特別編〉】」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16972)で紹介される「国立国際医療研究センターCOVID-19治療フローチャート」がバックに控えていれば、宿泊療養・自宅療養における「ファビピラビル(アビガン®)」(https://brand.fujifilm.com/covid19/jp/avigan.html)、「イベルメクチン(ストロメクトール®)」(http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se64/se6429008.html)の軽症者(自宅療養、宿泊療養)での国内治験を進めるチャンスはいくらでもあったはずである。感染症法によって専門病院に入院しなければ、まともに抗ウイルス薬治療できない状況から転換しなければいけない。R3.7.16「新型コロナウイルス感染症治療薬の治験に係る被験者募集の情報提供の取扱いについて」(https://www.mhlw.go.jp/content/000807637.pdf)では「特に、軽症かつ発症早期の患者を対象とする治験においては、PCR検査を実施する地域外来・検査センター等、発症早期又は発症前の段階で患者が訪れる場所においても、被験者の募集を効率的に行えることが有用であると考えられます。」とされており、軌道修正すべきである。R3.5.13衆議院「国民の命を救うための新型コロナウイルス感染症治療薬の政府主導による治験等に関する質問主意書」(https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_s.nsf/html/shitsumon/pdfS/a204133.pdf/$File/a204133.pdf)のR3.5.25答弁書(https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_t.nsf/html/shitsumon/pdfT/b204133.pdf/$File/b204133.pdf)p1「「自宅療養やホテル療養となっている患者」に対し、医師の判断により投与が行われることがあり得ると承知」ならば、R3.4.27厚労省「新型コロナウイルス感染症に対するアビガン(一般名:ファビピラビル)に係る観察研究の概要及び同研究に使用するための医薬品の提供について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000773801.pdf)p2「自宅療養及び療養施設での投薬はできない」を至急訂正すべきである。また、R3.3.9東京都医師会定例会見(https://www.tokyo.med.or.jp/press_conference/tmapc20210309)でR3.3.9東京都医師会「新型コロナの重症化を抑えるイベルメクチンの有用性」(https://www.tokyo.med.or.jp/wp-content/uploads/press_conference/application/pdf/20210309-5.pdf)が出され、R3.6.16JBpress「標準治療にならないアビガンとイベルメクチン、判断は妥当な理由」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/65662)でも「イベルメクチンを試してみる価値はある」とある。R2.11.27Web医事新報「[緊急寄稿]これからの新型コロナ対策はどうあるべきか,PCR検査,そしてアビガン 菅谷憲夫」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=15981)で「ファビピラビルを院内感染,施設内感染対策にも使用することを考慮すべきである。」とあったが、今後、「インフルエンザ施設内感染予防の手引き」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/tebiki25.pdf)p10「施設内感染伝播が発生している場合には、適切なリスク評価のもと、早期の抗ウイルス薬予防投薬なども考慮されうる。」、「疥癬対策マニュアル」(https://www.maruho.co.jp/medical/scabies/manual/manual04.html)の「内服薬 原則的に確定診断がついた患者に投与する。その患者と接触の機会があり、疥癬様の症状がある方に予防的投与することがある:イベルメクチン 約200μg/kgを空腹時に1回、水で内服する。」のように、「ファビピラビル(アビガン®)」(https://brand.fujifilm.com/covid19/jp/avigan.html)や「イベルメクチン(ストロメクトール®)」(http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se64/se6429008.html)の予防投薬を試みることも考えられるであろう。R3.5.27デイリー新潮「「イベルメクチン」治験でも日本は後進国か ノーベル賞・大村教授が講演で有効性を解説」(https://www.dailyshincho.jp/article/2021/05260556/?all=1)では「米国の医師団「新型コロナ救命治療最前線同盟」(FLCCC)の論文によると、臨床試験の対象患者約1万5400人にメタ分析が行われた結果、早期治療では82%、後期治療では51%、発症予防では87%の改善が認められた。」とあり、国内では「手持ちのイベルメクチンはもう使い切り、問屋に問い合わせても『出荷調整中』と言われ、手に入りません」(https://www.dailyshincho.jp/article/2021/05260556/?all=1&page=2)と実際に予防投薬されている場合も少なくないかもしれない。R3.7.22日刊ゲンダイ「コロナ治療に特例承認「抗体カクテル」って何? メリットとデメリットを専門家が語る」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292237)では「治療費は全額公費負担とはいえ、薬価はかなりの高額になると思われ、やたらと投与できない。目の前の患者が重症化しそうかどうかを、医師が短期間のうちに見極めねばならず、かなり難しい作業となる。また、投与は入院患者に限定されるでしょうから、それほど普及しないかもしれません」とある一方で、ウィキペディア「ファビピラビル」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%93%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%AB)の「厚生労働省は備蓄用のアビガン錠を数回に亘って随意契約で購入しており、落札価格が開示されているので、そこから購入単価を推定することは可能である。例えば平成29年度(2017年度)の随意契約「抗インフルエンザウイルス薬(アビガン錠200mg)3万人分の購入」では、平成29年6月1日付の官報に、落札価格が158,950,000円と公示されており、これから計算すれば、1人当たり約5298.3円、抗インフルエンザ用途の場合の1人当たりアビガン投与量を「200mg錠×40錠」とすれば、1錠約132.5円」「2020年8月4日、Sun Pharmaは、ジェネリックであるファビピラビル(販売名:FluGuard)200 mg錠を、1錠あたり35ルピーで発売すると発表」、ストロメクトール錠3mg薬価652.6円(https://yakka-search.com/index.php?s=610462042&stype=9)は魅力的かもしれない。東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/index.html)のR3.7.21「専門家によるモニタリングコメント・意見」(https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/014/313/54kai/20210721_03.pdf)には、自宅療養・宿泊療養での治療や予防投薬はないが、国が打ち出さなければいけないであろう。
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