R3.7.21読売新聞「東京などから福岡訪問、空港や駅で無料PCR検査へ…8月末まで「水際対策」」(https://www.yomiuri.co.jp/national/20210721-OYT1T50070/)。<以下引用>
<福岡県は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の「水際対策」として検討していた福岡空港などでのPCR検査について、28日から8月末まで無料で実施することを決めた。福岡空港でスタートし、8月上旬までに北九州空港やJR博多駅、小倉駅でも始める。関係者によると、検査の対象は、緊急事態宣言が発令されている東京都、沖縄県のほか、まん延防止等重点措置が適用されている神奈川県、埼玉県、大阪府などからの来県者。こうした地域を訪れた福岡県民も検査の対象に加え、希望者に実施する。各検査場では唾液を使った検査を行う予定で、結果は翌日通知する。受検者を増やすために無料で行う考えで、4か所での受検者は1日計数百人を想定している。>
「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html)のR3.7.7資料1(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000803138.pdf)p2「今後、4連休や夏休み、お盆などで県境を越えるような移動が活発になり、普段会わない人と会う機会が増えるなど、これまでの日常とは異なる行動につながる可能性があり、更なる感染拡大や各地への影響が強く懸念される。」ならば、「夏休み期間中、羽田や伊丹、福岡空港から沖縄と北海道に向かう航空便搭乗者のうち、希望者に無料でPCR検査や抗原定量検査を実施する方針」(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/783374)のような期間限定・地域限定・航空便限定ではなく、「移動と検査の組み合わせ」を促進すべきと感じる。宮崎県「本県と県外との間を往来する方へのPCR検査の支援について」(https://www.pref.miyazaki.lg.jp/sogoseisaku/covid-19/torikumi/20210622084657.html)、徳島県「【8/22(日)までに徳島県へ帰省予定の方へ】県外からやむを得ず帰省される方は、事前のPCR検査を無料で受けられます。」(https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kenko/kansensho/5048105/)など自治体行政事業として行われている。また、R3.7.15JR東日本「グランクラス(飲料・軽食あり)の車内サービス中止について」(https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210715_ho02.pdf)をみると、接客サービス従事者のワクチン接種が気になるところかもしれない。ところで、R3.3.25産経新聞「PCR検査キットが自動販売機で買える!株式会社東亜産業が、PCR検査キット専用自動販売機の設置を開始!」(https://www.sankei.com/economy/news/210325/prl2103251146-n1.html)、R3.7.8朝日新聞「PCR検査キットの自販機 大村市の食品店設置 県内初」(https://www.asahi.com/articles/ASP776V2HP75TOLB00F.html)が出ているが、新型コロナ検査キットの自動販売機はどれほど普及しているのであろうか。自動販売の検査精度も気になるところかもしれない。スポーツ界では定期的な検査が行われているが、一般社会では限界があるように感じる。例えば、抗原簡易キットのネット販売(https://plus.fujikon-hd.com/products/list?category_id=29)の利用も十分あり得るように感じるが、検査精度が問われる。R3.6.9「医療機関・高齢者施設等への抗原簡易キットの配布事業について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000791150.pdf)が発出されているが、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計に掲載される「集団感染等発生状況」をみると、抗原簡易キットは企業や学校のほか、イベント等でも積極的に活用されても良いように感じる。R3.6.4「新型コロナウイルス感染症(COVID 19)病原体検査の指針(第4版)」(https://www.mhlw.go.jp/content/000788513.pdf)p12「抗原定性検査は、検体の粘性が高い場合や小児などに偽陽性が生じることが報告」、p17「抗原定性検査で陽性となった場合は必要に応じて核酸検出検査等で確定診断を行い、陰性となった場合でも、濃厚接触者に対しては追加的に核酸検出検査等を実施する」とあるが、偽陽性を防ぐためにも、また、ゲノム検査につなげるためにも、抗原検査(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00132.html#h2_free2)陽性の場合の行政検査としてのPCR検査(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00132.html#h2_free1)を明確に位置付けるべきである。
<福岡県は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の「水際対策」として検討していた福岡空港などでのPCR検査について、28日から8月末まで無料で実施することを決めた。福岡空港でスタートし、8月上旬までに北九州空港やJR博多駅、小倉駅でも始める。関係者によると、検査の対象は、緊急事態宣言が発令されている東京都、沖縄県のほか、まん延防止等重点措置が適用されている神奈川県、埼玉県、大阪府などからの来県者。こうした地域を訪れた福岡県民も検査の対象に加え、希望者に実施する。各検査場では唾液を使った検査を行う予定で、結果は翌日通知する。受検者を増やすために無料で行う考えで、4か所での受検者は1日計数百人を想定している。>
「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html)のR3.7.7資料1(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000803138.pdf)p2「今後、4連休や夏休み、お盆などで県境を越えるような移動が活発になり、普段会わない人と会う機会が増えるなど、これまでの日常とは異なる行動につながる可能性があり、更なる感染拡大や各地への影響が強く懸念される。」ならば、「夏休み期間中、羽田や伊丹、福岡空港から沖縄と北海道に向かう航空便搭乗者のうち、希望者に無料でPCR検査や抗原定量検査を実施する方針」(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/783374)のような期間限定・地域限定・航空便限定ではなく、「移動と検査の組み合わせ」を促進すべきと感じる。宮崎県「本県と県外との間を往来する方へのPCR検査の支援について」(https://www.pref.miyazaki.lg.jp/sogoseisaku/covid-19/torikumi/20210622084657.html)、徳島県「【8/22(日)までに徳島県へ帰省予定の方へ】県外からやむを得ず帰省される方は、事前のPCR検査を無料で受けられます。」(https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kenko/kansensho/5048105/)など自治体行政事業として行われている。また、R3.7.15JR東日本「グランクラス(飲料・軽食あり)の車内サービス中止について」(https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210715_ho02.pdf)をみると、接客サービス従事者のワクチン接種が気になるところかもしれない。ところで、R3.3.25産経新聞「PCR検査キットが自動販売機で買える!株式会社東亜産業が、PCR検査キット専用自動販売機の設置を開始!」(https://www.sankei.com/economy/news/210325/prl2103251146-n1.html)、R3.7.8朝日新聞「PCR検査キットの自販機 大村市の食品店設置 県内初」(https://www.asahi.com/articles/ASP776V2HP75TOLB00F.html)が出ているが、新型コロナ検査キットの自動販売機はどれほど普及しているのであろうか。自動販売の検査精度も気になるところかもしれない。スポーツ界では定期的な検査が行われているが、一般社会では限界があるように感じる。例えば、抗原簡易キットのネット販売(https://plus.fujikon-hd.com/products/list?category_id=29)の利用も十分あり得るように感じるが、検査精度が問われる。R3.6.9「医療機関・高齢者施設等への抗原簡易キットの配布事業について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000791150.pdf)が発出されているが、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計に掲載される「集団感染等発生状況」をみると、抗原簡易キットは企業や学校のほか、イベント等でも積極的に活用されても良いように感じる。R3.6.4「新型コロナウイルス感染症(COVID 19)病原体検査の指針(第4版)」(https://www.mhlw.go.jp/content/000788513.pdf)p12「抗原定性検査は、検体の粘性が高い場合や小児などに偽陽性が生じることが報告」、p17「抗原定性検査で陽性となった場合は必要に応じて核酸検出検査等で確定診断を行い、陰性となった場合でも、濃厚接触者に対しては追加的に核酸検出検査等を実施する」とあるが、偽陽性を防ぐためにも、また、ゲノム検査につなげるためにも、抗原検査(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00132.html#h2_free2)陽性の場合の行政検査としてのPCR検査(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00132.html#h2_free1)を明確に位置付けるべきである。