NHK「新型肺炎 新たに3人の感染確認 国内での感染確認 20人に」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200201/k10012269061000.html?utm_int=news_contents_news-main_001)。<以下引用>
<中国 湖北省武漢から、チャーター機で帰国した日本人のうち、1日、新たに3人が新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。このうち1人は第1便で帰国した人で、当初の検査では感染は確認されませんでしたが、その後の追加検査で感染が明らかになりました。新たに感染が確認されたのは、政府が用意したチャーター機で武漢から帰国した30代から40代の男性3人です。厚生労働省によりますと、このうちの1人は先月29日に第1便に乗って帰国した40代の男性で、帰国時に発熱やせきの症状が出たため入院し、ウイルス検査を受けましたが、この時は感染は確認されませんでした。しかしその後、医療機関がウイルス性肺炎の可能性が高いと判断したため追加検査が行われ、1日に感染が確認されました。ほかの2人は先月31日、チャーター機の第3便で帰国した30代と40代の男性で、このうち30代の男性は発熱などの症状は見られないということです。40代の男性は帰国した時にせきや発熱の症状があったため入院していました。これまでに武漢からチャーター機で帰国した日本人565人のうち、ウイルスへの感染が確認されたのは8人となりました。また、国内で感染が確認された人は合わせて20人となりました。厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザと同様に手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。>
NHK「新型肺炎 千葉の女性ガイド 3次感染の可能性も」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200201/k10012268331000.html?utm_int=news_contents_news-main_003)。<以下引用>
<新型コロナウイルスへの感染が確認された日本人のバス運転手と、同じツアーに同行していた、千葉県の女性ガイドが、31日、ウイルスに感染していることが確認されました。厚生労働省は女性がバスの運転手から感染し、国内でウイルスの3次感染が起きた可能性があるとみて調べています。厚生労働省によりますと、新たに感染が確認された3人のうち、千葉県に住む外国籍の20代の女性ガイドは、1月17日から22日まで中国・遼寧省大連から来た中国人旅行客が参加するツアーに同行していました。このツアーでは1月28日に新型コロナウイルスへの感染が確認された奈良県の60代の男性運転手が、バスを運転していました。女性は先月20日ごろからせきや鼻水の症状が出て、男性運転手との接触歴があったことからウイルス検査を受け、31日、感染が確認されました。女性はせきなどを発症する少なくとも2週間前は、海外の渡航歴が無く、武漢から来た人との接触もなかったとみられ、男性運転手からウイルスが感染した可能性があるということです。男性運転手は別のツアーで武漢から来た旅行客からウイルスに感染したとみられていて、厚生労働省は国内で3次感染が起きた可能性があるとみて、調べています。一方で、厚生労働省の会見に同席したWHO=世界保健機関の元西太平洋地域事務局長の尾身茂さんは、「仮に3次感染が起きていたとしても、感染源ははっきりしていて追跡できている」として、感染が次々に広がっている状況ではないという見解を示しました。また、政府が用意したチャーター機の第2便で30日、武漢から帰国した30代と50代の日本人男性2人もウイルスへの感染が確認されました。2人は帰国した際には発熱などの症状は見られませんでしたが、念のため、東京 新宿区の病院でウイルス検査を受けていました。チャーター機の帰国者で感染が確認されたのは5人目で、症状の無い人の感染が確認されたのは4人目です。国内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、17人となりました。厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めて欲しいと呼びかけています。>
29日付で事務連絡「新型コロナウイルスに関するQ&A」等の周知について」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2020/200130_2.pdf)が発出され、「新型コロナウイルスに関するQ&A」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html)とともに、「高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版(2019年3月)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index_00003.html)、「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000201596.pdf)の周知が要請されている。文科省「感染症対策」(https://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/1353635.htm)でも、厚労省「中華人民共和国湖北省武漢市における原因不明肺炎の発生について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)、感染症疫学センター「コロナウイルスに関する解説及び中国湖北省武漢市等で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に関連する情報」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-corona/9305-corona.html)、内閣官房「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」(https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html)、WHO「Novel Coronavirus (2019-nCoV)」(https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019)のリンクが張られても良いように感じる。さて、28日「新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令等の施行について(施行通知)」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000589747.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000589748.pdf)が発出されたが、今後の状況によっては、感染症指定医療機関(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou15/02-02.html)の感染症病床でカバーできない場合の対応検討も必要かもしれない。また、日本医師会「新型コロナウイルスに関連した感染症に関する日医の対応」(http://www.med.or.jp/nichiionline/article/009101.html)では「発熱、咳、呼吸困難の症状があり、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から渡航された方、もしくは、同ウイルス感染者と濃厚接触があった方は、いきなり医療機関を受診することはせず、必ず事前に最寄りの保健所や医療機関に電話で相談して欲しい」とあったように、「いきなり受診」は避ける必要がある。今回の新型コロナウイルス対応では「新型インフルエンザ発生時の相談先と医療機関」(https://www.mhlw.go.jp/stf/infulenza02.html)の体制(コールセンター、帰国者・接触者相談センター、帰国者・接触者外来、新型入院医療機関)と同様な体制が至急構築されるべきである。全国各地の保健所(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/)には対応(http://www.phcd.jp/02/kenkyu/chiikihoken/html/2019.html#no02)の一環として「帰国者・接触者相談センター」の役割も期待されるであろう。健康危機管理の役割が果たせてこその保健所である。政府として、水際対策(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000585391.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000586401.pdf)を強調するのも悪くないが、潜伏期間内では役立たず、日本国内でキャリア(無症状病原体保有者)も確認されていることを認識したい。中国全土をはじめ世界各地に拡大している中で、23日付の事務連絡「新型コロナウイルスに関する検査対応について(協力依頼)」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000587893.pdf)の「新型コロナウイルス感染症の疑い例のスクリーニング」が「武漢市」関連に限定されているのはおかしい。29日事務連絡「新型コロナウイルスに係る厚生労働省健康フォローアップセンターの設置について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000590024.pdf)では「自治体との情報共有等の詳細については、追って通知いたします。」とあったが、タイムリーな対応が期待される。「インバウンド感染症への対応~東京2020大会に向けて~感染症クイック・リファレンス(日本感染症学会)」(http://www.kansensho.or.jp/ref/index.html)には「新型コロナウイルス」が追加されるべきである。春節(https://chukaeki.com/chunjie/)と潜伏期間を考慮すれば、来週の発生動向が注目される。仮に、2月中旬以降も拡大傾向が続けば、長期戦覚悟かもしれない。ウイルス変異もないとはいえないであろう。「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎に関する世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言(令和2年1月31日)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09241.html)は先週出ても良かったと感じる方が少なくないであろう。産経新聞「中国に配慮か 緊急事態宣言で後手に回ったWHO」(https://www.sankei.com/world/news/200131/wor2001310014-n1.html)、時事通信「「並外れた措置取った」 WHOトップ、目立つ中国賛辞―新型肺炎」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2020013100312&g=int)と報じられている。
<中国 湖北省武漢から、チャーター機で帰国した日本人のうち、1日、新たに3人が新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。このうち1人は第1便で帰国した人で、当初の検査では感染は確認されませんでしたが、その後の追加検査で感染が明らかになりました。新たに感染が確認されたのは、政府が用意したチャーター機で武漢から帰国した30代から40代の男性3人です。厚生労働省によりますと、このうちの1人は先月29日に第1便に乗って帰国した40代の男性で、帰国時に発熱やせきの症状が出たため入院し、ウイルス検査を受けましたが、この時は感染は確認されませんでした。しかしその後、医療機関がウイルス性肺炎の可能性が高いと判断したため追加検査が行われ、1日に感染が確認されました。ほかの2人は先月31日、チャーター機の第3便で帰国した30代と40代の男性で、このうち30代の男性は発熱などの症状は見られないということです。40代の男性は帰国した時にせきや発熱の症状があったため入院していました。これまでに武漢からチャーター機で帰国した日本人565人のうち、ウイルスへの感染が確認されたのは8人となりました。また、国内で感染が確認された人は合わせて20人となりました。厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザと同様に手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。>
NHK「新型肺炎 千葉の女性ガイド 3次感染の可能性も」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200201/k10012268331000.html?utm_int=news_contents_news-main_003)。<以下引用>
<新型コロナウイルスへの感染が確認された日本人のバス運転手と、同じツアーに同行していた、千葉県の女性ガイドが、31日、ウイルスに感染していることが確認されました。厚生労働省は女性がバスの運転手から感染し、国内でウイルスの3次感染が起きた可能性があるとみて調べています。厚生労働省によりますと、新たに感染が確認された3人のうち、千葉県に住む外国籍の20代の女性ガイドは、1月17日から22日まで中国・遼寧省大連から来た中国人旅行客が参加するツアーに同行していました。このツアーでは1月28日に新型コロナウイルスへの感染が確認された奈良県の60代の男性運転手が、バスを運転していました。女性は先月20日ごろからせきや鼻水の症状が出て、男性運転手との接触歴があったことからウイルス検査を受け、31日、感染が確認されました。女性はせきなどを発症する少なくとも2週間前は、海外の渡航歴が無く、武漢から来た人との接触もなかったとみられ、男性運転手からウイルスが感染した可能性があるということです。男性運転手は別のツアーで武漢から来た旅行客からウイルスに感染したとみられていて、厚生労働省は国内で3次感染が起きた可能性があるとみて、調べています。一方で、厚生労働省の会見に同席したWHO=世界保健機関の元西太平洋地域事務局長の尾身茂さんは、「仮に3次感染が起きていたとしても、感染源ははっきりしていて追跡できている」として、感染が次々に広がっている状況ではないという見解を示しました。また、政府が用意したチャーター機の第2便で30日、武漢から帰国した30代と50代の日本人男性2人もウイルスへの感染が確認されました。2人は帰国した際には発熱などの症状は見られませんでしたが、念のため、東京 新宿区の病院でウイルス検査を受けていました。チャーター機の帰国者で感染が確認されたのは5人目で、症状の無い人の感染が確認されたのは4人目です。国内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、17人となりました。厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めて欲しいと呼びかけています。>
29日付で事務連絡「新型コロナウイルスに関するQ&A」等の周知について」(https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2020/200130_2.pdf)が発出され、「新型コロナウイルスに関するQ&A」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html)とともに、「高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版(2019年3月)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index_00003.html)、「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000201596.pdf)の周知が要請されている。文科省「感染症対策」(https://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/1353635.htm)でも、厚労省「中華人民共和国湖北省武漢市における原因不明肺炎の発生について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)、感染症疫学センター「コロナウイルスに関する解説及び中国湖北省武漢市等で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に関連する情報」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-corona/9305-corona.html)、内閣官房「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」(https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html)、WHO「Novel Coronavirus (2019-nCoV)」(https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019)のリンクが張られても良いように感じる。さて、28日「新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令等の施行について(施行通知)」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000589747.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000589748.pdf)が発出されたが、今後の状況によっては、感染症指定医療機関(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou15/02-02.html)の感染症病床でカバーできない場合の対応検討も必要かもしれない。また、日本医師会「新型コロナウイルスに関連した感染症に関する日医の対応」(http://www.med.or.jp/nichiionline/article/009101.html)では「発熱、咳、呼吸困難の症状があり、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から渡航された方、もしくは、同ウイルス感染者と濃厚接触があった方は、いきなり医療機関を受診することはせず、必ず事前に最寄りの保健所や医療機関に電話で相談して欲しい」とあったように、「いきなり受診」は避ける必要がある。今回の新型コロナウイルス対応では「新型インフルエンザ発生時の相談先と医療機関」(https://www.mhlw.go.jp/stf/infulenza02.html)の体制(コールセンター、帰国者・接触者相談センター、帰国者・接触者外来、新型入院医療機関)と同様な体制が至急構築されるべきである。全国各地の保健所(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/)には対応(http://www.phcd.jp/02/kenkyu/chiikihoken/html/2019.html#no02)の一環として「帰国者・接触者相談センター」の役割も期待されるであろう。健康危機管理の役割が果たせてこその保健所である。政府として、水際対策(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000585391.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000586401.pdf)を強調するのも悪くないが、潜伏期間内では役立たず、日本国内でキャリア(無症状病原体保有者)も確認されていることを認識したい。中国全土をはじめ世界各地に拡大している中で、23日付の事務連絡「新型コロナウイルスに関する検査対応について(協力依頼)」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000587893.pdf)の「新型コロナウイルス感染症の疑い例のスクリーニング」が「武漢市」関連に限定されているのはおかしい。29日事務連絡「新型コロナウイルスに係る厚生労働省健康フォローアップセンターの設置について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000590024.pdf)では「自治体との情報共有等の詳細については、追って通知いたします。」とあったが、タイムリーな対応が期待される。「インバウンド感染症への対応~東京2020大会に向けて~感染症クイック・リファレンス(日本感染症学会)」(http://www.kansensho.or.jp/ref/index.html)には「新型コロナウイルス」が追加されるべきである。春節(https://chukaeki.com/chunjie/)と潜伏期間を考慮すれば、来週の発生動向が注目される。仮に、2月中旬以降も拡大傾向が続けば、長期戦覚悟かもしれない。ウイルス変異もないとはいえないであろう。「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎に関する世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言(令和2年1月31日)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09241.html)は先週出ても良かったと感じる方が少なくないであろう。産経新聞「中国に配慮か 緊急事態宣言で後手に回ったWHO」(https://www.sankei.com/world/news/200131/wor2001310014-n1.html)、時事通信「「並外れた措置取った」 WHOトップ、目立つ中国賛辞―新型肺炎」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2020013100312&g=int)と報じられている。