R3.7.10朝日新聞「浮上したコロナ50代問題 高齢者に代わり病床埋める訳」(https://www.asahi.com/articles/ASP796535P79UTIL01R.html?iref=com_apitop)。<以下引用>
<新型コロナウイルスの感染で「50代問題」が起きている。感染者数が全国最多の東京都では、入院患者数も重症者数も世代別で50代が最も多い。働き盛りのために外出しがちな一方で、基礎疾患を持つ人が多い世代のため、症状が重くなる人が増えているとみられる。この世代での感染が増えれば病床を逼迫(ひっぱく)させかねないとみて、都は、テレワークの徹底などを求める。「陽性者数にしても入院患者数にしても、高齢者層から50代の方に移ってきている。まさに『50代問題』と言っても過言ではない」 東京に4度目の緊急事態宣言が出ることが決まった8日夜の緊急会見で、小池百合子知事はそう強調した。今回の宣言にあたり、都は対策の3本柱として、「飲食店対策の強化」、「ワクチン接種の推進」と並んで、「50代問題への重点的な対応」を掲げる。小池知事が「50代問題」に言及したのは、これまで病床逼迫の要因となってきた高齢者世代に代わって、この世代が最も病床を埋めているからだ。>
R3.7.11NHK「新型コロナ 感染再拡大の東京都 重症患者数40~50代で増加」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210711/k10013132991000.html)。<以下引用>
<新型コロナウイルスに感染して重症となった患者は、感染が再拡大している東京都では40代から50代で増加し、ことし春以降の感染拡大の「第4波」のピーク時をすでに上回っています。専門家は感染対策を続けながら、ワクチンの接種を進める必要があると指摘しています。重症者数 全国は減少も 東京都では増加 全国の重症患者数は、ことし5月26日の1413人をピークに減少が続き、10日時点で428人となっています。一方で、感染が再拡大している東京都では、先月26日には37人だったのが、10日時点で63人と増加しています。東京都は特に40~50代の重症者が増加 特に増えているのが40代から50代の重症患者です。▽先月18日には4人でしたが徐々に増え、▽先月27日には11人、▽そして今月6日には26人と、感染拡大の第4波で最も多かった5月11日の25人を超えました。▽今月7日には28人となっています。一方、60代は感染拡大の「第4波」では、5月18日が29人で最も多くなりましたが、徐々に減って、先月下旬からは10人前後が続いています。また70代以上では、5月28日に34人になって以降、減少傾向が続き、今月7日の時点では19人で、より高齢の世代では増加が抑えられています。厚生労働省の専門家会合は、高齢者ではワクチン接種が進み、重症患者の増加が抑えられている一方、接種が進んでいない40代や50代で重症患者が増えていると分析しています。政府の分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博教授は「40代50代に接種が進んでいない状況の中で、感染が再拡大すると重症例が増えて、医療のひっ迫につながるリスクがある。しっかりと感染対策を取って、時間稼ぎを行いながら、接種を進めて行く大事な時期だ」と話しています。都内の重症入院患者 幅広い世代で増加 新型コロナウイルスの重症患者を受け入れている東京 文京区の東京医科歯科大学附属病院では、入院患者が幅広い世代で増え始めていて、警戒感を強めています。病院では今回の感染拡大で、新型コロナに感染して入院する患者が先月下旬以降増加し、9日の時点で12人が入院しています。このうちの3人は感染力が強いインドで確認された変異ウイルス「デルタ株」への感染が確認されたということです。植木穣病院長補佐によりますと、これまでの感染拡大で多かった高齢世代だけでなく、幅広い世代の患者が入院しているということです。9日の時点で、重症患者は50代と70代の2人で、重症患者が入院する病棟では現在はまだ対応できる状態ですが、重症患者の治療には医師や看護師など多くの医療スタッフが必要で、病院では今後、デルタ株への置き換わりが進んで感染がさらに広がり、患者が増えることを警戒しています。植木病院長補佐は「これまでの感染拡大では、若い人の入院が先に増えて、その後、高齢者が増える傾向があり、今は感染の波の前半部分を見ているのかもしれない。今、高齢の患者ではワクチンを打てていない人が入院している傾向があるので、ワクチンの効果はあると考えている。東京では新規感染者数も『第4波』のピーク時近くの数に達し、緊急事態宣言が出されても世の中が驚かなくなっている。次の感染の波の高さ次第では、また一気に病床が埋まることも考えられ、懸念している」と話しています。>
R3.7.10日刊ゲンダイ「新型コロナ治療はここまで進んでいる 臨床にあたる医師に聞いた」(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/276472)で「江戸川区では、新型コロナウイルスに感染していると診断され、39度近い高熱が5日以上続いていたり酸素飽和度が95%を下回っているような患者が入院の対象となっている。」とある。R3.4.13Web医事新報「内科学会「新型コロナ特別シンポ」詳報:治療薬・ワクチン巡り議論、臨床現場での「アビガン」使用に批判も【Breakthrough 医薬品研究開発の舞台裏〈特別編〉】」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16972)で紹介される「国立国際医療研究センターCOVID-19治療フローチャート」では、SpO2 94%以下になっていない場合や、「肺炎像があっても重症化リスクがなければ経過観察」であるが、比較的病床に余裕がある間は50代での入院ケースが増えていないとも限らないかもしれない。「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html)のR3.4.27資料3-7(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000774319.pdf)p6「第3波後半ではファビピラビル・シクレソニドの使用が顕著に減少し、レムデシビル、ステロイド全身投与、抗凝固薬の使用が増加した」とあり、「COVID-19に関するレジストリ研究」(https://covid-registry.ncgm.go.jp/)における治療内容は大きく変化しているが、それが、R3.4.26NHK「新型コロナ 国内の死者1万人超える 約80%は去年12月以降死亡」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210426/k10012997681000.html?utm_int=all_side_ranking-access_003)につながった可能性が懸念された可能性があるかもしれない。R3.4.13Web医事新報「内科学会「新型コロナ特別シンポ」詳報:治療薬・ワクチン巡り議論、臨床現場での「アビガン」使用に批判も【Breakthrough 医薬品研究開発の舞台裏〈特別編〉】」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16972)で紹介される「国立国際医療研究センターCOVID-19治療フローチャート」がバックに控えていれば、宿泊療養・自宅療養における「ファビピラビル(アビガン®)」(https://brand.fujifilm.com/covid19/jp/avigan.html)、「イベルメクチン(ストロメクトール®)」(http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se64/se6429008.html)の軽症者(自宅療養、宿泊療養)での国内治験を進めるチャンスはいくらでもあったはずである。東スポ「「病院側に余力はない」緊急事態宣言下での開幕“内定”で医療崩壊危惧の声」(https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3393018/)が出ているが、従来どおりの“受診抑制”“検査抑制”“早期治療抑制”を続けていては“医療崩壊”は避けられないかもしれない。R2.4.30Business Journal「加藤厚労相「4日間自宅待機は誤解」」(https://biz-journal.jp/2020/04/post_154931.html)の頃とは違うはずである。とにかく、感染症法によって専門病院に入院しなければ、まともに抗ウイルス薬治療できない状況から転換しなければいけない。そういえば、R3.7.1女性自身「死者最多も“批判なし”吉村知事を支える大阪メディアの異常」(https://jisin.jp/domestic/1995826/?rf=2)が出ていたが、特に、緊急事態宣言実施区域(https://corona.go.jp/emergency/)における「COVID-19 重症患者状況」(https://crisis.ecmonet.jp/)の都道府県別「人工呼吸器装着数」の推移が注目される。
<新型コロナウイルスの感染で「50代問題」が起きている。感染者数が全国最多の東京都では、入院患者数も重症者数も世代別で50代が最も多い。働き盛りのために外出しがちな一方で、基礎疾患を持つ人が多い世代のため、症状が重くなる人が増えているとみられる。この世代での感染が増えれば病床を逼迫(ひっぱく)させかねないとみて、都は、テレワークの徹底などを求める。「陽性者数にしても入院患者数にしても、高齢者層から50代の方に移ってきている。まさに『50代問題』と言っても過言ではない」 東京に4度目の緊急事態宣言が出ることが決まった8日夜の緊急会見で、小池百合子知事はそう強調した。今回の宣言にあたり、都は対策の3本柱として、「飲食店対策の強化」、「ワクチン接種の推進」と並んで、「50代問題への重点的な対応」を掲げる。小池知事が「50代問題」に言及したのは、これまで病床逼迫の要因となってきた高齢者世代に代わって、この世代が最も病床を埋めているからだ。>
R3.7.11NHK「新型コロナ 感染再拡大の東京都 重症患者数40~50代で増加」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210711/k10013132991000.html)。<以下引用>
<新型コロナウイルスに感染して重症となった患者は、感染が再拡大している東京都では40代から50代で増加し、ことし春以降の感染拡大の「第4波」のピーク時をすでに上回っています。専門家は感染対策を続けながら、ワクチンの接種を進める必要があると指摘しています。重症者数 全国は減少も 東京都では増加 全国の重症患者数は、ことし5月26日の1413人をピークに減少が続き、10日時点で428人となっています。一方で、感染が再拡大している東京都では、先月26日には37人だったのが、10日時点で63人と増加しています。東京都は特に40~50代の重症者が増加 特に増えているのが40代から50代の重症患者です。▽先月18日には4人でしたが徐々に増え、▽先月27日には11人、▽そして今月6日には26人と、感染拡大の第4波で最も多かった5月11日の25人を超えました。▽今月7日には28人となっています。一方、60代は感染拡大の「第4波」では、5月18日が29人で最も多くなりましたが、徐々に減って、先月下旬からは10人前後が続いています。また70代以上では、5月28日に34人になって以降、減少傾向が続き、今月7日の時点では19人で、より高齢の世代では増加が抑えられています。厚生労働省の専門家会合は、高齢者ではワクチン接種が進み、重症患者の増加が抑えられている一方、接種が進んでいない40代や50代で重症患者が増えていると分析しています。政府の分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博教授は「40代50代に接種が進んでいない状況の中で、感染が再拡大すると重症例が増えて、医療のひっ迫につながるリスクがある。しっかりと感染対策を取って、時間稼ぎを行いながら、接種を進めて行く大事な時期だ」と話しています。都内の重症入院患者 幅広い世代で増加 新型コロナウイルスの重症患者を受け入れている東京 文京区の東京医科歯科大学附属病院では、入院患者が幅広い世代で増え始めていて、警戒感を強めています。病院では今回の感染拡大で、新型コロナに感染して入院する患者が先月下旬以降増加し、9日の時点で12人が入院しています。このうちの3人は感染力が強いインドで確認された変異ウイルス「デルタ株」への感染が確認されたということです。植木穣病院長補佐によりますと、これまでの感染拡大で多かった高齢世代だけでなく、幅広い世代の患者が入院しているということです。9日の時点で、重症患者は50代と70代の2人で、重症患者が入院する病棟では現在はまだ対応できる状態ですが、重症患者の治療には医師や看護師など多くの医療スタッフが必要で、病院では今後、デルタ株への置き換わりが進んで感染がさらに広がり、患者が増えることを警戒しています。植木病院長補佐は「これまでの感染拡大では、若い人の入院が先に増えて、その後、高齢者が増える傾向があり、今は感染の波の前半部分を見ているのかもしれない。今、高齢の患者ではワクチンを打てていない人が入院している傾向があるので、ワクチンの効果はあると考えている。東京では新規感染者数も『第4波』のピーク時近くの数に達し、緊急事態宣言が出されても世の中が驚かなくなっている。次の感染の波の高さ次第では、また一気に病床が埋まることも考えられ、懸念している」と話しています。>
R3.7.10日刊ゲンダイ「新型コロナ治療はここまで進んでいる 臨床にあたる医師に聞いた」(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/276472)で「江戸川区では、新型コロナウイルスに感染していると診断され、39度近い高熱が5日以上続いていたり酸素飽和度が95%を下回っているような患者が入院の対象となっている。」とある。R3.4.13Web医事新報「内科学会「新型コロナ特別シンポ」詳報:治療薬・ワクチン巡り議論、臨床現場での「アビガン」使用に批判も【Breakthrough 医薬品研究開発の舞台裏〈特別編〉】」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16972)で紹介される「国立国際医療研究センターCOVID-19治療フローチャート」では、SpO2 94%以下になっていない場合や、「肺炎像があっても重症化リスクがなければ経過観察」であるが、比較的病床に余裕がある間は50代での入院ケースが増えていないとも限らないかもしれない。「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html)のR3.4.27資料3-7(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000774319.pdf)p6「第3波後半ではファビピラビル・シクレソニドの使用が顕著に減少し、レムデシビル、ステロイド全身投与、抗凝固薬の使用が増加した」とあり、「COVID-19に関するレジストリ研究」(https://covid-registry.ncgm.go.jp/)における治療内容は大きく変化しているが、それが、R3.4.26NHK「新型コロナ 国内の死者1万人超える 約80%は去年12月以降死亡」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210426/k10012997681000.html?utm_int=all_side_ranking-access_003)につながった可能性が懸念された可能性があるかもしれない。R3.4.13Web医事新報「内科学会「新型コロナ特別シンポ」詳報:治療薬・ワクチン巡り議論、臨床現場での「アビガン」使用に批判も【Breakthrough 医薬品研究開発の舞台裏〈特別編〉】」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16972)で紹介される「国立国際医療研究センターCOVID-19治療フローチャート」がバックに控えていれば、宿泊療養・自宅療養における「ファビピラビル(アビガン®)」(https://brand.fujifilm.com/covid19/jp/avigan.html)、「イベルメクチン(ストロメクトール®)」(http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se64/se6429008.html)の軽症者(自宅療養、宿泊療養)での国内治験を進めるチャンスはいくらでもあったはずである。東スポ「「病院側に余力はない」緊急事態宣言下での開幕“内定”で医療崩壊危惧の声」(https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3393018/)が出ているが、従来どおりの“受診抑制”“検査抑制”“早期治療抑制”を続けていては“医療崩壊”は避けられないかもしれない。R2.4.30Business Journal「加藤厚労相「4日間自宅待機は誤解」」(https://biz-journal.jp/2020/04/post_154931.html)の頃とは違うはずである。とにかく、感染症法によって専門病院に入院しなければ、まともに抗ウイルス薬治療できない状況から転換しなければいけない。そういえば、R3.7.1女性自身「死者最多も“批判なし”吉村知事を支える大阪メディアの異常」(https://jisin.jp/domestic/1995826/?rf=2)が出ていたが、特に、緊急事態宣言実施区域(https://corona.go.jp/emergency/)における「COVID-19 重症患者状況」(https://crisis.ecmonet.jp/)の都道府県別「人工呼吸器装着数」の推移が注目される。