R3.7.3NHK「独 AZワクチン接種後 別の種類勧める 免疫反応強まり間隔短く」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210703/k10013116961000.html)。<以下引用>
<ドイツ政府は、アストラゼネカなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンを1回接種した人に、2回目は別の種類のワクチンの接種を勧める方針を示しました。同じワクチンを2回打つのに比べて免疫反応が強まり、接種の間隔を短くすることができるとしています。ドイツ政府は2日、アストラゼネカのワクチンを1回接種した人に、2回目はファイザーとビオンテックが共同開発したワクチン、またはモデルナが開発したワクチンの接種を勧める方針を示しました。これに先立って専門家で作る委員会は1日、アストラゼネカのワクチンを2回接種するより免疫反応が強まるとして、2種類を組み合わせた接種を推奨していました。また、ドイツではアストラゼネカのワクチンを接種する間隔は「9週間以上」とされていますが別のワクチンと組み合わせた場合、その間隔は「4週間以上」に短縮することができます。シュパーン保健相は、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株が国内の感染者に占める割合は今月中に80%程度にまで増えるという見通しを示していて、新たな方針によって接種のスピードを上げる狙いがあります。ドイツでは、少なくとも1回接種を受けた人は人口の55%余りを占めていますが、シュパーン保健相は「2回のワクチン接種を終えてこそ、デルタ株に対する効果が高まる」と述べ、2種類のワクチンを組み合わせた接種の有効性を強調しました。WHO「柔軟性を持って対応できる」 2種類のワクチンを組み合わせて接種した場合の効果については、イギリスのオックスフォード大学などの研究グループが6月28日、アストラゼネカとオックスフォード大学が開発したワクチンと、ファイザーとビオンテックが開発したワクチンを組み合わせて接種した場合、アストラゼネカのワクチンを2回接種した場合よりも免疫反応が強かったなどとする臨床試験の結果を発表しました。これについて、WHOの諮問委員会の事務局を統括するホンバック博士は2日の定例の記者会見で「いいニュースだ。ワクチンの供給が中断した場合、各国は柔軟性を持って対応できるようになる」と述べ、供給不足などを背景に同じ種類のワクチンが接種できない場合、アストラゼネカとファイザーのワクチンであれば組み合わせて接種しても問題ないという見解を示しました。一方、ホンバック博士は、これ以外の種類のワクチンを組み合わせた場合の効果や安全性についてはまだ研究中だとした上で「一般的な勧告はできない」と述べ、現時点では勧められないという見解を示しました。>
R3.7.2NHK「ワクチン供給 “減少の見通し” 自治体の接種に影響も」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210702/k10013115641000.html)の「新型コロナウイルスワクチンの職域接種をめぐり、政府は、予想以上の要望があったとして新規の申請受け付けを休止し、すでに申請があった分の内容を精査していますが、これまでに承認されたのはおよそ半数にとどまっています。河野規制改革担当大臣は記者会見で「7月中のスタートは厳しいと認識していただきたい。申請が想定を超えたのは事実で、『見通しが甘かった』と言われればおわびするしかない」と重ねて陳謝しました。また自治体に配送するファイザーのワクチンについて「供給できる量が希望する量の3分の1なので、手持ちの在庫をうまく使いながら供給量に応じた接種のスピードをお願いしたい」と述べました。」が目にとまった。R3.6.22AERA「赤川次郎が五輪中止を訴え続ける真意「戦争の時とちっとも変わっていない」」(https://dot.asahi.com/dot/2021062200008.html)とあったが、政府責任者からマイナス情報が正直に出されたことで、かえって少し安心できるかもしれない。例えば、薬事承認されているアストラゼネカワクチン(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_astrazeneca.html)の行方も気になるところで、R3.6.23BBC「メルケル独首相、2回目はモデルナ製ワクチンを接種 初回はアストラゼネカ製」(https://www.bbc.com/japanese/57577131)のような方法はどうなのであろうか。R3.6.24日刊ゲンダイ「嫌韓層を意識?河野ワクチン大臣の交差接種「日本はやらない」発言が信じられない」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291017)が出ていたが、R3.6.29Bloomberg「ファイザーとアストラゼネカ、違うワクチン組み合わせで強い免疫反応」(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-28/QVF35HT1UM0Z01)が出ているように、柔軟な対応の検討も必要かもしれない。そういえば、R3.2.27日刊ゲンダイ「新型コロナワクチンは1回の接種では効果が不十分なのか?」(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/275955)では「「ワクチンは1回接種すると初回免疫(プライミング)が得られます。これは免疫を活発にするための予備刺激と呼ばれるもので、ウイルスの感染能力を失わせる抗体の産生は10日~2週間まで増え続け、その後は徐々に減少していきます。そこで2回目が必要になるのです。ファイザーの場合は下がりつつある接種3週間後(モデルナとアストラゼネカは28日)に追加免疫(ブースター)をすることで、体内の免疫記憶を活性化させてウイルス予防効果を増強させる仕組みになっています」」と解説されているが、R2.6.15日刊ゲンダイ「児玉龍彦氏「21世紀の感染症対策は精密医療で実態把握を」」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/274468)の「日本や中国、韓国、台湾などの東アジア沿岸部は、過去にコロナファミリーの何らかのウイルスに感染し、免疫を持っている可能性が浮上しています。抗体検査ではまずIgMが出現し、遅れてIgGが現れるというのが免疫学的なイロハなのですが、都内の調査では、最初からIgGが出た検体がほとんど。つまり、すでにコロナファミリーに曝露されている人が多い可能性があるということなのです。」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/274468/7)だとすれば、当面1回接種を推進することも考えられないであろうか。R3.3.2テレ朝「ワクチン1回の接種で、80歳以上の入院8割減 英政府」(https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000208587.html)と報じられていた。
<ドイツ政府は、アストラゼネカなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンを1回接種した人に、2回目は別の種類のワクチンの接種を勧める方針を示しました。同じワクチンを2回打つのに比べて免疫反応が強まり、接種の間隔を短くすることができるとしています。ドイツ政府は2日、アストラゼネカのワクチンを1回接種した人に、2回目はファイザーとビオンテックが共同開発したワクチン、またはモデルナが開発したワクチンの接種を勧める方針を示しました。これに先立って専門家で作る委員会は1日、アストラゼネカのワクチンを2回接種するより免疫反応が強まるとして、2種類を組み合わせた接種を推奨していました。また、ドイツではアストラゼネカのワクチンを接種する間隔は「9週間以上」とされていますが別のワクチンと組み合わせた場合、その間隔は「4週間以上」に短縮することができます。シュパーン保健相は、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株が国内の感染者に占める割合は今月中に80%程度にまで増えるという見通しを示していて、新たな方針によって接種のスピードを上げる狙いがあります。ドイツでは、少なくとも1回接種を受けた人は人口の55%余りを占めていますが、シュパーン保健相は「2回のワクチン接種を終えてこそ、デルタ株に対する効果が高まる」と述べ、2種類のワクチンを組み合わせた接種の有効性を強調しました。WHO「柔軟性を持って対応できる」 2種類のワクチンを組み合わせて接種した場合の効果については、イギリスのオックスフォード大学などの研究グループが6月28日、アストラゼネカとオックスフォード大学が開発したワクチンと、ファイザーとビオンテックが開発したワクチンを組み合わせて接種した場合、アストラゼネカのワクチンを2回接種した場合よりも免疫反応が強かったなどとする臨床試験の結果を発表しました。これについて、WHOの諮問委員会の事務局を統括するホンバック博士は2日の定例の記者会見で「いいニュースだ。ワクチンの供給が中断した場合、各国は柔軟性を持って対応できるようになる」と述べ、供給不足などを背景に同じ種類のワクチンが接種できない場合、アストラゼネカとファイザーのワクチンであれば組み合わせて接種しても問題ないという見解を示しました。一方、ホンバック博士は、これ以外の種類のワクチンを組み合わせた場合の効果や安全性についてはまだ研究中だとした上で「一般的な勧告はできない」と述べ、現時点では勧められないという見解を示しました。>
R3.7.2NHK「ワクチン供給 “減少の見通し” 自治体の接種に影響も」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210702/k10013115641000.html)の「新型コロナウイルスワクチンの職域接種をめぐり、政府は、予想以上の要望があったとして新規の申請受け付けを休止し、すでに申請があった分の内容を精査していますが、これまでに承認されたのはおよそ半数にとどまっています。河野規制改革担当大臣は記者会見で「7月中のスタートは厳しいと認識していただきたい。申請が想定を超えたのは事実で、『見通しが甘かった』と言われればおわびするしかない」と重ねて陳謝しました。また自治体に配送するファイザーのワクチンについて「供給できる量が希望する量の3分の1なので、手持ちの在庫をうまく使いながら供給量に応じた接種のスピードをお願いしたい」と述べました。」が目にとまった。R3.6.22AERA「赤川次郎が五輪中止を訴え続ける真意「戦争の時とちっとも変わっていない」」(https://dot.asahi.com/dot/2021062200008.html)とあったが、政府責任者からマイナス情報が正直に出されたことで、かえって少し安心できるかもしれない。例えば、薬事承認されているアストラゼネカワクチン(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_astrazeneca.html)の行方も気になるところで、R3.6.23BBC「メルケル独首相、2回目はモデルナ製ワクチンを接種 初回はアストラゼネカ製」(https://www.bbc.com/japanese/57577131)のような方法はどうなのであろうか。R3.6.24日刊ゲンダイ「嫌韓層を意識?河野ワクチン大臣の交差接種「日本はやらない」発言が信じられない」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291017)が出ていたが、R3.6.29Bloomberg「ファイザーとアストラゼネカ、違うワクチン組み合わせで強い免疫反応」(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-28/QVF35HT1UM0Z01)が出ているように、柔軟な対応の検討も必要かもしれない。そういえば、R3.2.27日刊ゲンダイ「新型コロナワクチンは1回の接種では効果が不十分なのか?」(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/275955)では「「ワクチンは1回接種すると初回免疫(プライミング)が得られます。これは免疫を活発にするための予備刺激と呼ばれるもので、ウイルスの感染能力を失わせる抗体の産生は10日~2週間まで増え続け、その後は徐々に減少していきます。そこで2回目が必要になるのです。ファイザーの場合は下がりつつある接種3週間後(モデルナとアストラゼネカは28日)に追加免疫(ブースター)をすることで、体内の免疫記憶を活性化させてウイルス予防効果を増強させる仕組みになっています」」と解説されているが、R2.6.15日刊ゲンダイ「児玉龍彦氏「21世紀の感染症対策は精密医療で実態把握を」」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/274468)の「日本や中国、韓国、台湾などの東アジア沿岸部は、過去にコロナファミリーの何らかのウイルスに感染し、免疫を持っている可能性が浮上しています。抗体検査ではまずIgMが出現し、遅れてIgGが現れるというのが免疫学的なイロハなのですが、都内の調査では、最初からIgGが出た検体がほとんど。つまり、すでにコロナファミリーに曝露されている人が多い可能性があるということなのです。」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/274468/7)だとすれば、当面1回接種を推進することも考えられないであろうか。R3.3.2テレ朝「ワクチン1回の接種で、80歳以上の入院8割減 英政府」(https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000208587.html)と報じられていた。