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【tv】100分de名著「モモ」(第2回)

2020-09-14 00:13:42 | tv

【tv】100分de名著「モモ」(第2回)

時間を奪う「灰色の男たち」

 

 

1回25分×4回で1つの作品を読み解く番組。8月はミヒャエル・エンデの「モモ」(Wikipedia)で、今回はその第2回。講師は臨床心理学者・京都大学教授の河合俊雄氏。セラピストの視点で読み解いていく。第1回の記事はコチラ

 

時間泥棒「灰色の男たち」が現れ、時間を節約するように人々を誘惑するが、節約した時間は盗まれていく。どうやって? 目的は?

 

朗読:のん(朗読部分については、印象的な部分のみの抜粋もしくは要約となっております🙇)

 

朗読:あいてがそれと気のつくずっとまえから、すっかり調べあげていました。たとえば床屋のフージー氏の場合を見てみましょう。

 

店の評判も良く、お金持ちではないものの、それなりに幸せに暮らしていたフージーさん。ある雨の日、お客を待ちながら外を眺めていた時ふと思う。

 

朗読:死んでしまえば、まるでおれなんぞもともといなかったみたいに、人にわすれられてしまうんだ。

 

何もかもがつまらない、不意に虚無におそわれた瞬間、店に葉巻をくゆらせた男が入って来た。男は鏡の前に腰をおろすと言う。

 

わたくしは時間貯蓄銀行から来ました。あなたはわたくしどもの銀行に口座を開きたいとお考えですね。

 

突然のことに驚くフージーさんとは逆に、男はすっかり調べ上げている様子だった。

 

朗読:ようするにあなたがひつようとしているのは時間だ。そうでしょう?

 

男はすかさず、これまでの人生で家事や趣味、家族とのおしゃべりなどでフージーさんが浪費してきた時間を計算していき、フージーさんの残りの時間が0であることを告げ、今すぐ時間を節約して貯蓄することをすすめる。

 

この後、フージーさんは時間を節約しはじめるが・・・

 

時間貯蓄銀行と名乗る灰色の男たちは実は人間が節約した時間を盗む泥棒。物語だけのことだと思うが、現実にも起きている。

 

例えば、東京に来ていた会議をオンラインにすると、直ぐ後に勤め先での会議ができて、その後授業もできる。以前ならば東京出張で1日が終わり。でも、これって時間を節約したのか? 節約した時間はいつの間にかなくなるというのはとても合っている。

 

伊集院光氏:まさに現代の話ですね。便利なものが出来て生活に余裕ができるはずだったけど、一向にそうならない。ケータイができて誰とでも連絡が取れるようになり、便利になったようですけど、ケータイのお話し中とか電話に出ないって、なんであんなに腹立つんだって?

 

灰色の男たちは文明避難的な部分。時間貯蓄家たちは・・・

 

けれども、ふきげんな、くたびれた、おこりっぽい顔をして、とげとげしい目つきでした。

 

安部みちこアナウンサー:自分のことを言われている気がする😅

 

伊集院光氏:ホントそうですよねー😅 スマホに出ない人へのあの怒り!

 

フージーさんというのも時間を節約してどんどん怒りっぽくなっていって、ハサミを入れるたびにあった充実感や、お客さんと会話を楽しむとか、そういう豊かさがなくなり心が貧しくなっていった。

 

あきらかにエンデは"現代"の人たちが、時間を節約しようとするあまり、"時間"を失っているってことを言いたいんだろうなと思っていた。まぁ、誰でも気づくとは思うけれど😅 失った"時間"のどれもが"豊かな時間"だったわけではないだろうし、例えばオンライン会議が出来ることは、悪い面だけとは思わない。現に、フージーさんは"時間"をたくさん持っていたために、自分に対してネガティブな考えを持ってしまい、そこが灰色の男のつけ入る隙になってしまっているわけで。とはいえ、そういう面も含めて"時間"は必要であると言いたいのだとは思うけれど。でも、まさに"現代"の自分たちも感じることに、既にエンデは危機感を持っていたというのはスゴイなと思う。

 

時間の節約を始めた大人たちはモモの住む廃墟に来なくなり、モモの元には子どもたちが来るようになったが、子どもたちにも変化があった。

 

リモコンなど完成された高価なオモチャでしか遊べない。例えば木をロケットに見立てたり、チャンバラしたりというイマジネーションが失われていた。遊ぶのではなく遊ばされている。

 

伊集院光氏:例えばごっこ遊びでもコスプレ衣装が完璧だから、それ以外の役に途中からなることがない。そういう意味ではこれが書かれた当時よりも急カーブで進んでいる。

 

子どもたちから親が相手をしてくれないと伝えられたモモは町の異変に気づく。

 

安部みちこアナウンサー:今とピッタリ。動画を見せていればいい。

 

うーん。完成された物でしか遊べなくなってしまい、結果イマジネーションが失われていると言うのは、確かにそうだろうと思うけど、完成された物で遊んだ子どもたち全てがイマジネーションが無くなってるわけでもないしなぁ🤔 既に出来たものを与えられば、それはあって当たり前の物であって、そこからまたイマジネーションが広がる場合もあるんじゃないのかな? まぁ、自分は子供がいないので偉そうなことは言えないけど😅 エンデや河合先生に異論を唱えているわけではないし、問題提起的に描いているわけなので全然OKです!

 

モモが訪ねて行くと、大人たちはまた来ると言うが、灰色の男たちは大人たちを助けようとするモモを邪魔に思う。

 

映画『モモ』(1986年)より

 

ある日、廃墟に喋る人形(ビビガール)が置かれていた。灰色の男たちのしわざ。同じことしか喋らない人形にモモは退屈する。困り果てたモモの前に現れたのは灰色の男。さらに人形をモモに与え・・・

 

「つまらん友達はいらないだろう?」

 

モモが否定すると、本当に友だちを大事に思うなら我々に協力しろとモモを誘導する。モモは町の人たちの変化にこの男たちが関係しているのかもと気づく。

 

勇気をふるいおこし男と向き合う。すると男は動揺し、自らの正体をしゃべりはじめる。

 

朗読:人間の節約した時間は、人間の手には残らない。

 

伊集院光氏:スゴイ! モモの特殊能力! これが聞く力。モモが本当に聞いてくれるので思わぬことを話してしまう。

 

今回の場合は、モモは灰色の男から真実を聞き出したいと思っていたとは思うけれど、基本モモは人の秘密を聞き出してやろうとか思っていないんだよね。受け皿としてとても優れた能力を持っているんだと思う。先入観もないし、構えていない。だから、つい話してしまう。それはモモが豊かだからなのでしょう。

 

モモは灰色の男が話したことを親友のベッポとジジに報告するとジジがデモ行進をしようと提案。プラカードや横断幕を用意して町中を練り歩くも失敗に終わる。

 

失敗の原因は2つ

 

①ジジは自分が英雄になれるという浅い思い付きで行動した

②行動が早過ぎて機が熟していない

 

しかし、失敗も大事! ジジの方法では灰色の男たちに立ち向かえないことが読者に分かる。

 

そしてベッポにスポットが当たり物語は次の展開へ進む。

 

伊集院光氏:じゃあ、この失敗の部分も切っちゃって時間貯金しちゃダメなんですね? この話はここの失敗も大事?

 

この失敗がこの後生かされるのは②の方。そして①でジジは灰色の男たちに時間を奪われてしまう。この2点もエンデが言いたいことなのでしょう。ジジが自分が英雄になりたいと思うことは別に悪いことではないのだけど、何か大きなことを成し遂げる時、私利私欲を失くして当たらなければならないということかと。モモが豊かであることは、私利私欲がないからでもあると思うし。

 

ところで、モモは映画化されていたのね Wikipediaによるとなんと、マイスター・ホラ役で映画監督のジョン・ヒューストンが出演している! しかも作者のミヒャエル・エンデが本人役で出ている!😲 これは見たい!

 

ベッポは町のはずれでモモに本当のことを話してしまった灰色の男が処刑されるのを目撃してしまう。

 

同じころモモのもとに新たな導き手が登場!

 

"ツイテオイデ"という文字を甲羅に光らせたカメ🐢 モモはその後について行った。自分たちの秘密を知るモモを放っておけない灰色の男たち。必死で探す彼らのもとにモモの目撃情報が入る。

 

カメに導かれ見知らぬ街を歩くモモ。その先に現れたのは「さかさま小路」。前に行こうとすると進めず、後ろ向きに歩くと進めるという不思議な道。その突き当りにあったのは「どこにもない家」 カメをモモのとこへ送ったマイスター・ホラのいる時間の国。

 

伊集院光氏:読者からしたら早く辿り着きたい目的地なんだけど、まぁ非効率的な😅 喋れずにじんわり甲羅に言葉が浮かび上がるカメっていう。

 

古代中国にカメの甲羅を使った占いがあった。それがこの物語ではもう少し現実的に文字が浮かび上がるとなっているが、象徴的な意味としては同じなのではないかと思う。

 

現実世界における三位一体:ベッポ - モモ - ジジ

深層心理における三位一体:マイスター・ホラ ー モモ -カシオペイア

 

マイスター・ホラは時間を司る知恵のある老人。自分は動けないので動物や少女とつながる。新しい深層心理。心の奥底を語るフェーズへ入った。

 

伊集院光氏:一気にメンバー交代もあり舞台も変わっている。

 

ちなみに、箱庭療法(砂箱の中のミニチュアでイメージ表現を行う心理療法)で、摂食障害の人が作る箱庭に「少女と老人と犬」がしばしば登場すると河合隼雄(Wikipedia)は指摘。現代の病である摂食障害を癒す中で登場する組み合わせと似た3人組が「モモ」に登場。物語が本質をとらえているところがあるんじゃないか。

 

"どこにもない"とか、"さかさま"とか否定が目立つ。究極の場所に至る過程に「否定」があるのがドイツ的。ヘーゲル哲学やドイツ神秘主義でも否定するプロセスが大事。時間や心には否定を通じてしか近づけないのかも。

 

Wikipedia情報だけでは、エンデが心理学やドイツ哲学、ドイツ神秘主義を学んだのかは分からない。でも、学んでいないということにはならないので、きっと何かしらの影響を受けているのではないかな🤔 単純に自分が知識不足なだけで、常識なのかもしれないけれど😅 三位一体を意識ているのは間違いないということでしょうかね。余談だけど、「はてしない物語」の翻訳をした佐藤真理子さんとご結婚されているのね?😲

 

モモをとり逃した灰色の男たちは幹部会議を開く。ホラのもとから戻って来た時、モモは大きな力を持つはず。男たちはおののく。そんな中1人の男が言う。

 

映画『モモ』より

 

自分たちが見つけられなかった道を見つけた。チャンスだ。ホラのもとに案内させるため、男たちはモモが大切にしているともだちを狙うことにする。

 

朗読:モモはともだちをとりもどすためとあれば、かならずやわれわれにあの道をおしえるでありましょう!

 

《灰色の男たちの矛盾》

灰色の男たちはとても重要なことを言っている。真実は自分たちだけが持っていてもダメで、共有されないと意味がない。灰色の男たちは共有することが豊かな時間を作ることを知っている。だからこそ潰そうとしている。灰色の男たちは敵だが大事なことを教えてくれる。

 

伊集院光氏:真実は共有されないと意味がない。映画の内容が分かりましたという意味よりは、この映画をどう思ったという方に実は・・・ 同時に見なくても自分は通算1000本見ましたってことの方に何か意味を持ってしまうというか・・・

 

通算1000本はまさに灰色の男のロジック。数を見ることに意味があるっていう。

 

伊集院光氏:一週間で何本見れたみたいな話しになってくると・・・

 

そうなってくると完全に灰色の男のロジック。それを本当に味わうとか、共有するとかそこに心の豊かさがあるということがポイント

 

伊集院光氏:やっぱり先生に読み解いてもらうと深いなと刺さるところがいっぱいある。

 

確かに映画好きの人の中にも何本見たかってことにこだわっている人はいる。自分も月ごとの鑑賞記録記事を書いてるし、そこには見た本数も書いてるので、こだわってなくはないけど、本数を見ることよりも何を見たかが重要だとは思っている。とはいえ、映画鑑賞は趣味なので、文学作品や哲学作品ばかりでは辛くなってしまう。そして、意味のある作品を見なければならないと思い込むのもロジックだよね😅

 

そして本数にこだわっているのが悪いってことでもないと思う。本数にこだわって内容を理解しないのは意味がないということなのかな。それは難しい作品ばかり見ろということとも違うと思う。コメディを見るのだって内容を理解してなければ笑えないしね。

 

真実は共有されないと意味がないというのは真理だし、逆に共有されてしまった虚偽が真実として独り歩きしてしまうこともある。それに打ち勝つには真実を共有するしかない。SNSの使い方というのが一番問われる部分なのかなと思う。やっぱり奥が深いわ!

 

100分de名著:毎週月曜日 午後10:25~10:50 Eテレ

100分de名著

 

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【art】「開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎-」鑑賞@東京ステーションギャラリー

2020-09-09 00:39:03 | art

【art】「開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎-」鑑賞@東京ステーションギャラリー

 

 

今年は見たい美術展がたくさんあった。新型コロナウイルスの影響で延期になったり中止になったり😢 この企画展も見たいと思っていたものの一つ。

 

東京では連日100人を超えるPCR陽性者が出ていて、まだまだ予断を許さない状況。とっても悩んだのだけど、どうしても見たくて閉幕まで残り2日という9月4日、見に行ってきた!

 

美術館自体ではチケットの販売は行っておらず、プレイガイドで購入する形。入替制えはないので決められた時間内に入場すれば、閉館までいてもOK。3日前にチケット購入した時点で最終回の17:30~入場は売切れ。16:00~17:30までの回を購入。会社が近いので定時上がりで余裕で入れた✨

 

 

 

東京ステーションギャラリーは名前の通り東京駅構内にある美術館。こじんまりとして見やすい。ディスプレイもシンプルで素敵✨

 

普段ならばメモ取りながら鑑賞し、気になった作品をツイートしておき、それについて追記する形で記事にしているのだけど、今回ちょっとあまりに目のコンディションが悪くて、仕事中からかすみ目かすみ目💦 

 

今展の主旨としてはバウハウス=学校であるということなので、授業内容や教師たちの紹介などが小さめのパネルにビッシリ書かれている。ソーシャルディスタンスも取りたかったけれど、少し離れしまうと文字がよく見えない😢 

 

そういうわけで、メモを取るのは早々に諦めてしまったので、正直バウハウスのことについて以前から知っていた情報以外に劇的に知識が増えたわけではない。

 

展示内容としても、バウハウス卒業生の著名な芸術家の作品を並べるというものではなく、むしろ学生たちの習作などが多い。なので、個々に作品説明があるわけでもなかった。

 

つらつら何が言いたいかというと、作品自体の紹介はあまりできないかもしれませんという断り書き🙇

 

バウハウス(Wikipedia)は、1919年にドイツ中部のワイマール共和国で開校した美術学校。日本人学生も水谷武彦(Wikipedia)、山脇巌(Wikipedia)、山脇道子、大野玉枝の4名が学んだ。基礎教育・工房教育・建築教育の三段階で学ぶ。

 

2019年は開校100年に当たり、8月3日に新潟美術館から今展が巡回し、東京ステーションギャラリーでの開催で終わりとなる。

 

5つの章に分けて学校としての成り立ちや、教育内容、その成果を紹介。最終章は日本人学生の作品が展示されている。各章では教師自身やその教育内容などが文章でパネル展示されている。

 

展示室は3階と2階。まずは3階展示室から。

 

「Ⅰ学校としてのバウハウス」はバウハウスの誕生から成り立ちまでを資料で見せる。興味深いけれど、特に心惹かれるものはなし。

 

「Ⅱバウハウスの教育」は生徒のデッサンなどが展示されている。マルガレータ・ライヒャルトの「操り人形」と「小さな差込人形」がおもしろく、これは1996年に販売もされたようなのだけど、画像は見つけられず😢

 

 

3階の展示室にあった映像展示?は撮影OK。手などをかざして影の動きなどを観察する。なかなかおもしろかった😃

 

階段を降りて2階へ移動。ここではレンガの壁がむき出しになっていて、創建当時の木製レンガなども見れて興味深い。

 

マルセル・ブロイヤー「ワシリーチェア」

 

「Ⅲ工房教育と成果」では家具の展示が。マルセル・ブロイヤー(Wikipedia)の名作チェアが9点! もちろんワシリーチェアも。

 

オットー・リンディッヒ「ココアポット」

 

この章では食器などの展示もあり、チラシでも紹介されているオットー・リンディッヒの「ココアポット」が目を引く。この色合いとコロッとした形が好き。日本の民芸運動などと通じるものを感じる。

 

さらに、この章では建築デザインについても紹介。画像は見つけられなかったけど、1923年の国際建築展で発表されたという、ヴァルター・グロピウス(Wikipedia)の「住宅案「大きな積み木箱」模型(1:80)」と「住宅案「大きな積み木箱」模型(1:80)用 積み木」が面白かった! 家族構成や生活様式に合わせて、積み木を組み替えるように家を造るという考えがスゴイ!

 

フリッツ・シュライファー「1923年の「バウハウス展」のポスター」

 

「Ⅳ「総合」の位相」では、フリッツ・シュライファー「1923年の「バウハウス展」のポスター」が好きだった。1923年8月15日~9月30日までワイマールで開催された「バウハウス展」用のポスター。他の人たちによるハガキやポスターもおもしろかった。

 

山脇巌「鋼管椅子(峰邸)」

 

「Ⅴバウハウスの日本人学生」では、前述した4人の日本人学生の作品を紹介。一番好きだったのは山脇巌「鋼管椅子(峰邸)」 シンプルだけど斬新で好き。

 

バウハウスが単に前衛的であったわけではなく、きちんとした理念に基づいて美術や工芸教育をしていたというのが良く分かる企画展だった。きっと学んでいてとても楽しかったんじゃないかな。教育課程を通して自分のやりたいもの、得意なものを見つけて行く感じ。見ていてとっても楽しかった✨

 

 

ポストカード(各160円)

 

東京ステーションギャラリーは特に企画展の物販を別に設けることはしておらず、ミュージアムショップでの販売となっている。それも、本当にこじんまりとしたコーナーがあるだけ。公式グッズを作ったりもしてない感じ。なのでお土産もポストカード2種のみ。潔い!

 

閉幕ギリギリに見に行った上に、記事書くのも遅くなってしまったので、残念ながら閉幕してしまった😢 各地を巡回してきたけれど、これで終了ということに。

 

2月28日に「ハマスホイ展」(記事はコチラ)を見て以来、半年以上振りの美術館! やっぱり美術館は楽しい✨ ちょっと心配だったけど行って良かった!

 

🎨開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎ー:2020年7月17日~9月6日 @東京ステーションギャラリー

開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎ー

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【event】浅田真央サンクスツアー 滋賀公演・栃木公演 オンライン視聴

2020-09-08 00:47:05 | event

【event】浅田真央サンクスツアー 滋賀公演・栃木公演 オンライン視聴

 

 

新型コロナウイルスの影響で、長らく公演休止となっていた浅田真央サンクスツアーが、2020年8月15日滋賀公演から再開 

 

再開にあたり様々な対策がなされているけれど、まず一番の対策は滋賀県民の方のみ購入可能ということ。これまでも、普段なかなかアイスショーを見れない地方を回り感謝の思いを届けたいという主旨により、まずは県民優先販売があって、その後一般販売があったのだけど、今回はその一般発売がない形。

 

県外のお客さんは入れないということで、その代わりにライブ配信を企画してくれた! チケット代は2,500円で、記念品代、手数料など含めると3,080円。

 

開演15分前からライブ配信してくれる特典映像付き。これは会場に行っても見れないのでウレシイ😍 さらに、終演後数時間~3日間アーカイブで繰り返し視聴可能✨

 

 

 

 

今年購入したプロジェクター(記事はコチラ)で鑑賞! カーテンが遮光じゃないので完全に暗くならず大変だった💦

 

 

 

サンクスツアー自体は昨年見ているし、Blu-rayも持ってて何度も見てる。鑑賞時の感想(コチラ)も書いていることだし、詳細については割愛するけど、とにかくツイートにもあるとおり全く別のショーを見ているような印象。

 

「蝶々夫人」や「素敵なあなた」など衣装が変わっているなど明らかな変更もあるけど、たとえば「素敵なあなた」では男性たちのアピールがよりアグレッシブになっているなど、振付の変更だけでなく、演者の気合の入り方というか、表現や表情にも違いがあったと思う。

 

そして、初めてのライブ配信なのに圧巻のカメラワーク! これは、ジュニアの頃から真央ちゃんに密着してくれている、東海テレビの渡辺克樹ディレクターだからこそ! プログラムを熟知してスケーターの位置や見せ場をしっかり押さえてくれている。なので、流れを断ち切ることなくノンストレスで、さらにこんな動きしてたのかと新発見がある。これは素晴らしい

 

たとえば女性スケーターによる「月の光」では、ラストに今井遥ちゃんが掲げた月が、スクリーンの月と一致して退場していく演出は、会場でも正面の席でないと見えないと思うので、こういうのは映像ならでわだと思う。

 

真央ちゃんはじめとしたキャストたちも気合が入っていて、素晴らしい演技だった。演技がテレビなどで生配信されることは慣れているとは思うけれど、自分たちが企画して配信することは初めてだろうから、とっても緊張したのではないかと思う。

 

そんな中で、みな素晴らしいパフォーマンスだったと思う。特に無良くんは真央ちゃんの代名詞であった3Aを絶対に決めるんだという気合が感じられた。無良くんは本当にこのショーの主旨を理解してくれていて、ソロパートでは自分をアピールしつつも、真央ちゃんの代わりに跳ぶんだという思いが伝わって来る。

 

今井遥ちゃんの優雅で清楚な滑りながらスピードがすごく、グループナンバーではセンターとしての役割をしっかりこなして頼もしい! ホントに遥ちゃんが加わってくれて良かった😃

 

他のメンバーもそれぞれの見どころをしっかりこなしていて、それをきちんと映してくれるカメラワークが素晴らしい✨

 

公演再開2日目の2公演目で、初のライブ配信という緊張もあったのか、真央ちゃん途中からちょっと疲れているかなと感じる時があった。とはいえ、ミスらしいミスはなく「ピアノコンチェルト第2番」の3Loからの連続ジャンプが2連続で終わってしまったくらい。その後、あの超絶ステップをこなすのだからスゴイ!

 

すごい汗かいてたから、体力的にはかなりキツかったのだと思う。それでも笑顔でキッチリ演技をこなす真央ちゃん。それは、ドキュメンタリー番組でメンバーに泣きながら訴えていた「お客さんが毎日ちゃんと(仕事や家事などを)やって、楽しみにして来てくれるから。自分だけのショーじゃないから」という思いからなんだよね。本当に尊敬する😭 

 

そして! ツイートはしていなかったのだけど、2週間後の8月30日に栃木公演もライブ配信された。もちろんコチラも購入して鑑賞。これがまたスゴかった! まずは特典映像がメンバーが撮影した動画を流してくれて楽しませてくれた。

 

そして、滋賀公演では2Sだった今井遥ちゃんが3Sを入れて来たり、それぞれレベルアップ! さらにカメラワークが神がかっていた! 前回から2週間で、真央ちゃんはじめとしたキャストだけでなく、スタッフさんたちも前回公演を検討して、改善してくれたんだなと思うと感動😭 

 

感染症対策としては、全員が公演前にPCR検査を実施、客席は間隔を空ける、マスク着用・アルコール消毒・入場時の検温の徹底。物販はプログラムなど1,000円の価格の物のみ3種類をセルフで購入する形にするなど、かなりの対策が取られている。

 

とはいえ、どんなに気をつけていてもリスクはあるし、賛否両論あったと思う。それでも開催に踏み切った真央ちゃん始めとした関係者の方々の勇気を称えたい そして、それに応えるべく歓声をこらえて拍手で思いを伝えたお客さんたちも素晴らしい

 

9月の公演はなく次は10月2日の兵庫公演。こちらも多分ライブ配信してくれるかも? これは絶対普通のアイスショーとは違うし、テレビなどのぶつ切りされた放送とも違うので、配信があったら絶対チケット購入して見る価値ありです! 

 

もう次ぎが見たくてしょうがない! そして生で見たい!!

 

ちなみに、オンライン視聴記念品はコチラ

 

 

 

ツアーロゴをデザインしたうちわ? ステンドグラスみたいで素敵✨

 

そうそう! ツアーグッズの通販サイトがオープン! サンクスツアーのマスクがかわいくて、機能も素晴らしいので買う予定!

 

 

キャストの林渚ちゃんが、キャストのみんなが着用して紹介する動画を配信してくれてるのでご紹介✨

 

 

こちらメンバー紹介付き😃

 

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【shopping】ビタントニオ ヨーグルトメーカー

2020-09-08 00:39:10 | shopping

【shopping】ビタントニオ ヨーグルトメーカー

 

 

こちらも記事にするの遅れたけど、先月ビタントニオのヨーグルトメーカーを購入。ヨーグルト好きでよく食べるので、作った方が効率的かなと思っていた。とはいえ、なかなかのお値段だし、場所も取るしと踏み切れずにいた😅

 

8月末まで使える楽天のバースデーポイントがあり、せっかくなので有意義に使いたいと思っていた。そこで、ヨーグルトメーカーはどうだろうと考えて調べてみた🧐

 

ヨーグルトメーカーだからてっきりヨーグルトしか作れないと思っていたら、なんと鶏ハムや蒸豚まで出来るらしい!😲 ということで、購入を決意✨

 

せっかく買うならビタントニオがいいと思い探したところ、コジマ楽天市場店が価格も安く良かったのでコチラで購入した。

 

 

早速作ってみた! 用意するのは牛乳と種になるヨーグルト。牛乳1Lに対して種となるヨーグルト100mlを用意。SNSなどで多く見かけていたR1で作ることに。

 

 

牛乳パックの上部分を完全に開き、種となるヨーグルトを100ml加えてかき混ぜる。付属の封をしてセット。電源を入れるとデフォルトでヨーグルトのコースの選択画面が。プレーンを選びスタートするだけ。

 

 

6時間後ヨーグルトが出来上がっている! こりゃ簡単✨ 牛乳パックのまま冷蔵庫で冷やす。

 

 

ボンヌママンのチェリージャムを添えて頂きまーす✨ 滑らかでおいしい😋 特に滑らかに感じるのはR1を使ったからなのかは不明。ヨーグルトは自分しか食べないので、毎日食べてもかなり食べ応えがある。

 

画像はないけど蒸豚も作ってみた。これもタレと一緒にセットしておけば出来てしまうので楽チン✨ そして、おいしかった😋 これは良い買物をした!

 

近々、甘酒と鶏ハムに挑戦してみたい👍

 

 

 

ヨーグルト食べるのに使っていたのはiittalaのフローラボウル。こちらは以前scopeで購入( 記事はコチラ)✨ かわいくて毎日愛用中😍 

 

 

 

どうやら80mmは現在発売していないもよう😢

 

 

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【shopping】ARABIA スンヌンタイ オーバル

2020-09-08 00:36:03 | shopping

【shopping】ARABIA スンヌンタイ オーバル

 

 

 

 

記事にするの遅くなってしまったけど、先月ARABIAのスンヌンタイ オーバル購入✨ オーバルプレートはいろんな料理に使えて便利と聞いていて、いつか欲しいと思っていた。狙っていたのは同じくARABIAのパープルパラティッシだったのだけど、なかなか思い切れずにいた。

 

そんな中、scopeさんの素敵企画が✨ スンヌンタイ オーバル通常価格5,500円が3,900円! スンヌンタイは同じくscopeさんの素敵企画で、16.5cmプレート2枚(記事はコチラ)と、これとセットでC&Sになるティーカップ(記事はコチラ)を購入済みだったこともあり購入を決意!

 

1人2枚までだったので、もちろん2枚購入。ポイントが1枚分くらい溜まっていたので、これを使って1枚分の値段で買えた😃

 

 

早速、予定変更してパスタに🍝 使用感はこんな感じ。しっかり厚みがあるので結構重いけど、その分安心感がある。そしてこの黄色の花柄がかわいい😍

 

以前の記事にも書いたけれど、一応スンヌンタイについてご紹介。ARABIAの大人気シリーズであるパラティッシの50周年を祝して、パラティッシのデザイナーであるビルガー・カイピアイネンがデザインしたこのスンヌンタイシリーズが復刻。スンヌンタイとはフィンランド語で日曜日という意味。

 

ちょっと昭和レトロにも通じるデザインがホントかわいい😍

 

 

 

scopeさんは現在は通常価格に戻ってますが、楽天スーパーセール開催中なので・・・

 

 

 

コチラや・・・

 

 

 

コチラがお安く買えるみたい😃

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【shopping】IKEA Tokyo-bay 久々に行ってきた!

2020-09-08 00:33:55 | shopping

【shopping】IKEA Tokyo-bay 久々に行ってきた!

 

 

 

バースデークーポンの有効期限が切れるので、8月28日にIKEA Tokyo-bayへ行ってきた! 新型コロナの影響でちょっと遠出するのが怖い💦 本当は原宿店に行ってみたいのだけど、原宿自体が混んでそうなので、駅近でIKEAのみで完結できるTokyo-bayに行ってきた✨

 

オススメ商品のチェックばかりして営業時間のチェックを忘れてた😣 平日は19時までとのこと。定時上がりを目指していたのだけど、30分ほど残業となり、到着したのが18時過ぎ。その時点で既に「蛍の光」が流れてた😅

 

店内は比較的空いていたけれど、ガラガラというわけでもなかったかな。ただし、閉店間際ということもありレジ待ちは列が出来てた。セルフレジの方が空いてたけど、バースデークーポンの使い方が分からないと困るので、普通のレジに並んだ。でも10~15分程度の待ち時間だったと思う🤔 

 

 

左:クラムビーバッグ(199円) 右:ストラパッツ ペダル式ゴミ箱(999円)

 

IKEAに行きたかったのはこのゴミ箱が欲しかったから。はっちゃんの使用済みトイレシート💩をためておく蓋つきゴミ箱を探していた。できればあまり大き過ぎず、ペダル式ゴミ箱がいいと思っていた。

 

いろいろ探していたら、ある方のブログでこのゴミ箱が紹介されてた。ステンレス製でオシャレで、ペダル式で、大きさもちょうどいい。何より999円とお値段が素敵✨

 

実物を見るとペダル部分が少し作りが甘い気がしたけれど、他の部分はデザイン含めて大満足。なんとか持って帰れそうな大きさでもあるので購入!

 

一応、イッペルリグのIKEAショッピングバッグ持参したけど、IKEAロゴのこのバッグがかわいくて一目ぼれ😍 ゴミ箱入れるのにちょうどいいのでお買い上げ。199円也。

 

左上:スティングティーライトブラックベリー 中上:ピーチ&オレンジ 右上:リンゴ&洋ナシ(各499円)

左下:アルカーリスク アルカリ電池単3 右下:単4(各199円)

 

IKEAに行きたかった理由の1つ。毎週末の映画鑑賞時に使うアロマキャンドル。結構香り強めだけどコスパ良いしお気に入り😍 各499円。電池はまだあるけど行くと毎日買っちゃう。デザインが好きすぎる💕 各199円。

 

奥:スティルト リンゴン(各599円) 手前:オムニポロ ローズヒップ(450円)

 

コチラも毎回買っちゃうリンゴンベリージャム。ペクチン多めだけど、酸味と甘さのバランスが好き✨ 599円。値上がりしてる!😱

 

事前情報で絶対買おうと決めてたフルーツビール。3種類あったみたいだけど、Tokyo-bayにはローズヒップしかなかった。謎なのは棚には"お酒です"と書かれていたのに、パッケージには"ノンアルコール"となっていること。一瞬間違えたのかなと思って何度も見ちゃった💦 どうやら0.3%アルコールが入っているらしい?🤔

 

飲んでみるとフルーツビール風味。ほろ酔いにもならなかったかも。おいしかったけど、450円となかなかのお値段なのでリピはないかな😅 でも、他の2種も飲んでみたい!

 

ということで、2階の家具類などは完全スルーして、かなり駆け足での買い物になってしまったけど、やっぱりIKEAはワクワクする😃 ムートンラグハーフが3999円で売られていて、これかなり気になった! 近々買いに行ってしまうかも?

 

イケア・ジャパン株式会社 - IKEA

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【Googleのロゴ】金素月 生誕118周年

2020-09-07 00:41:18 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

金 素月 生誕118周年

 

すみません💦 どなたでしょう?

毎度のWikipediaによりますと・・・

(Wikipediaは性質上不確かな情報も含んでいることがあります)

 

金 素月(日本語読み: きん そげつ、朝鮮語読み: キム・ソウォル、

1902年陰暦8月6日 - 1934年12月23日)は、

朝鮮の詩人である。

本名は金 廷湜(キム・ジョンシク)。

素月は号。

 

1920年、20歳で忽然と文壇に現れ、

流れるような朝鮮語でもって情と(ハン)を独特の律調で表現した。

天才詩人と呼ばれたが、32歳で自らその命を絶った。

 

民謡風の詩人と称され今も愛され続けている国民的詩人である。

彼の詩のうち4篇が『朝鮮詩集』に収録されている。

1990年9月に韓国の「この月の文化人物」選ばれた。

 

なるほど詩人の方なのね?

そして自死されてしまったと・・・

 

1902年陰暦8月6日平安北道亀城郡旺仁洞で生まれた。

父は金性燾

6歳下の妹・金仁姐がいる。

100日後に平安北道定州郡郭山面南端洞の父の家に移った。

裕福な家庭であったが、素月が2歳のとき、父が日本人夫に袋叩きにされる事件があり、

父が精神異常に陥ってしまう。

そのことが、後の素月の人生に暗い影をさす。

 

なんと、そんなことが😢

 

1922年培材学校の5学年に編入した素月は、

開闢』を通して早くも37篇の詩を発表している。

培材学校を卒業後、渡日。

関東大震災で帰国した1923年に発表した詩は、彼の代表作となった。

 

日本にいらしたこともあったのね・・・

 

1926年頃から東亜日報の支局を運営するようになるが、

思うようにいかなかったようで、土地を売って運営資金を捻出したが行き詰まり、

3年後に事業をやめた。

経済難が素月を追い込み、酒に身を委ねるようになった。

 

1934年、9年ぶりに故郷に戻り、墓参りをした。

そして市場で阿片を買い求めた。

12月23日、服毒自殺を遂げた。

亀城郡西山面に埋葬されたという。

 

そうでしたか😢

 

検索画面のロゴはこんな感じ

 

생일 축하합니다🎂

 

追記

 

たくさんのコメントありがとうございます😃

個別にお返事はできないのでまとめて回答させていただきます🙇

 

Googleのロゴが変わると趣味的に記事を書いているだけなので、

Googleの意図などについては全く分かりません。

 

以前、物議をかもした「楠瀬喜多 生誕183周年」の記事(コチラ)の時に、

少し調べてみたところ、

2017年の時点では日本がテーマの時は日本人の方が担当されていたようですが、

現在どういう運営なのか自分が調べた範囲では分かりませんでした。

 

ただ、この記事

(これは楽しい!Googleトップページのロゴデザイン「Doodle」の履歴を閲覧する方法)

によると、"地域"によって違うということなので、

日本で表示されるものが"日本"に関するものだけとは限らないのかも?🤔

 

また、記事に引用しているWikipediaは、

そもそも、知識を持っている人が書き加えて作っていくという主旨のものなので、

正確性に欠ける部分はあるかと思います。

 

Wikipediaを引用しているのは、

検索画面のトップに出て来ることと、引用しやすいからです。

また、対象によっては量が膨大なので、

あくまで個人的に興味のあった部分を引用しています。

 

現在、日韓関係は特にセンシティブなので、

正直、今回のロゴを見た時、また物議をかもしそうだなと思ったのですが、

毎回Googleのロゴが変わったタイミングで記事を書いているのに、

今回だけ書かないというのは自分としては選択肢にありませんでした。

 

また、Wikipediaの引用部分についても、

"日本人夫から袋叩きにあった"という文言は、

かなり物議をかもすだろうと思いましたが、対象のWikipediaの情報量からいっても、

あえてここを外すのは逆に物議をかもす気がしました。

そういうわけで、ここもあえて引用しているという側面があります。

 

コメントでご指摘があったように、

Wikipediaの記事も何度か書き直されているようです。

現在、"日本人夫に袋叩きにされ"の部分は、

"日本人に殴られ"と変わっていたりします。

誰かが書き換えているということだと思います。

 

このような不確かな情報を載せてしまうのは、いかがなものかと思いますが、

正直何が本当のことなのかも分かりません。

 

自分としては、趣味でGoogleのロゴ集めをしているので、

今後もロゴが変わったタイミングで可能な限り記事にしたいと思っていますし、

その際、一番引用しやすいのでWikipediaを使うつもりです。

今後は不確かな情報であることを注意書きとして記載しようと思います。

 

長くなりましたが、とりあえずご説明まで🙇

 

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【tv】100分de名著「モモ」(第1回)

2020-09-07 00:18:52 | tv

【tv】100分de名著「モモ」(第1回)

モモは心の中にいる!

 

 

1回25分×4回で1つの作品を読み解く番組。8月はミヒャエル・エンデの「モモ」(Wikipedia)で、今回はその第1回。講師は臨床心理学者・京都大学教授の河合俊雄氏。セラピストの視点で読み解いていく。

 

モモは身寄りがなく外見もユニークな女の子。話すことも面白い。時間と物語の豊かさとは?

 

モモという物語は豊かな時間とはどういうものかを具体的に示してくれるが、その豊かさを潰そうとする敵が現れて来る。その敵が出て来ることにより豊かさがより明らかになってくるという話。時間をかけて読まないと「豊かさ」は分からない。

 

ミヒャエル・エンデについて

父親は画家のエドガー・エンデ。友人の依頼で書き始めた「ジム・ボタン シリーズ」が大ヒットし、世界に知られる児童文学者となる。「モモ」の他に映画化された「はてしない物語」(『ネバー・エンディング・ストーリー』1985年日本公開)がある。

 

伊集院光氏:『ネバー・エンディング・ストーリー』が大流行したのが(自分が)高校生もしくは、この仕事を始めたくらい。「モモ」は名前は知っていた。ビックリしたのは「ジム・ボタン」というのは小学校低学年の頃にアニメ化されたものを見て、その3つの作者が自分の中で繋がっていなかった。

 

エンデ作品を知ったきっかけは『ネバー・エンディング・ストーリー』 これが本当に面白くて原作本を買ってもらった。その時、弟が買ってもらったのが「モモ」 「はてしない物語」は読んだけど「モモ」は気になりつつ読んでなかった😅 伊集院光氏がラジオで「100分de名著」で取り上げたので、今音読していると話していて、そういえば家にあったはず!となり、読んでみた。番組を見てから読むか、読んでから見るか悩んだのだけど、先入観なしで読みたかったので先に読むことに。なので、答え合わせ的な感じ。

 

エンデは1971年南イタリアに移住し15年住む。イタリアでは物事が全く時間通りに進まない。例えば学会でも時間通りに集まったのはイタリア人以外。でもイタリア人には豊かな暮らしをしているように見える。

 

伊集院光氏:ドイツ生まれのエンデがイタリアで過ごすことと、時間はどうあるべきかはピタッと行くわけですね?

 

なるほど! 「モモ」の舞台は明言されていないけれど、登場人物の名前がジジとかベッポとかイタリアっぽいんだよね。やっぱりイタリアの影響は受けているってことなのね🤔

 

全然違う2つの時間がある。また、エンデは日本にも関心が高かった。電車の発車が秒単位で決まっているが、同時に前近代の感覚も残っている。全てのものに魂がある感覚。悠久の時間というものが我々の感覚の中にもある。それがエンデにとっておもしろかったのではないか?

 

朗読:のん(朗読部分については、印象的な部分のみの抜粋もしくは要約となっております🙇)

 

はるか昔の大都市の様子が語られる。当時の人々は大きな円形劇場で演じられる芝居が大好きだった。

 

朗読:舞台のうえで演じられるただの芝居にすぎない人生の方が、じぶんたちの日常の生活よりも真実にちかいと思えてくる。みんなはこのもうひつの現実に耳をかたむけることをこよなく愛していた。

 

それから幾世紀も時が過ぎると高いビルディング建ち、電車が走り回るようになった。そんな都会の片隅にある円形劇場の廃墟に1人の少女が住み着いたという噂が広がる。少女の名前はモモ。小さくて髪の毛はモジャモジャ。つぎはぎだらけのスカートにダブダブの上着。舞台の下の崩れかけた小部屋を住処にしていた。

 

ある昼下がり近くに住む人たちがやって来て、アレコレ聞き出そうとする。

 

朗読:モモは遠くから来たと言い、モモという名前も自分でつけたし、生まれたのがいつかも分からないと答える

 

2つの時代から始まる物語

 

円形劇場がにぎわっていた「はるかむかし」  

数世紀後

廃墟となった円形劇場にモモが住み着く「いま」

 

明らかに対比。物語が「現実」である豊かな時間が流れていた「はるかむかし」と「いま」は変わってしまったという設定から始まる。

 

伊集院光氏:昔々にあったことを覚えておいて下さいね。で、時間が経って今ですよっていうのは、いわゆる「桃太郎」の"むかしむかし"とはちょっと違う?

 

昔とは区別された今に生きているモモという存在とは?

 

民俗学で言うストレンジャー。ストレンジャーは神の場合もあるし、山姥の場合もある。聖者でもあり卑しいものでもある。座敷童が一番ちかい? モモは豊かさをもたらしてくれる。座敷童もいると豊かになる。

 

”いつでもあたしはもういたもの”というセリフ。はるか昔からずっといて変わらない存在だということ? いにしえの時の復活があるのでは?

 

伊集院光氏:むかしむかしから一挙に廃墟になるまでの流れは感じさせているのに、その中でモモはどこで生まれたのかに関してはボヤかしているのがおもしろい。

 

ストレンジャーは老人が多いが、少女であることは未来を感じさせる。単にいにしえのものだけではないのだというメッセージが感じられる。

 

文字だと伝わらないのだけど、物語の説明部分には平面的なタッチのアニメーションが流れている。それによるとモモたちの「いま」は、自分がイメージしていたより近代っぽい。1973年に刊行されているけど、舞台となっているのは19世紀くらいをイメージしてた。なんでそうだと思ったんだろう? 孤児のモモをみんなで面倒みようという結論に達する感じが、「いま」の感覚と違うと感じたからかも?🤔

 

町の人たちはモモの部屋を住みやすく整え、食べ物を分けてくれた。親切な人に囲まれてモモは幸せ。しかし、それ以上に彼女を助ける人々がモモに感謝していた。

 

朗読:小さなモモにできたこと、それはほかでもありません、あいての話を聞くことでした。ほんとうに聞くことのできるひとはめったにいないものです。

 

モモに話を聞いてもらうと自分の中に解決策が自然と浮かんでくる。

 

朗読:いや、おれはおれなんだ。世界じゅうにおれという人間はひとりしかいない、だからおれはおれなりに、この世のなかでたいせつな者なんだ。こういうふうにモモは人の話しが聞けたのです。

 

モモは徹底して受け身で話を聞く。すると話している人は自分をモモに話すことができる。すると自分なりの考えや解決策が生まれて来る。カウンセラーの仕事と似ている。聞いているだけというのはなかなか難しく、どうしても否定したり自分の話をしたりしてしまい、人の話を受け取るということは難しい。

 

伊集院光氏:グッと感じたところはメディア側は話を聞かせる側だと思っていて、いろんな話をすると喜ぶと思い込んでいるが、実は今の世の中、皆聞いて欲しいのだ。なのでテレビ離れして自分が発信側に行くのは分かる。モモの能力を取り戻さないとと気づいて、今いったん家に帰りたい😅

 

人に相談する時って、実は自分の中に答えを持っているんだよね。それを聞いて後押しして欲しいと無意識で思っているから話すのか、単純に話しているうちに答えに気づているのか?🤔 この部分では後者なのでしょうね。

 

受け身なのはモモが空っぽだからできたのではない。すごい豊かさを持っていたことを示すシーンがある。みんなが去った円形劇場で1人になるシーン。

 

こうしてすわっていると、まるで星の世界の声を聞いている大きな耳たぶの底にいるようです。そして、ひそやかな、けれども壮大な、ふしぎと心にしみいる言葉が聞こえてくるように思えるのです。

 

古い円形劇場の石のすり鉢状の中に座っている。頭の上は星がちりばめられた空の円天井。曼荼羅みたいな感じ。モモの心の宇宙であり、モモの心が満ち足りているから相手の話を聞くことが出来たのだとこのシーンから分かる。

 

伊集院光氏:形状的に地球なり町なりの円形劇場が耳であり、その耳の中に住んでいるような感じ。聞く存在であり、それを幸せだと思っている感じ。

 

モモはその豊かな世界とわれわれの間を橋渡ししてくれる。モモが聞いてくれることによって自分の中もあるのではないか?

 

この後モモは子どもから大人まで町の人たちと友情を築き、親友と呼べる存在もできる。

 

モモの2人の親友はあらゆる意味で正反対。夢見るような目をし器量よしの若者ジジは自称観光ガイド。観光客を見つけては口から出まかせの話をしてお金をもらっていた。ジジにはいつか有名になってお金持ちになりたいという夢があった。

 

一方、口下手な老人ベッポの仕事は地味な道路掃除。毎日夜の明けないうちに仕事に向かう。仕事中ベッポの心には言葉で表現できない深い考えが浮かんでくることがあった。モモと出会ってからその考えはようやく言葉になる。

 

朗読:つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。いつもただつぎのことだけをな。

 

「いま」を生きる ~ベッポの禅的時間~

 

ベッポは近代意識が出来る前の豊かさ、「いま」が充実している世界に生きている。禅の修行に似ている。悟りを目標に置いてはダメで、目の前の庭の掃除から修行を始める。「いまここが満ち足りる」という豊かな時間。時計で計算できる時間と真逆。いにしえの時間感覚と豊かさ。

 

自称観光ガイドのジジ。ファンタジーとかイマジネーションの豊かさ。モモ、ベッポ、ジジはちょっとずつ時間の豊かさを体現している3人。3人の設定で心理学で好まれるのは父親、母親、子どもというパターン。家族とは関係ない3人組が「モモ」の世界。

 

伊集院光氏:ベッポとジジは仲が悪かったりはしない?

 

ベッポとジジの仲が良いところがポイント。モモが入っているところがおさまりがいい。

 

伊集院光氏:よくできた午前中のAMラジオ番組! ジジ:パーソナリティ モモ:アシスタント ベッポ:リスナーの職人 理想の形。職人さんから教わることがあり、そう思ったらいい勉強になる。

 

ユングは「三位一体」的な調和に第4の存在が加わることが重要と指摘。3人の調和した世界に「灰色の男」が登場し物語が動く。

 

モモは町の人たちが自分をどうするかって話をしている時に、自分は一人で大丈夫だから円形劇場で暮らしたいって言うんだよね。そう言われたからといって、「いま」が思っていたより近代なのだとすれば、それなら円形劇場に住まわせてみんなで見守ろうって結論はあり得ないわけだけど、そのツッコミはなしで!っていうことじゃなくて、それを受け入れられてしまう説得力がモモにはある。なので伊集院氏の例えのように、ベッポとジジとの関係も対等な感じがとてもよく分かる。

 

灰色の男たちのたくらみが描かれるのは次回から。初登場シーンは・・・

 

楽しく語らうモモとベッポとジジ。その背景で灰色の男たちが動き出す気配が描かれる。

 

朗読:その影は三人の友情にばかりではありません。この地方全体にしのびよっていました。

 

灰色の男たちを見た時モモにどんなことが起きる?

 

モモは寒気を感じる。体が感じるというか、灰色の男たちが怪しいことを感じる。そんな寒気程度だったので、灰色の男たちについては次回からのお楽しみ。

 

この後に物語の豊かさが感じられるシーンがある。ジジがモモのために作った恋愛物語を語る。ジジはいろんな話をするが、モモにだけする話がある。物語は必ず誰かに語られる必要がある。だから心理療法も意味がある。人に語ることによって初めて真実になり、その話から解放される。

 

2人でシェアすることはとても大事。今、SNSなどで一方的な発信になりがち。そういうところに灰色の男たちがつけ込んでくるのかもしれない。

 

伊集院光氏:今の時代は皆自分にとってのモモを探しているんだと思う。SNSでも喋りたいことがいっぱいあって、モモ的才能がある人がSNS上にそういない。

 

だからみんなが求めていて、実はモモって自分の中にいるんだということを示してくれる。

 

伊集院光氏:なるほど。自分の中にいるモモが見つかりづらくはなっているでしょうね。いろんな事を一夜目で思いました。感じることがとても多い。

 

自分はブログ、ツイッター、インスタグラムをやっているけど、それぞれ使い分けている感じ。それぞれ投稿しているけれど、ツイッターは情報を得るため、インスタは単純に楽しむため。ツイッターはリアルで繋がっている人もいるので、逆に本音が言えない部分もある。全世界に発信しちゃってるしね😅 インスタは癒されたいので、リアル友達とは全く繋がっていないし、そこで友達を作ろうとも思わない。自分の本音が一番出てるのはブログかなぁ。ブログの方が一方的に発信できる気がするから。聞いて聞いて!と思って書いてるわけじゃないけど、反応があればやっぱりうれしい。

 

モモ的才能はみんな持ってるかもしれないけれど、間髪入れずに反応を返さなければならないと思い込んでいる部分はあるのかもしれない。ただ、誰かの意見やアドバイスをもらいたい時もあるし、単純に話を聞いて欲しい時もある。反応を返した方がいいのは前者の方で、後者には余計なことなんだよね。その辺りの見極めがなかなか難しい。でも、基本はじっくり聞いて求められたら回答するのが一番いい形なのかも🤔 勉強になった。

 

100分de名著:毎週月曜日 午後10:25~10:50 Eテレ

100分de名著

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【Googleのロゴ】幸田文 生誕116周年

2020-09-01 01:33:54 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

幸田文 生誕116周年

 

もちろん知ってるけど、毎度のWikipediaから引用!

 

幸田 文(こうだ あや、1904年明治37年〉9月1日 - 1990年平成2年〉10月31日)は、

日本随筆家小説家日本藝術院会員。

 

作家の幸田露伴、母幾美(きみ)の次女として東京府南葛飾郡寺島村

(現在の東京都墨田区東向島)に生まれる

 

1928年、

24歳で清酒問屋三橋家の三男幾之助と結婚し翌年娘の玉(青木玉)が生まれる[2][3]

しかし、結婚から8年後、家業が傾き廃業

1936年、築地で会員制小売り酒屋を営むも1938年に離婚、

娘の玉を連れ父のもとに戻る

 

1947年、露伴死去。露伴の思い出や看取りの記を中心にした『雑記』『終焉』を発表。

のち『父』、『こんなこと』、

1949年には幼少時の思い出を書いた『みそっかす』を連載するなどの随筆集を出版し注目された。

 

1950年に断筆宣言をし、翌年柳橋芸者置屋に住み込み女中として働いたが、

病のため約2ヶ月で帰宅する

そのときの経験をもとにして1955年より連載した長編小説『流れる』(1956年刊行)で

1956年に第3回新潮社文学賞受賞、

1957年に昭和31年度日本芸術院賞を受賞した

 

1988年5月から脳溢血により自宅で療養。

その後は茨城県石岡市の老人ホームに入所。

1990年10月29日に心筋梗塞を発症して隣接の石岡第一病院へ入院。

2日後の10月31日、心不全により86歳で死去

従四位勲三等瑞宝章追贈

 

とのこと😌

 

このロゴとっても素敵✨

着物もキチンと描かれている😃

 

窓の外に見えているのは、再建に尽力したという

奈良法輪寺の三重塔かな?🤔

 

検索画面のロゴはこんな感じ

 

お誕生日おめでとうございます🎂

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