まりっぺのお気楽読書

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スペイン王カルロス4世王女 マリア・ルイサ

2016-12-16 21:32:55 | スペイン王妃・王女
反ナポレオンの急先鋒
カルロス4世王女 マリア・ルイサ・デ・ボルボン
エルトリア王ルドヴィーコ1世妃


1782〜1824/在位 1801〜1803

マリア・ルイサは、カルロス4世とマリア・ルイサ・デ・パルマの四女です。

お姉さんのマリア・アマリアのところでは(結果的に)姉の結婚相手を奪ったところばかり
クローズアップしてしまいましたが、どんな女性だったんでしょうね?
かなりエピソードがあるので、はしょっていきますよ。

ルドヴィーコと出会った頃のマリア・ルイサは、濃い色の巻き毛で、茶色の瞳と
ギリシャ風の鼻を持つ、とりたてて美しくはない少女でした。
でも表情が豊かでイキイキしていたそうで、陰気な姉よりは、そりゃあね…

マリア・ルイサは、若い頃から「スペインを狙ってるね!」と
ナポレオンの動きに注目していました。

結婚から6年後の1801年、ナポレオンは、まずイタリアを征服。
ブルボン家からパルマを取り上げると、かわりにトスカーナにエルトリアを建国し
ルドヴィーコを王にします。
懐柔策ですよね? マリア・ルイサとしてはどんな気持ちだったでしょう?

ところが、ルドヴィーコはもともと胸が弱く、子供の頃に頭を打った後遺症もあって
年をおうごとに症状が重くなり、即位から2年後に30歳で亡くなりました。
     
王位を継いだ息子カルロ・ルドヴィーコの摂政に就いたマリア・ルイサは
自分の収入から政府をサポートしようとしますが、ナポレオンは
エルトリアに力を持たれちゃっても困るんだよね〜、と財政を縮小しました。

その上、1807年には、マリア・ルイサとカルロをエルトリアから退去させ
自分の領地に併合してしまいました。

マリア・ルイサは、ナポレをンに面会し、追放先をスペインにしてほしいと要求しました。
悔しかったでしょうねぇ… 自分の夫と息子をいいようにあっちやったりこっちやったりされて
その上お願いごとまでしなくちゃならないなんて…

しかし、スペインも安泰ではありませんでした。
マリア・ルイサがスペインに到着した時、スペインはアランフェスの暴動で混乱に陥っていて
父王カルロス4世は退位し、マリア・ルイサの弟フェルナンド7世が即位しました。

ナポレオンは、カルロス4世とフェルナンド7世を、「仲裁したげる!」と
フランスのバイヨンヌに招きます、が、結局、弟ジョセフ(ジョゼ)を
王としてスペインに送り込みました。

ナポレオンはその後、スペインに残っていた王一家をフランスに招き
マリア・ルイサは両親に再会しました。
またまた、悔しかったでしょうねぇ… 2回も国を奪われるとは…

マリア・ルイサは、スペイン王室で唯一、面と向かってナポレオンに歯向かった人物でした。
フランスからの逃亡も試みましたがバレてしまい、息子とも引き離されて
修道院に入れられてしまいました。

1814年、待ちに待ったナポレオンの失脚により、自由になったマリア・ルイサは
息子のために、パルマの領地奪還にかかりました。
けれども、ウィーン会議は認めず、代わりにトスカーナのルッカ公領を与えました。
これは、マリア・ルイサがもと(エルトリア)王妃だったことが大きく物を言ったみたい。
そうでなかったら、もっと小さい伯領になってたか、何も与えられなかったかも…

マリア・ルイサは、「なにがルッカだよぉ!」とふてくされていましたが
3年後の1817年にやっと(しぶしぶ)政府を立ち上げました。
でもルッカのことは無視し続け、ローマで暮らしていました。

それでも晩年は、夏はルッカ、冬はローマと行き来してたみたいです。
1823年にローマで体調を崩し、癌で亡くなりました。

夫のルドヴィーコ1世が亡くなった時、マリア・ルイサは21歳で、まだまだ再婚できたのに
息子の摂政として奮闘し、ナポレオンに対抗し、ウィーン会議にも働きかけ…と
政治に明け暮れた一生でしたね。
なかなか気骨がある女性だったとお見受けします。

このパワーでこられたら、(お姉さんの)マリア・アマリアは
とても太刀打ちできなかったでしょうね。

              
             たぶん未亡人になったばかりの頃と思われます
                     決然とした表情が印象的ですね


(参考文献 藤沢道郎氏『物語イタリアの歴史』 Wikipedia英語版)

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