まりっぺのお気楽読書

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フランス王ルイ14世愛妾 ガブリエレ

2010-04-23 21:35:30 | 王の寵姫・愛妾
               こちら、妹フランソワーズのお若い頃 
妹にはかなわない…
ティアンジュ候夫人 ガブリエレ・ド・ロシュシュアール


1633~1693/愛妾 1655以降~?

モンテマール候ガブリエルの娘で、類い稀な美しさと機智で知られるガブリエレは
1651年にフロンドで宮廷デビューしました。

      

最初は両親たちとルイ14世の宮廷にいましたが
後にアンジュー公(後のオルレアン公)フィリプのもとへ移りました。
ガブリエレとフィリプはとても気が合ったらしく、生涯変わらぬ親友になります。
オルレアン公は女性と同じ気持ちを持っていらっしゃるのでね…

1665年、ガブリエレはティアンジュ候クロードと結婚します。
そしてルイ14世の愛妾のひとりになりました。

結婚て…愛人デビューのチャンスみたいですね
なんでも当時のフランス宮廷では、お互いが結婚している不倫は恋愛になるんだけど
どちらかが未婚だと姦通とか不義密通になってしまったんですと!
おかしな話ではないか?

ガブリエレは、王の愛妾にはなったものの
妹フランソワーズ(モンテスパン候夫人)ほどの野望は無くて
のし上がろうとか権力を手に入れようとはしませんでした。
「お声がかかれば…」ぐらいの軽い気持ちだったんでしょうか。
フランソワーズはガブリエレのことをまったくライバルとは思っていなかったそうです。

フランソワーズの出産にはずっと付き添い、妹を励ましました。
いいお姉さん…姉妹揃って強欲だったら大変だったことよ。

娘ディアーヌは枢機卿マザランの甥フィリップ・ジュールと結婚しました。
当時のマザラン一族&愛妾&その子供たちの宮廷ネットワークはすごいですよね。
いつか系図にしてみよう…

1693年に亡くなりました。

(参考文献 Wikipedia英語版)

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