まりっぺのお気楽読書

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オランダ王ウィレム1世妃 ヴィルへルミナ

2009-10-07 02:28:15 | オランダ王妃
ほとんど存在感がなかったらしい
ウィレム1世妃 ヴィルヘルミナ・ファン・プロイセン


1774~1837/在位 1815~1837

若い頃のことがさっぱり分かりませんが… 幼少期には大伯父のフリードリヒ大王に
厳しく教育されたらしいのですけれどもね。

17歳の時に従兄のウィレムとベルリンで結婚しました。
義理の母は叔母にあたるヴィルヘルミナ… けっこうパワフルです。

        

1795年、フランスの侵攻にあい、夫とともにイギリスへ逃れました。
なんとかフランスから領土を取り戻そうと試みたもののうまくいかず
1814年、やっとフランス軍が撤退してオランダに戻ることができました。

ウィーン会議の後、ウィレムは晴れてオランダ(ネーデルラント)の
初代王になり、ヴィルへルミナも初代王妃になりました。
(* ボナパルト家の王もオランダ王なんですけど
   ネーデルラント連合王国になって初めての王ということで…)

ヴィルヘルミナは極度に内気でほとんど表に出なかったそうです。
ドイツ風の装いも酷評されたそうで、ちょっと不人気な王妃でした。

              
                 若い頃のヴィルへルミナ
                   素朴で領民の娘みたいな感じですね


1820年頃から体調を崩し、もはや公の場にもめったに姿を見せなくなりました。

肖像画で判断するのはいかん!と思いつつ、アクティブでご陽気には見えないものね。
初代王妃ですから期待も大きくてプレッシャーだったでしょうが
もう少し華やかさが欲しい…

ウィレム1世の晩年には暴動はおこるし、ベルギーは独立しちゃうしで
退位することになるのですが、王妃が人気者だったら少しは違ったかもしれない…
男性の地位が高くなればなるほど、妻の力ってけっこう大きいと思うよ。

(参考文献 Wikipedia英語版)

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