あまりといえばあまりな死に方…
フェルナンド7世妃 マリア・イサベル・デ・ポルトゥガル
1798~1818/在位 1816~1818
マリア・アントニアを亡くした時、フェルナンドは22歳だったのですが
この後スペイン国内はカルロス4世への反乱やナポレオンの侵攻などがあり
再婚どころじゃなかったみたいです。
1808年には退位したカルロス4世に変わって一瞬即位しましたが
3ヶ月足らずでナポレオンの兄ホセに王位を奪われてしまいました。
ホセの失脚によって再度即位したフェルナンド7世は
1816年に姪にあたる18歳のマリア・イサベルと再婚しました。
マリア・イサベルは20歳の時ふたり目の子供を身ごもりましたが
その出産で命を落とすことになります。(長女マリア・ルイサは5ヶ月で夭逝)
こ、これは今なら間違いなく医療裁判でしょ!
出産はひどい難産で、どうやら子供は死産のようでした。
マリア・イサベルの呼吸も止まり、医師団は王妃は死亡したという判断をく下して
子供を取り出すためか防腐処理のためだか、すぐに腹を切り裂き始めました。
しかし医師の判断は間違いで、彼女は突然大声で叫ぶと痛さのあまりうずくまりました。
結局これがもとで数日後亡くなりました。
(肖像画は老けてますが)20歳ですよ! こんな風に死んでしまうなんてひどい!!
中世の医療は王侯貴族の担当医といえどもひどいものだったようです。
簡単な手術の失敗で死亡している王や王妃もいますし、薬もかなりいいかげん。
フランス王ルイ13世は医師団に「貴様らがいなければ長生きできたものを!」と言って
亡くなっています。
出産時の死亡や子供の夭逝は膨大な数にのぼります。
なんでもベッドや器具自体が使い回しで不潔だったらしいんですよね。 おそろしい…
医学の進歩以前に、病気や出産に対する姿勢がなってなかったみたいですね。
書くことなにもない・・・
フェルナンド7世妃 マリア・ヨーゼファ・デ・サホニア
1803~1829/在位 1819~1829
フェルナンド7世はマリア・イサベルの死の翌年、姪の子にあたる
マリア・ヨーゼファと3度目の結婚をしました。
やはり嫡子がいないことに焦っていたのでしょう。
新しい王妃はなんたって16歳!
若いしうぶだし純粋だし、フェルナンド7世はぞっこんだったようです。
が、不幸なことに子供は生まれないまま26歳の時に亡くなりました。
(参考文献 エレノア・ハーマン『女王たちのセックス』 Wkipedia英語版)
フェルナンド7世妃 マリア・イサベル・デ・ポルトゥガル
1798~1818/在位 1816~1818
マリア・アントニアを亡くした時、フェルナンドは22歳だったのですが
この後スペイン国内はカルロス4世への反乱やナポレオンの侵攻などがあり
再婚どころじゃなかったみたいです。
1808年には退位したカルロス4世に変わって一瞬即位しましたが
3ヶ月足らずでナポレオンの兄ホセに王位を奪われてしまいました。
ホセの失脚によって再度即位したフェルナンド7世は
1816年に姪にあたる18歳のマリア・イサベルと再婚しました。
マリア・イサベルは20歳の時ふたり目の子供を身ごもりましたが
その出産で命を落とすことになります。(長女マリア・ルイサは5ヶ月で夭逝)
こ、これは今なら間違いなく医療裁判でしょ!
出産はひどい難産で、どうやら子供は死産のようでした。
マリア・イサベルの呼吸も止まり、医師団は王妃は死亡したという判断をく下して
子供を取り出すためか防腐処理のためだか、すぐに腹を切り裂き始めました。
しかし医師の判断は間違いで、彼女は突然大声で叫ぶと痛さのあまりうずくまりました。
結局これがもとで数日後亡くなりました。
(肖像画は老けてますが)20歳ですよ! こんな風に死んでしまうなんてひどい!!
中世の医療は王侯貴族の担当医といえどもひどいものだったようです。
簡単な手術の失敗で死亡している王や王妃もいますし、薬もかなりいいかげん。
フランス王ルイ13世は医師団に「貴様らがいなければ長生きできたものを!」と言って
亡くなっています。
出産時の死亡や子供の夭逝は膨大な数にのぼります。
なんでもベッドや器具自体が使い回しで不潔だったらしいんですよね。 おそろしい…
医学の進歩以前に、病気や出産に対する姿勢がなってなかったみたいですね。
書くことなにもない・・・
フェルナンド7世妃 マリア・ヨーゼファ・デ・サホニア
1803~1829/在位 1819~1829
フェルナンド7世はマリア・イサベルの死の翌年、姪の子にあたる
マリア・ヨーゼファと3度目の結婚をしました。
やはり嫡子がいないことに焦っていたのでしょう。
新しい王妃はなんたって16歳!
若いしうぶだし純粋だし、フェルナンド7世はぞっこんだったようです。
が、不幸なことに子供は生まれないまま26歳の時に亡くなりました。
(参考文献 エレノア・ハーマン『女王たちのセックス』 Wkipedia英語版)