森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

図らずもひとり旅その3【北野天満宮の梅と雪】

2014-03-23 01:33:43 | お出掛け日記

春一番も吹き世の中すっかり春めいてきました。

だけれど私はまだ凄く寒かった3月10日のお出かけ日記。

この記事は「図らずもひとり旅その2【金閣寺】」の続きです。

 

前の記事の時に書き忘れたのですが、後から昔の自分の気持ちを思い出したのでちょっと追記です。

私たちの中学の先生や私たちが若い時、金閣寺よりも銀閣寺のほうが人気があったのは、みんなが詫びだの寂だのに精通していたからではないと思います。

「金閣寺」は1950年昭和25年に焼失しその後再建された建物で、銀閣とは建物の歴史という点で見たら比較にならないからと言うのが、本当の理由だったと思います。だけどその再建された年月も私たちが生まれる前で昭和30年。

でも生まれる前に建てられたものと言われても、やっぱりピカピカ金閣寺は歴史的建造物としては新参者のような気がしていました。

だけれどその金閣寺も年月を刻んできました。それに再建前の金閣寺は金箔も剥がれ決して今のようなものではなかったのですが、それを実際に建てられた時のように再建したのが今の金閣寺だったようです。

「金閣寺」のパンフレットなどを見ても、HPなどを見ても焼失の歴史はどこかに書いてあるのかもしれませんが、表だって目立つところにはその事実は書かれていないのでした。

「金閣寺焼失」の事件は、三島由紀夫氏の「金閣寺」、または水上勉の「五番町夕霧楼」などの物語の中に静かに埋もれていってしまうのでしょうか。

 

雪の舞う金閣寺を後にした私の体は冷え切っていました。バスで移動の予定でしたが、停留所でバスを待つ自分の姿を想像するのも嫌になり、タクシーで移動です。

 

 

3月の京都 では桜はないですよね。桜がないとなれば、そしたら梅があるじゃないですか。

梅と言ったら北野天満宮が有名なのだそうです。

一番の見頃ではなかったかと思います。

しかもそこに着いた頃から、雪は舞うどころか本格的に降ってきたのです。

 

以下はその雪と梅の画像羅列です。

 

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

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Hi! (qt-telescope)
2014-03-25 12:28:54
金閣寺は、一度もこの目で見たことないです。修学旅行にいくと、かならず修復中とか、でした。
実際に焼失したんですね。三島さんは、それを題材に小説書いたのかな?私あんまり読んでませんw。小作品を少々です (*_^;)。
今の金閣寺が、本当に金ピカなのかどうかも知りませんw。実際そうらしいですが。
(ウィキみたら、小説は実際の事件にインスパイアされたとある。なるほど)
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qt-telescope様 (kiriy)
2014-03-27 23:47:29
こんばんは☆コメント、ありがとうございました。
お返事、いつも遅くなってしまいがちなのですが、これに懲りずにまたいらっしゃってくださいね。

私は三島氏の作品は「金閣寺」ぐらいしか読んでいないかもです〈笑〉
美しい文体なのでかなり引きつけられ面白いと思いましたが、結構暗い内容ではなかったかと思います。何しろ金閣寺に放火してしまう心情を書き上げているわけですから。

今の金閣寺は結構ピカピカでした。一つ前の記事にいくつか画像を載せてあるので、良かった見てみてくださいね。

しかし・・・
>修学旅行にいくと、かならず修復中とか

そういうことってありますよね。
泣ける(T_T)
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梅苑~ (cyaz)
2015-03-14 09:34:30
kiriyさん、おはようございます^^
コメント、ありがとうございましたm(__)m

雪の舞う中の梅見は寒かったでしょうが、
これはこれでアリじゃないでしょうか(笑)?
同じ時期に京都に居ましたが、雪が降ったのを見て、
僕は北にある大原に行きましたよ(笑)
今度京都に帰るのはGWの頃で、
桜は終わり、躑躅の時期ですかね^^
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cyaz様 (kiriy)
2015-03-15 09:17:58
こちらこそいつもありがとうございます。

>これはこれでアリじゃないでしょうか(笑)?
すこぶるアリでした^^
趣が深いと言うか。ドラマチックでした。
その時、同じように一人で、そしてカメラを全く構えない女性がいましたが、それもアリだな~と思いました。
梅を見、ものを想いながら雪の中を歩くって言うのも素敵だなと。

でもブロガーって悲しい事に、それが出来ないのですよね(笑)

大原も素敵ですね。
いつも京都の記事をなにげに楽しみにしています。
〈cyazさんには他にもミッションがありますから、そんなにお気楽ではないと分かってはいるのですが。〉
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