森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「重版出来 !」 最終回

2016-06-15 17:10:20 | テレビ・ラジオ

どうも最終回視聴率では裏の「僕のヤバイ妻」に敗れてしまったみたいだ。

このフジテレビ系の「僕のヤバイ妻」も相当面白いらしく、姉などにも勧められていたのだったが、何とタイミングが悪くPCの録画機能が壊れてしまったために、表と裏とでの二番組が見る事が出来なかったので観なかったに過ぎない。もしもPCの録画機能に不具合が無かったら、私は両方見たと思う。

この同じ時間帯に良い番組が重なると、ドラマ好きとしては辛いものがあるが、視聴率の事を考えると、どちらを録画して見ようかなと言う好みで現れてくると思う。

ワクワクさせて胸を躍らせて、そしてしみじみと泣かせる「重版出来!」はどちらかと言うと録画して後からと言う選択をされやすいのではないだろうか。

ネット記事のタイトルなどに書かれているような「期待はずれ」なんてお門違いも甚だしいわい。

 

何かに挑戦して夢が叶わなかった人にも、きっとだめに違いないと思って何も挑戦してこなかった人の胸にも、このドラマは小さく何かがうずくような感覚を与えたと思う。

 

毎回の漫画家たちとのエピソードも面白かった。

編集者たちのエピソードも然り。

毎回がっかりする事なんか一度もない物語だったと思う。意外とクールな仕事ぶりの安井さんのエピソードは深い感銘を受けた。

どんなに熱い想いがあって、漫画家と編集者の間に固い絆があろうとも、その発表の場である雑誌を潰してしまっては話にならないのだ。

安井は雑誌がつぶれないように売り上げに貢献する編集者になっていく。そしてそのお蔭で、他のみんなは冒険が出来たり、思い切り夢に向かって邁進出来たり出来る。何よりも素敵に感じたのは、それを編集長である和田が理解している事だった。

 

絵のドヘタな天才中田伯。

その生い立ちと育った環境から、たった一人の自分の世界の具現化に勤めていたように思う。だけれど描くことによって、それが他者の世界に通じ、彼はたった一人の世界から脱出できたのかも知れない。

オワコンと言われた三蔵山先生。

漫画賞を受賞して、なんか映し方もさながら引退宣言かに見える展開。

が、新作を描くと言う宣言。

いくつになったって、前に進もうとする者の前に道は現れるんだと、これが励まされずにはいられようか。

毎回ジンワリと心が暖かくなった。

終わってしまって、来週の火曜日からなんて寂しい事か。

 

とりあえず最後に言いたい事は、このドラマを見ていたおかげで、「月間フラワーズ7月号」の重版のニュースに感激をすることが出来た。じゃなかったら、

「ふーん。増刷するんだ。」で終わっただろう。

今の時代、紙の雑誌を売る事は大変な事だと思う。萩尾氏が「ポーで描きたいことが出来た。」と言ったかどうかは知らないけれど、似たような事を言われたとして、それを聞いた編集の人はどんなにか嬉しかったことだろう。そしてその雑誌があっという間に売れ切れて、重版が決まった時、やっぱり言ったのだろうか。

「重版出来しました~ !!」って。

ああ、想像しただけで涙が出ちゃうわ。

 

漫画からもだけど、ドラマからもたくさんいろいろな事を教えて貰えるなって、私はやっぱりそう思います。

 

 

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舛添都知事、退場。。。。。。

2016-06-15 14:19:54 | 梢は歌う(日記)

「舛添、都知事辞めるってよ。」

って、言うのが、今日の一番のトピックスかしら。

もう辞める、いや、辞めさせられるかは分からなくても、退くまではカウントダウンだって言うのは分かっていた事で、別に「辞職」と言う形で来たからって驚かない事なんだけれどね。

 

ああ、だから女ってさとか言われちゃうかもしれないけれど、なんだかちょっとかわいそうだなって思ったりもして。

惨めにも感じるし哀れにも思うよ。

あんなに人となりをさらされて、それでも権力にしがみついていたかったのかしら。

もっと綺麗な退場の花道を、もう少し早く作る事が出来なかったのかしら。

二つの大臣を経て、やって来た仕事もたくさんあったはず。だけれどその事をみんな忘れちゃうよ、きっと。本人だけは、今までの自分を評価してせこい疑惑の数々を天秤にかけて、今までの人気と実績の方が勝つとか思っていたのだろうか。

 

こういう事って、もっと小さな私たちの世界でもあるよね。

今までの自分の実績と評価なんか全く関係なくされてしまう事って。人は意外と人の事に興味がない。

冷たいものなのさ。

 

それにしても、舛添さんはリオオリンピックに拘ったけれど、そこはさ、とてもやってもらいたくないお仕事のひとつだって分かっていなかったのかしら。

そう言えば、彼の温泉地別荘に公用車で行くと言う話は、突然出てきたわけだけれど、週刊誌か何かのすっぱ抜きだったのだろうか。その後にせこせこ疑惑がたくさん出て来て、なんだか唐突にッテな感よね。

これ、本当は陰で糸を引いてる人がいるってことないのかしら。

これ、せこくない本当の怖い何かが隠されていたって事はないのかしら。

 

 

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みんなの居場所

2016-06-15 10:01:42 | 新米パソコン生活

ブログの流れでは、引き続き那須のお出掛け日記の続きを書くべきかなと思いますが、備忘録&心の整理などとして、少し続けて更新したいと思います。

昨日はgooとしては、かなり久しぶりの大がかりなメンテナンスがありました。

このブログを始めた頃は、gooの定期メンテはもっと頻繁にあったと思います。

朝、ログインしようとして

「ああ、メンテだった。」と思うと、他にもすることはいっぱいあるはずなのに、メンテ明けを楽しみに待ってしまったりしたのも良い想い出のような気がします。

 

昨日は、たまたまメンテ終了予定時間の12時にも、延長された後の予定時間の14時にもPC前に居ましたので(そうとうのネット依存か!?)インしようとしましたが、まったくもって繋がりません。

その時、昔のあのメンテ明けを楽しみにしていた気持ちを思い出しました。

― ああ、みんな楽しみにしていたのね。

って。

メンテ明けをめがけて、インしようとした人がドドドと多かったのではないかしらと推理しました。

ツイッターで紹介される記事なども、面白そうなタイトルやあまりにタイムリーだとアクセスが集中してまったく開かない事が良くあるので、そう思ったのです。

 

そしてこの場所はみんなにとって、とても大切な居場所になっているんだなあとしみじみと思ったりもしたのです。だから私もここのブログは10年以上続いているのかもしれません。

「みんな」と勝手に皆さんを巻き込んではいけないかもしれませんね。

とりあえず私にとっては大事な場所で、だからもっと大切に丁寧に使いこなしていきたいものだと思いました。

 

ところで

>メンテ明けをめがけて、インしようとした人がドドドと多かったのではないかしらと推理しました。

は、かなりすっとぼけた&不確かな推理だったかもしれません。

 

gooのスタッフブログに不具合報告は書かれていましたが、途中経過は書かれてもイン出来ずに読めません。追記の解消の報告は読みました。

でもちゃんとツイッターやgooヘルプなどで報告されていました。

メンテ終了後もずっと不具合解消の為にメンテをし続けて、その不具合解消報告が出たのが22時50分。

裏方様たちは本当に大変な一日でしたね。

 

お疲れさまでした。

これからも、ここがみんなにとって居心地の良い場所であり続ける事が出来ますように、どうぞよろしくお願いします。

 


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