マスク２枚配布「情けない」

マスク２枚配布すると言う首相の突然の表明に「情けない」と言う声が上がっている。首相たるものマスクのような小さなことを表明するのではなく、この非常時にもっと違ったことを表明すべきなんじゃ無いかと思う。
　
新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環で、安倍晋三首相が洗濯して繰り返し使える布マスクを５千万余りある全世帯に２枚ずつ配る方針を表明した。マスクの品薄は依然解消されず、政府が頭を悩ますマスク不足への対策だが、ネット上だけでなく政府・与党内でも賛否が飛び交っている。

あるドクターが、布マスクと一般的な不織布マスクには穴の大きさの違いがあって、布マスクの効果について疑問を呈していた。布のマスクを使う時には、布の方が穴が大きいのでウイルスが通過してしまうので、中にティッシュを挟んで使うべきと提言していた。こんなもの意味ないじゃない？

ツイッターでは、アベノミクスをもじった「＃アベノマスク」というハッシュタグがトレンドランキングの１位に。「洗えば何度でも使える」「もらえるだけありがたい」といった感謝の投稿だけでなく、「＃マスク２枚でごまかすな」もトレンド入りして、「マスクよりも休業補償を」などの声も広がる。当然だ。首相たるものもっと大きな対応を表明して欲しい。

日本郵政の仕組みを使って配る。東京で生活困窮者らを支援するＮＰＯ法人「ＴＥＮＯＨＡＳＩ」の事務局長は、路上生活者やネットカフェで暮らす人たちが対象にならないと言っている。「マスクがないだけでなく、そもそも『家にいる』ことができない環境にある」からだ。

日雇い労働者の街・大阪市西成区のあいりん地区には、ゲストハウスや民泊などに暮らし、定まった住所がない人が多い。その人たちを支援する団体の男性（49）は「そもそも国民一人ひとりにマスクが行き渡らない施策で、安倍首相のパフォーマンスにしか見えない」と憤る。

安倍さんの人気取りのパフォーマンスの場当たり的なことに60億もの税金が注ぎ込まれるんですよ。「殿ご乱か？」って言うフレーズがあるけど。安倍さん、もっとしっかりしてもらいたい。一国のリーダなんだから。奥さんのこと問われてカリカリしてる場合じゃ無いでしょうに。