真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

友人が敗血症ショックで入院

2015年08月19日 | Weblog
昨日朝早く、友人から敗血症ショックで8日に入院したのだが、今、こうしてやっとメール連絡出来る様になったという連絡が入った。「敗血症ショック」という病名を調べたら、重症の敗血症で,初期の輸液蘇生にほとんど反応しない臓器低灌流と低血圧を伴うものとあった。

母は敗血症に罹り、2年前の夏に生死をさまよったことがあるので、8月のお盆の頃は苦手なのだ。お茶の水の日本大学病院に入院しているというので、早速お見舞いに行ってきた。

彼女とは大学院同期で、受験番号も3番と4番だった。共に社会人で彼女と私の2人だけが合格したので、その後ずっと仲良くしている。もっとも彼女は私よりも一回りも若い。今から25年前の話しだ。

お見舞いに行くと、ご主人とお嬢さんもいらしていた。お嬢さんは、ウインブルドンのジュニアで準優勝したこともあるプロのテニスプレイヤーだ。とても素敵なお嬢さんになっていた。

前日まで通常の生活をしていたのだそうだ。翌日起きてみると、動けないほど体調が悪かったのだが、教え子の結婚式でスピーチをしなければならなかったから無理して結婚式に出たそうだ。これは教員の宿命だ。

気分が悪く途中退席したら、倒れて、救急で運ばれたのだそうだが、行き倒れで亡くなる所だったと言われたそうだ。偶然にも勤務校の明治大学の前の日大病院に入院するなんて、何処迄この人は仕事好きなんだろうと思った。

体調が良くなったので、朝4時に起きて病室で仕事をしているって言うので呆れた。友人は当時、国家公務員として参議院で働きながら、大学院に通い、当時2歳の子育てをしていた。過去10年位はお嬢さんの海外遠征にも行っていた。彼女が何時も走っている姿しか思い浮かばないほど超多忙な人生を送っていると思う。

博士号を取得後、札幌の大学と明治大学で教えていて、2年間毎週往復していたこともあり、ここらで一息抜かないときっと倒れると思っていたのだ。私に『何時も走り回っていて、お忙しいから」と彼女は言うのだが、彼女の忙しさは私など比ではないのだ。

人間は忙しいのに慣れてしまうと、忙しいとは思わなくなる。今年は、友人たちが次々と倒れる年だ。


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