真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

予報をどの程度信じるか?

2013年04月08日 | Weblog
この週末は天気予報に一喜一憂した人が多かったのではないかと思う。金曜からニュースや天気予報で春台風がやってきて、被害が大きくなるから、なるべく外出しない様にと何度も繰り返し放送していたからだ。

何度も書いているけれど、最近のニュース報道は各局がほぼ同じような番組構成をするので、ある意味私たちは洗脳と迄は言わないが、思い込まされてしまうと思う。あたかも、大雨、強風の台風が襲ってくるような報道だった。

そのため、金曜日の夜の内に、洗濯屋さんとスーパーで買い物をし、取り急ぎも何事も無く生活できるように準備しておいた。でも東京は、土曜日は軽く雨が降った程度でお昼間は普段と変わらなかった。土曜の夜中から日曜早朝にかけて、相当雨が降ったらしいが、朝起きてみたらピーカンだった。

午後になると強風が吹き荒れていたが、雨は無く、外出は可能だと思った。実は日曜日に都内をハイキングに行く予定があったグループが、この天気予報に右往左往し、緊急会議を開いてやむなく中止をした。

この企画は数ヶ月前から予定されており、全国レベルで参加するものだったので、企画会社は土曜日中に泣く泣く中止を決定したのだ。会議で、絶対に止めるべきだと言う人と、天気予報など当てにならないから決行しようとする人と意見が別れたのだそうだが、中止とあいなった。

今は、精密な天気予測ができ、それに基づき予報を出しているので信憑性がとても高いと私は思っている。傘を持参するかどうかは、天気予報で確認し、それが殆ど当る様になっている。でもやはり自然は自然なんだなと思う。いくら精密に観測し、予測しても予測は予測であるということだ。

考えてみれば、私たちの人生の殆どは、予測の世界で生きているのだと思う。過去の経験値に基づいて、先のことを予測して行動をしているのだと思う。でも一歩歯車が狂うと、予測のつかない自体に陥るものだ。だから、自分の人生も計画通りにはいかないのだと思っていた方が、良いのかもしれない。

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