真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

不思議な会話

2010年11月13日 | Weblog
先日、暫く音信不通にしていた同僚から電話があった。音信不通と言っても2週間くらいで、その間にメールも送信されてきていた。私は少し立腹していることが有って、メールにも返信せずにいた。電話がかかってきた時に開口一番「私はあなたに怒っているから、連絡をしなかった」と言った。

でも相手は、私の言葉にひるむこと無く、何事も無かったかのように話し始めた。私はどうしても怒っている理由を説明しないではいられなかったので、相手が話している内容等全く聞いていなくて、再度怒っている理由を説明した。

それでも相手は、別にどうってことも無いと言う風に普通に話しているのだ。それも延々と私たちの最高記録2時間近くも話してしまった。よく考えてみれば、相手が怒っていると言ったら、会話はそれで終わるか、それについて謝るか、あるいはいい訳をするかだ。

そのいずれでも無く、二人は普段通りに話し続けた。そして、電話を切った後、一体これはどうしたことか?と考えてみた。怒っていると聞いても「あっ、そうなんだ」としか思わないほど、2人が築きあげてきた人間関係を信頼しているってこと?ですか?

そうなんだろうと思うけど、いずれにしろ、私は怒っていたのです。極めつけは、メールの返信が無かったのは忙しいのだろうと勝手に思っていたことだ。私はどんなに忙しくても返信は必ずすると分かったいるだろうと抵抗を試みていたのに、「のれんに腕押し」ってことのようだった。

これは二人が築いてきた12年の歴史でもあり、相手のために言い添えておくが、同僚としては一番信頼していることには、何があっても変らない。

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