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2012年9月19日 - 16:37  田母神俊雄さんのTwitter記事
田母神俊雄

都知事選への出馬を決めた田母神さんのこの記事を話題にしているTwitterを見たので関連情報を確認しました。
「人権侵害救済法案」に反対する(平沼赳夫オフィシャルホームページ 2011年8月5日)のような明確な意見を 田母神俊雄公式サイト | @toshio_tamogami | 田母神俊雄オフィシャルブログ「志は高く、熱く燃える」 | Facebook田母神俊雄 Toshio Tamogami では未だ見つかりません。
弱者が権力を握ろうとしているとのツイートには問題があるでしょう、この法案の裏にある官僚支配を観ていないと思えます。
【補足しておきます・・弱者が権力を握るような法律を官僚が作成することは決してありえない。見かけと実態(裏)は別。震災復興法とか被災者支援法はそれを如実に示した。これに気付かないレベルで政治家なんて言えないし、実体に気付いていても問題をずらして言及するのは別な意図がある場合でしょう】

フェイスブック投稿記事で気付きましたが、TOKYO自民党BBS への投稿数と内容が興味深いです。『2千通を越える投稿は「工作員」の仕業では無い』 が、反原発・リニア批判・安倍政権批判、etc.・・のような膨大なネット投稿(パブコメとか)は 『組織的な工作だ』 と切り捨てる人々は多いはずです。

◇ 田母神さんのツイート 2012年11月2日 - 16:47 があります、人権委員会設置法案という大変危険な法案が閣議決定され国会で審議されようとしています。私たちの言論の自由が奪われる法案です。皆さん次をクリックしてビデオを見て下さい。
YouTube 【百地章】いよいよ今国会提出か!?人権救済法案の行方 [桜H24/11/1] 
◇ 2012年11月09日のブログ「日々雑感」が 【ヤバイ】きょう人権救済法案提出を閣議決定

日弁連関係では、
◇ 梓澤和幸さんの、人権救済機構(人権機構)について
◇ 2011年8月19日 「新たな人権救済機関の設置について(基本方針)」(法務省政務三役)に対する意見
◇ 2012年9月19日 「人権委員会設置法案」の閣議決定に対する会長声明

その他、「人権救済法」 で検索すれば多数の記事がヒットします。
Wikipedia 人権擁護法案
法務省-Q&A(人権委員会設置法案等について)
法務省-国会提出主要法案第181回国会(臨時会)、など
自民党<政権公約>-人権委員会設置法案:憲法改正 『民主党の「人権委員会設置法案」に断固反対。自民党は個別法によるきめ細かな人権救済を推進します。』

私は、2012.03.03 「差別市甲府」リークの意図は人権救済機関設置法の成立 という記事を書いています。
この時に私は書きました・・・『「人権」とか「愛国心」とか「郷土愛」とか、卑近な例では「食べて応援」、「みんなで協力して瓦礫処理、震災復興」、字面では誰もが批判をためらう言葉が行政サイドに見える時には、常に心を研ぎ澄ませて見えないものを観ようとする私は民権右翼。ペンを置いて剣を握らねばならない日が来ないことを祈っている。』

田母神さんなど「人権救済法」 「人権委員会設置法」を批判された人々も、特定秘密保護法については日弁連以外の方は当然あるべき法制と考えているでしょう。だが、現行法でも十分対応できるとか、言論の自由を制約するなどの批判は共通です。

人権救済法、人権委員会設置法などの法制システム構想にリスクを感じる人なら、特定秘密保護法にも同じようなリスクを感じるはずだと私は思います。でもそうはならない。
人権は常に強者にのみ認められる「強きを助け弱きを挫く」というアベコベーション政治社会の有り様からニッポンを取り戻す方策はあるだろうか、ペンだけではダメかもしれないと感じる新年を迎えてしまったので私はユウウツです・・・・


田母神さんについては、2013年8月25日記事 東京五輪と放射能汚染水拡散シミュレーションの関係 の中で次のようなことを書いています・・・・
田母神俊雄さんのツイート ネット情報から知って確認しました。2013年8月21日~22日、『福島原発の地下水流出で、この2年間でストロンチウム最大10兆ベクレルとか報道されていますが、その結果どのような危険が生じたのかは触れられません。現実には誰も放射能障害を受けていません。放射能恐怖を煽られて、原発駄目で日本経済はデフレが継続。日本弱体化の情報戦争進行中です。』8月21日) とか 『読売も連日1面で福島原発の放射性物質含有水の恐怖を煽っている。それらの人体・動植物影響に詳しい放射線医学者の科学事実は全く載せません。事故後の推定総排出量である30兆ベクレルは1トン以内の水に全て含有されて1日以内に全量が流出しなければ何の問題もないというのが放射線医学知見です』8月22日) 軍人として核兵器(爆発力・殺人放射線)による瞬間的破壊殺傷効率と放射能内部被曝の問題とを混同しておられるような気がします。このような意見は山梨県の政治家や公務員には最も好まれるものと思えるので要注意でしょう。



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