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東京新聞こちら特報部

ネット情報を巡回しているときに気が付きました。この記事は「阿修羅」で、福島・鮫川村 放射性廃棄物焼却の実験施設 住所すら非公開(東京新聞:こちら特報部) として紹介されています。2012年11月25日
ふくしまの里山を次世代に
環境省及び鮫川村のいうバグフィルタのろ過機能99.9%以上というのは、根拠がない(明白に事実に反する)。・・・梶山正三弁護士に焼却炉の問題点について解説を頂きました。とのことで、山梨県の方々には既にお馴染みのお名前ですね。

◇ 福島民報 2012/09/18 記事、汚染稲わらを焼却実験 環境省、年度内に鮫川で
村内に設ける焼却炉は1日5トン程度を処理できる小型炉で、放射性物質を外部に放出しないフィルターを付ける。今年度中に実験を始め、稲わら、牧草の他、牛ふん堆肥、堆肥原料落ち葉など計600トンの焼却を見込む。平成26年9月までに完了させる。
1600平方メートル程度の用地を確保し焼却灰は最終処理方法が決まるまで用地内などに保管する方針。
環境省が業者に委託して実施する。焼却炉の設置費用を含めた今年度の事業費は4億6200万円。25年度は1億8000万円、26年度は9300万円を見込んでいる。同省は「汚染副産物の早急な処理が必要。実験で安全性を確認する」としている。

鮫川村ホームページ・・・広報「お知らせ版」ほっと通信、この平成24年10月15日発行/第127号(PDFファイル 469KB) の冒頭に記事がありますので引用しておきます。(本文はそのまま改行、下線などを編集)

農林業系副産物の焼却施設計画について

昨年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故により、放射性物質が広範囲に拡散したため、深刻な影響が広がっています。本村においても、放射性物質により汚染された家畜飼料、落ち葉などの農林業系副産物の処理が大きな問題となっています。
現在、村内にある放射性物質で汚染された農林業系副産物は、農家の敷地内に一時保管されている稲わら、堆肥など30トン、現地に仮置きされている牧草サイレージ、落葉など230トン、これから行う住宅除染で発生する草木類など340トン、合計で600トンを見込んでいます。それらを国が整備する中間貯蔵施設等へ搬入するまでの間、放置しておくことはできず、少ない面積で仮置きするためには減容化を図る必要があります。
このため村では、環境省が行う焼却実証事業を導入することにしました。農林業の一刻も早い復興と、より安心して暮らせる生活環境を取り戻すために、皆様のご理解とご協力をお願いします。

■設置場所 地元の意向を考慮して、地区名は公表していませんのでご理解をお願いします。

■焼却期間 平成25年2月~平成26年9月までの20カ月間の予定

■焼却炉稼働時間 原則として、平日の午前8時~午後5時

■焼却炉構造 焼却能力は1時間当たり200㎏です。放射性物質が外部に放出しないための高度の機能を持つバグフィルターを設置します。このフィルターの性能は、すでにほかの地域で実施された焼却炉の実証実験で99.9%以上の放射性物質が除去されたことが確認されています。

■監視体制
①排ガス出口(煙突の手前)でダストモニターによる連続監視で排ガス処理が適正に行われていることを監視します。村が独自に設定した基準値は、検出下限値以下とします。基準値を超える可能性がある場合は、焼却作業を中止して点検と確認を行います。
②焼却施設周辺の空間線量率を定期的に測定します。
③村内にあるモニタリングポストの数値を監視し、焼却前の数値と比較します。放射能濃度および空間線量率の測定結果は随時公表します。

■焼却灰管理
焼却により減容化した焼却灰は、セメントと混合、固化物にして防水性のフレコンパックに詰め遮水シートで覆い、遮へい効果(98%減)があるとされる30cm以上の覆土をして、焼却施設敷地内に保管します。保管期間は中間貯蔵施設等へ搬入するまでの5年程度を想定しています。

※参考事例…バグフィルターの性能・放射能濃度基準値は、独立行政法人「日本原子力研究開発機構」が除染モデル実証事業で実施した相双地方の2町村の焼却試験結果です。

最近は環境省サイトを訪問もしていませんが、こんな記事がありました・・・
 平成24年5月25日 「平成24年度除染技術実証事業」に係る 実証試験対象技術の募集について(お知らせ)
 平成24年6月11日 対策地域内廃棄物処理計画の公表について(お知らせ)
情報の本体をPDFファイルでアップロードしている公務サイトが多いのですが、情報は公開していますというアリバイづくりに過ぎないと私はいつも思っています。テキスト引用ができない、本文を画像化してPDFファイルに埋めこんでいるケースも多いです。

1,160世帯、4千人の村で国政・地元行政批判の声をあげるには大変な決断が必要だろうと思います。
それにつけ込んで実験をやるよりも、霞ヶ関の庁舎とか公務員宿舎の庭に実験施設を作ってやればいいじゃないか。バグフィルターに自信があるんでしょ。

いわき市にも知人がいるので記事にしましたが、梶山さんのお名前が出ているので、この記事は山梨情報(そういえば、山梨県内で震災がれき引受けの話も、その後の状況が非公開のまま進行しているようです)。
山梨県の総選挙候補者センセイ達に鮫川村の事案についてご意見を伺っておくのも必要かも知れません。明日は我が身。騙し上手(ジョーズ)な公務員にのせられて踊る阿呆に見る阿呆・・・って。

こんな記事がある、2012年12月01日 福島で生物界に異変が起きている、山梨でもバカでかい野菜ができたとかのニュースを読んだ記憶がある。山梨県庁としては土壌測定をちゃんとやったと思うけど・・・

続報は、2012.12.12 哀れ環境省利権の真実@福島県鮫川村



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