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2012年のマスコミ倫理懇談会全国協議会の第56回全国大会は沖縄タイムス主催として那覇で開催されました。
こういう全国規模のイベントはかなり前から予定されているので、オスプレイの沖縄配備と重なったのは偶然、というか、天の配剤と言うべきでしょう。
私は岡留安則さんのブログで知って、昨年書いた記事を思い出しました--2011.10.02 マスコミ倫理懇談会全国協議会で原発報道を議論、この後で何度か検索してみたのですが、ここに記録した以上の詳細は不明でしたので、とっくに忘れていました。

「沖縄で問う 日本の今とメディアの責務」 がメインテーマで、28日が最終日
◇ 2012年9月26日 マスコミ倫理懇始まる 全国から290人参加 全国91社から編集責任者や記者ら290人が参加
◇ 2012年9月27日 安保報道の在り方問う マスコミ倫理懇開幕
◇ 2012年9月28日 「沖縄・大震災 長く伝える」 マスコミ倫理懇
2日目の27日、五つの分科会と全体会議、「沖縄問題、震災・原発事故を息長く伝え続けていくことが求められている」などとの大会申し合わせを採択した。
 「沖縄に依存する日本の安全保障を問う」
 「沖縄問題の実相~本土復帰40年に考えるメディアの役割」
 「東日本大震災~メディアが伝えたこと、伝えられなかったこと」
 「原発報道 ジャーナリズムがめざすべきもの」

上でリンクした沖縄タイムスと琉球新報の記事はリンク切れなく読めると思います。
◇ 時事ドットコム(2012/09/27-18:32) 大手メディア報道に「違和感」=普天間報道で地元紙-マス倫懇全国大会
『地元紙は、在京大手メディアによる米軍普天間飛行場移転問題の報道に対し「拭えない違和感がある」と疑問を投げ掛けた。
 分科会で沖縄タイムスが挙げたのは、「国外、最低でも県外移転」との公約を実現できず批判を浴びた鳩山由紀夫元首相のケース。「一国の首相の足を官僚が引っ張った」とした上で、「『日米同盟を傷つけてはいけない』などとする大手の論調は、官僚目線と同じトーンだった」と指摘した。
 琉球新報も、沖縄に基地を置くことが軍事的優位性につながるとの論理に関し「虚構であることは既に暴露されている。私たちはそれを繰り返し伝えるが、全国メディアはなかなか伝えない」と表明した。
  一方、県内に米軍基地を抱えていないが、2年前から沖縄報道に力を入れる高知新聞は「問われるべきは米海兵隊が駐留する意味、『抑止力』の本質だ。沖縄という地方の問題ではなく、日本の民主主義の成熟度を映しだす鏡ではないか」と、その重要性を強調した。』

大会に参加してこの記事にした時事通信記者の方は、本社の方針に関係なくご自身のスタンスでお書きになったのでしょう。

ブロガーさんの2本を記録しておきます。
2012年09月27日(木) マスコミ倫理を考える全国大会 in 沖縄
『インターネットで検索すると、いろんな新聞社も記事にしている。以下、ランダムに掲載。』 ということで、私は後だしジャンケンのメリットを享受させていただくことにしました。
『地方紙、特色があって面白いです。・・・読んでみると、いつも見ていたテレビや新聞の報道とは違う視点から「世界」が見えてくるのかもしれません。』  全く同感です。
2012年10月02日 マスコミ倫理懇談会
地元の方と思えます、詳しい内容が伝えられています。この記事で、水島朝穂さんも参加されたことを知りました。後日Webサイトの記事になるかも知れません。
このブロガーさんの『普天間ゲート前で沖縄県民の叫びは今、米国に向けてだけではなく日本政府と本土の国民にも向けられている事を忘れないでほしい』 とのメッセージを私もしっかり受け止めます。
--それにつけてもヤマナシはということで山梨情報にしたいところですが、インターネットカテゴリー、



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琉球新報 2012年10月2日 オスプレイ配備強行 市街地上空で「転換」
『オスプレイは日米が合意した「安全策」で、回転翼を上向きにするヘリコプターモードによる飛行が事故につながりやすいとして基地上空に限定されているが、宜野湾市の市街地でヘリモードが確認された。できるだけ海上を飛ぶとしながら、国頭村役場上空の飛行が確認されるなど、安全策は早くも骨抜きとなった。』
 『オスプレイが宜野湾市の上大謝名公民館上空を通過した際、騒音は90・2デシベルを記録した。現行機種のCH46ヘリコプターとの比較では約10デシベル騒音が大きく、体感で2倍近いうるささに相当することが専門家の調査で明らかになっている。』

沖縄タイムス 2012年10月3日 オスプレイ:残る3機、岩国駐機延長へ
『配備予定12機のうち1日の到着分を含め計9機が普天間に飛来した。(2日の)3機とも中城方面から市街地上空を「転換モード」で飛行しながら同飛行場に接近。前日に続き基地外で「ヘリモード」に移行して着陸し、日米合同委員会で合意した運用ルールに反する飛行が見受けられた。』

東京都教育委員会-中高生向け:東京の環境問題 (8) 騒音や振動|くらしと環境 学習web
私が厚木基地近くに仕事で出かけている時、戦闘機が飛ぶと話が中断する経験を何度かしています。

山梨県教育委員会は北富士演習場にオスプレイをご招待したらいかがでしょうか。
フードに被われて姿は見えないリニア実験線では観光資源にはならないことが分かりました。実験線の上をオスプレイに飛んでいただくのがよいかも。

1206_御坂道工事現場2012年6月、御坂道を通りかかった時にデジカメ、これが Before として、After は リニア実験線見学会 20120930(おやじのぼやき ブログ記事)の掲載写真多数でご確認ください。
最近御坂道を通らないので、リニアはフードに被われることを知りませんでした。これでは乗客には山梨の素晴らしい景色は見えないでしょうし、観光客がついでにリニア走行を見物することも出来ないでしょう。

 オスプレイとリニアの違いは、後者は地域の方々がその実相を観ることなく、イケイケドンドンであるという点だろうと思っています。
甲府駅停車は1時間に1本、後は小石のごとく黙殺して通過していく・・・税金で敷設した光回線を防災放送だけに使うような事が税金の無駄遣いなのと同じ。高速性こそが収益拡大のもと、スマホのLTE対応にともなう多様なツールの提供とも似ている。



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一般社団法人 新経済連盟、JANE.OR.JP というドメイン登録を確認した上で、その登録組織との関係を探してみたら、次の記述で納得しました-『当団体の前身となる一般社団法人「eビジネス推進連合会」~Japan e-Business Association (JeBA)~が2010年2月に設立されました。2012年6月法人名を「新経済連盟」と改称し、新たな経済団体として、活動を開始いたしました。』(「はじめに」から抜粋引用、JeBA は編者追記)
新経済連盟、英文では、Japan Association of New Economy 略称「JANE」 とのことです。

新経済連盟は、eビジネス・ITのさらなる活用と健全な発展を核に、様々な新産業の発展、イノベーションを促進し、日本の将来の成長戦略を描き、実現していくことを目標とする団体です。
主な活動として、政策提言、意見表明、調査、研究、会員向け支援活動を行ってまいります。
会員は、IT専業事業者に限らず、全産業におけるeビジネス、ITを利用している法人、個人事業主、また既存のビジネスの枠組みに当てはまりづらい、あるいは旧来のパラダイムに対してチャレンジを行っている様々な新産業の事業者が対象となります。

日本経済新聞 2012年10月1日記事、「新経団連」旗揚げ、試される楽天・三木谷氏の資質

会員企業一覧で、一般会員(法人社員)と賛助会員のリストがあります。自前のホームページが無い企業は楽天サイトのページにリンクされているようです。
上場企業はもとより、非上場企業(個人企業含む)でも、私が確認した時点で1社(有限会社新都市観光開発)を除いて全ての会員にリンク設定がある、こんな会員名簿を初めて見ました。私テキには、これだけでも感動してしまう。
いずれ、地域別会員分布など、確認してみたいなぁと思っています。

日本経済新聞記事は、『真の改革かスタンドプレーか――。運営方針を批判し経団連から退会した楽天の社長、三木谷浩史が今度は自ら経済団体を立ち上げた。ITをテコにした日本の活性化を目標に掲げるが、人心を束ねるリーダーシップはなお未知数。ベンチャーの雄とされるカリスマは「IT財界総理」となれるのか。』 と始まっていますので、私はこのブログのタイトルに「脱・経団連」と入れました、二者択一的レッテル貼りは嫌いですが、あえて SEO 対策で使ってみました(^o^) 橋下徹さんの維新のようにはならないことを願いたいと思っています。

日本経済新聞記事は、『「IT財界総理」をめざす三木谷。奥田はトヨタのグローバル経営の土台を固め、経団連会長としても個性的なリーダーシップを発揮した。奥田を「経済界でのメンター(師)」と呼ぶ三木谷も、いずれ冷徹に評価を下されることになる。』と締めくくっていますが、「小沢一郎の政治とカネ」というレッテルで自己保全を計ってきた人々が、今度は三木谷さんに貼るレッテルが 「IT財界総理をめざす」 なのかな? マスコミのレッテルだけで判断する人って多いんですよね。「財界」って言葉も古いですねぇ。
ちなみに、この記事は本紙 nikkei.com の記事であって、日経BP nikkeibp.co.jp の記事ではないのです。十把一絡げに「日経」として批判するスタンスを私はとりません。昔から私はIT関連の情報ソースとしてNBPに感謝しています。



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