ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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別件で見ていたサイトでリンクされていたので知りました--しんぶん赤旗の2012年10月12日記事、原子力規制庁 市民監視を強化 長官は元警備・公安幹部、この記事によると原子力規制委員会の事務局としての原子力規制庁長官の問題だけでは無く、傍聴する市民の監視のために公安警察が動いているという事らしいです。赤旗の記事はリンク切れが無いと思いますので引用はしません、記事本文をご確認ください。

2012.08.24 山梨県選出国会議員の情弱性が晒されていた として書いた記事で、原子力規制委員会の人事案について国会議員アンケート速報について取り上げ、山梨県選出国会議員の考え方を探ってみましたが、例のごとく尻切れトンボで終りました。

青森・大間原発の南西に活断層 約14キロ、さらに延長も(東京新聞 2012年10月14日 共同通信配信)では、『電源開発はこの海底活断層を把握しておらず、原子力規制委の耐震安全性確認で問題となれば、工事続行や運転開始に影響することもあり得る。』と締めくくっていますが、規制委では 「とりあえず安全性に問題は無いと判断」 してオシマイになるでしょう。

山梨県内でも首長選挙が行なわれたり、これからもあるようですが、どんな法令、例規があろうとも、つまるところは運用する人間の問題であり、その候補者を支援する人々がこれまでどういう仕事をしてきたか、これからしようとしているかを含めて、候補者を判断し、一票を投ずる人を決めねばならないという、当然の事を忘れないようにしたいと思っています。
特にその候補を支持する地方議員の議会における行動(議事録など)は、一度は目を通しておいた方がよいと思っています。その為の国策ブロードバンドであり、議会議事録の公開です。(議会議事録とかPDFファイルってスマホでも読めるのかなぁ、国民が情報を共有し自ら判断する為だったはずの国策ブロードバンドを無にする為にスマホがイケイケドンドンなのじゃないかと感じる今日この頃)
メディアや周囲の人々の下馬評などは「ハイハイ」と頷いておくだけで良い、一票の権利は自分自身のものです。それが子供たちの将来を決める。

原子力規制委:透明性「後退」指摘も 発足1カ月(毎日新聞 2012年10月17日)
今月10日の定例会には、傍聴者席に私服警察官がおり、傍聴者の抗議で退席する騒ぎがあった。規制庁は「会議の静穏な運営が目的」というが、規制委に相談せずに警察官の出動を要請したという。
(田中委員長は記者会見で)今月3日に原発敷地内の断層を問われた際、「専門家ではない」と答えに窮し、規制庁が用意した資料を棒読みした。規制庁は「機微情報がある」として、事務室への記者立ち入りを制限している。
現行の公務員制度の下では珍しいことでは無い。 あるじを差し置いて下僕がしゃしゃり出るなんて、どこにもある。 なんとか委員会とか審議会とか、下僕があるじの目をくらます道具に過ぎない。


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