ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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原発事故の今と内部被曝
~やっぱりゲンパツはいらない! ~浜岡原発は廃炉しかない!
 講師 : 守田敏也(もりた としや)さん・・・公式ブログ-明日に向けて
 日時 : 5月19日(土) 14:00~16:30
 会場 : 富士吉田市民会館 4階和室広間
主催 「浜岡原発の廃炉を願う市民の会」(富士吉田市)
前売り 500円 当日700円(同伴される未就学児は無料)
 前売りチケット取扱所―ナノリウム、カムナビ、御師、菊谷坊、富士吉田パプテスト教会、富士吉田カトリック教会、我場貯、あすなろ美術教室、川井スポーツ、まつや茶房、けやき園、正福寺、グアテマヤ、慈光寺、ホトリニテ
脱原発の日のブログ 2012-05-08 お知らせ記事が詳細な情報を掲載しています。

3.11東日本大震災と福島第一原発事故から、何度も京都から東北へボランティアと取材、さらに原発問題の講演会をされている守田敏也さんを招いて、お話を伺います。会場は小さなお子さんを抱えたお母さんにも参加しやすいように和室を用意しました。
 ☆ 内部被ばくってどういうこと?
 ☆ ホットスポットはどれだけ除染したら住めるようになるの?
 ☆ ひとつの放射能データで、「問題なし」と「危険」となぜ評価が分かれるの?
 ☆ 食べ物や飲み物について、政府の安全基準でダイジョーブ?

アヒンサー Vol.3 ◇ 「STOP!浜岡原発」でも紹介
福島原発事故緊急会議 情報共同デスクの紹介記事

山梨県富士吉田市では、2012年2月4日にも講演会がありました。Facebook に記録が残っています--『もっと知りたい浜岡原発のこと。』(このページからリンクされている Youtube は過去の浜岡原発関連のイベントの記録です)

守田敏也さんのブログを見ていて気が付きました・・・2012年05月15日、子ども も 大人を支えて 放射能とたたかっている!
福島から京都に避難されたお母さんとお子さん(5歳と3歳)のお話です。
守田さんの2011年06月21日記事に、「子どもたちとともに、福島から逃れてきて」 としてこのお母さんのメッセージが掲載されています。福島県職員だったこの方の思いがひしひしと伝わって来ます。

掲載した図は前記事の続きで、アヒンサー Vol.3 の表4です。160kmとは100マイルのことで、例えば 2011.03.21 アメリカの原子力発電所の半径160kmでは、乳がんの死亡率が増加しています。のような記事があります。
「CDC(米国疾病管理・予防センター)が公表している癌統計を調べると、米全土で発生している乳癌の2/3は、原発あるいは核関連施設の100マイル以内の地域で発生しているという。」(2003年)7/5 ルーレン・モレさん講演会の報告) このページは美浜の会で「美浜の会ニュース」一覧を開くと読み出せます。
「乳ガン 原発」 で検索すれば多数の記事がヒットします。
地域行政は、乳ガン検診を推進しながらも浜岡原発再稼働を望む発言をせねばならない、この自己矛盾に気付いても如何ともしがたいツライ立場にあることを、県民が理解してあげることも必要です。公務員が一人の人間としての本音で語れる環境をつくってあげたい、それが日本改造の目的でもあるでしょう。

追記-5月17日に南部茶の測定が行なわれて結果は不検出と広報されました。6月の予定が繰り上げられたようで良かったです。南部茶は抹茶やお菓子の材料には使われないようなので、その方面向けの測定は無かったようです--お茶の新基準



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隠された被曝 『内部被ばくの専門家を甲府にお招きして講演会を開催します』(主催・いのち・むすびば―放射能からいのちを守る山梨ネットワーク
 講師 : 矢ヶ崎克馬(やがさき かつま)さん
 日時 : 2012年5月18日(金) 18:30~20:30 参加費・500円(資料代)
 会場 : 甲府市総合市民会館
詳しいことは「いのち・むすびば」記事をごらんください。

ご経歴などはWikipedia 記事を参照してください。
矢ヶ崎さんは原発震災による内部被曝の危険性について3.11直後から指摘されておられたことが、保存されている記事からもわかります。
日本の何が揺らいでいるのか【マル激トーク・オン・ディマンド 第518回(2011年03月18日) 】

汚染「チェルノブイリ級」 矢ヶ崎琉大名誉教授、現地調査【琉球新報 2011年4月15日】 『3月25日に福島県入りし、1週間にわたって空気中や農地、水などの放射線量や放射能汚染のデータ収集を実施した。調査を終え、14日本紙の取材に応じた。』

◇ 「劣化ウラン廃絶キャンペーン」の劣化ウランとは?: という資料集の中に、矢ヶ崎さんの「内部被曝についての考察」(PDFファイル 1,830 KB)が収録されています。
内部被曝──原爆・劣化ウラン兵器と人類への宿題(要旨)~核戦争に反対する北海道医師・歯科医師の会 第19回総会記念講演(2007年7月1日,北農健保会館)~

アヒンサー Vol.3国立情報学研究所/National Institute of Informaticsが運用している論文データベースを確認すると、矢ヶ崎さんの内部被曝に関する論文が多数でてきます。例えば、
内部被曝隠しは放射線犠牲者隠し--科学者を動員したアメリカの核戦略 (特集 戦争・紛争による民衆の犠牲)
内部被曝を隠蔽し続けた巧妙な仕掛けと原爆被曝実相 (特集 核兵器廃絶への道--被爆65年の思想と現実)

これらのタイトルから私は最近読んだ肥田舜太郎さんの講演記録を思い浮かべました。右の表紙画像の冊子はおそらく18日の講演会の時にも参加者の方々に配付される資料の中に含まれると思います。

私は空間放射線量が低いと言われる山梨県にいて、心配しているのは子供たちの内部被曝です。東京・近県にいる身内や仲間の子供たちの事はもっと心配ですから、以前から情報提供はしています。

5月11日の甲府市長記者会見で語られましたが、消費者庁から貸与されるのを待っていた測定器がやっと甲府市にも配備されて測定密度が濃くなります。しかし甲府市がそれほど財政逼迫状態だとは、これまで気付きませんでした。貧しければそれなりに親は我が食を削っても子どもには食べさせるものですけど。
まあ、とにかく、このプログラムによって甲府市に1台、5月下旬には都留市、富士吉田市にも1台ずつ配備されるので、給食食材の測定に行政(教育関係の人々)がどういう意味を考えているかはおいおい分かると思っています。
100 bq/kg、50 Bq/kg という基準値しか考えないのか、それとも、しきい値無し直線仮説(LNT仮説)で判断するのか、などなど・・・
ちなみに、消費者庁ページからは不明な点がありますので、その情報を甲府市が補完発信してくれると甲府市民のみならず、他都市の市民にも有益だろうと思っています。



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