事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

カード&ポイント 3枚目 スーパーの流儀

2008-06-28 | 日記・エッセイ・コラム

Serviceday   2枚目、貸しマンガ篇はこちら

ヤマザワポイントカード

 山形県最大のスーパー、ヤマザワのポイントカード。県下の業界第1位とはいえ、昔は庄内地方には進出せず、かわりに庄内のスーパーも内陸には出店しない紳士協定があったのに、いつのまにか(庄内側から仕掛けたらしい)戦国状態。ヤマザワは酒田に3店舗も展開して、そこそこ商売になっているようだ。生協も2店舗営業しているし、無借金経営で知られる地元スーパーのト一屋(といちや)は大丈夫かなあ。とりあえずお魚はここがいちばんおいしいぞ。がんばれト一屋

Logo  で、このヤマザワカードポイント。購入金額の約0.5%をポイントとして通算。500ポイントに達した時点で500円のヤマザワ商品券(レシートみたいなの)がもらえる。毎週日曜日はポイント10倍だから5%還元。この辺は生協とおんなじかな。正直なものでその日は混む混む。大きい買い物は日曜日にしてポイントを貯めようという顧客のぎらつく欲望が(笑)すけて見える。まあ、ヤマザワの戦略にはまりまくりってことだけど。

 でもね、わたしのように気の小さい中年男からすると、商品券をもらうのはうれしいものの、それを使うのはちょっと恥ずかしい……あ、わたしだけですか。

それに、基本的なことがわたしはわからない。あのカードをレジのおばさんに渡すのは、いったいどんなタイミングがベストなのか。買い物かごの上にポン、と置くのはおしゃれな態度なの?それとも無礼?あれがオレにはできないんだー。

次回は「ギャンブル付カード

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カード&ポイント 2枚目 貸しマンガ

2008-06-28 | 日記・エッセイ・コラム

406314384801 TSUTAYA & GEO カードはこちら

<レンタルビデオ大手>貸しマンガ参入…「貸与権」明文化で
07年2月10日18時45分配信 毎日新聞

 レンタルビデオチェーンが、相次いでマンガ単行本(コミックス)のレンタル事業に本格参入する。08年3月末までに、最大手の「TSUTAYA(ツタヤ)」は100店、業界2位のゲオは70店に拡大する予定。既に一部店舗で試験導入を始めているが、いずれも取扱店を1年で2~3倍に増やす計画だ。全国のレンタルビデオ店の4割を占める2社の動きで、マンガを貸し本で読むスタイルが広がる可能性もある。
 ツタヤを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の計画では、最新作を中心に1店当たり3万~5万冊をそろえ、1冊80円前後(3泊4日)で貸し出す。ビデオがDVDに置き換わったことで空いたスペースを活用し、各店舗が5分の1強の面積をマンガに割り当てる。
 ゲオは平均2万5000冊。1冊80円(2泊3日)で、10冊以上は7泊8日が目安。中小チェーンも追随する見込み。
 貸しマンガ業自体は昔からあるが、著作権との関係があいまいだったこともあり、個人店が中心だった。しかし、著作権法改正で書籍の貸与権が明文化され、作者に払う料金体系や、新作は1カ月後から貸し出すルールが固まったことなどから、大手の動きが加速した。
 書店、古書店や漫画喫茶との競合も予想されるが、「一度読めば十分」「マンガ喫茶に長居したくない」という新しい利用者を掘り起こす可能性もあり、CCCは「マンガが映画化される例も多く、主力のDVDレンタルとの相乗効果も見込める」と期待している。【谷口崇子】 

 これは、ちょっとしたものだと思う。この計画によって影響をうけるのが書店なのかBOOK OFFなのかは判然としないけれど、漫画喫茶に入る習慣のないわたしのような人間には朗報かも。昔のように「ドカベン」をくりかえしくりかえしくりかえし読むようなことってないだろうし、一度だけ読むのに1冊500円の負担ってやっぱり大きい。マイベストで「おおきく振りかぶって」を激賞されても、“買い始めたらでかい”マンガ特有の経済的負担のために二の足をふんでいたのだ。読んだらすげー面白かったからもっと早く買えばよかった。

 それが、一冊80円ともなればさまざまな作品にふれるきっかけにもなるし、新人が一気にメジャーになる傾向が加速するかも。マンガのパイの拡大には貢献しそうだ(知り合いの書店員も『いいんじゃない?買う人は買うんだし』って言ってた)。

 でも、ただでさえ現在【読者が自分の好きな作品の単行本だけを購入する】ので売り上げが伸び悩んでいるマンガ週刊誌にとっては、かなりの痛手になるかもしれない。まあ、マンガレンタルがきちんと定着したら、の話だけれど。

 あ、今回は全然カード&ポイントと関係ないネタになってしまった。

次回は「スーパーの流儀

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カード&ポイント 1枚目 TSUTAYA & GEO 会員カード

2008-06-28 | 日記・エッセイ・コラム

20070315tsutaya 前任校でわたしは、ありとあらゆるたぐいのカードで財布をパンパンにしている技能士を思いきりバカにしていた。カードといってもクレジットカードやキャッシュカードだけではなく【カラオケBOX会員カード】【アイスクリーム店ポイントカード】【家電量販店ポイントカード】【お好み焼き店お得意様カード】……んもうどんな店でもとりあえず会員になるのかお前はっ!

 彼の財布がふくらむのは「お得であること」「なんらかのおまけがつくこと」を無視することができないからだ。毎日折り込みチラシをチェックして目玉商品を追いかけ、初売りや開店セールの行列を見わたせばそこには必ず彼の姿が……。こんな狂躁の結果、かえって安物買いの銭失いだったり、支出が増えていたりする。

「ったくしょうがねえなあお前は」
 でも、彼はそれでもニコニコ笑いながら財布をふくらませ続けている。だってそれは、彼にとって最高の“娯楽”だからだ。

「あど1回あの店さ行げば、500円のサービス券もらわいんなんよ」
その店の戦略にまんまとのせられていることを承知の上で、彼は楽しんでいる。

 ある意味、正しい。実はわたしの財布もふくらみ始めている。ちょっと恥ずかしいけれど財布の中味を紹介してみよう。

TSUTAYA & GEO 会員カード

 前にも紹介したが、日本のビデオ、DVDレンタルはこの二社の寡占状態に入りつつある(現在店舗数では4割とか。オンラインもあるので、売上高などではもっとシェアは高いはずだ)。いわゆる“町のビデオ屋”が姿を消す状況は、大手の積極的な進出で町の本屋が消えていく状況とシンクロしている。

 この二店の激突はここ酒田でも行われていて、それぞれ2店舗を展開しながら週末などにかたや「100円レンタル!」すればもう片方は「旧作80円1WEEK!」と消耗戦。わたしはもちろんどちらも同じような頻度で利用しているが、そのなかでもTSUTAYAのカードはクレジットで決済すれば常に10%OFF(※)。つまり100円レンタル時でも90円で借りているわけ。なんか、映画に失礼な感じも。

 そしてこの業界に、ちょっとしたニュースが。以下次号「貸しマンガ」篇へつづく。

※このサービスは残念ながら終了してしまった。

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一発オチ映画その3~スパイダー

2008-06-28 | 洋画

Spider 「SAW」篇はこちら

スパイダー / 少年は蜘蛛にキスをする」Spider(’02)

 ミステリ作家有栖川有栖がエッセイで絶賛しなければ見ようとは思わなかっただろう。神経症患者の妄想と現実が複雑にからみあい、観客に緊張を強いる。土壇場であんな結末を迎えることで、むしろ普通の映画になったとホッとしたぐらいである。

監督クローネンバーグの最高傑作は「デッドゾーン」!ぜひ☆☆☆★★

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