餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

菓子の種は尽きまじ

2023-01-14 23:17:02 | 本と雑誌

朝外に出たら紅葉の鉢の水面が細かい白い粉だらけに。地震でもあって天井の埃がおちたのか、黄砂か。すくいきれなさそうなので大量の水を足してこぼしました。何だろう。
宍倉京子「四季の和菓子デザイン帖」読了。
これ素敵です。定番に近いものもありますが、カラフルだったりリアルだったり可愛かったりおおっ、それ作る?だったり。様々な四季の意匠がたっぷり123種つまっています。
不評でお正月には家族には普通のお雑煮を作り自分だけ香川風を寂しく食べているそうです。その香川県のお雑煮という和菓子作品もありました。ちゃんとお餅が割れて餡が入っているよ。スーパーに行くとこれ和菓子にできるかなと気になるそうで。リアルな白菜やレンコンのお菓子も。ミカンがリアルで早生っぽい緑交じりの皮が一部向けて中の房が見えていました。和菓子の世界は抽象が多く5,6年前までリアルな意匠はあまりなかったそうです。
夏の意匠に「樽の金魚鉢」がありました。樽をカットして作った金魚鉢に更紗の金魚が2匹泳いでいる意匠。ちゃんと水草と下の小石まであります。結構リアル。枠は黄土色の上南羹、水は錦玉液です。小石は白い練り切りにすり黒ゴマをまぶして天然の石っぽくしてありました。この金魚鉢買うと10万はするのよね(何の話だ)。可愛くて食べれません(たぶん一口)。


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