餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

棟方志功風金魚渋滞

2024-03-13 12:32:08 | 金魚

12/4分です。
水が冷たいのでメダカはまったく水面に近づかなくなりました。底を這っています。紅葉ですらちょっと躊躇しています。今朝は謎の粉が浮いていました。黄砂でも来たのかな。今?振動で天井のペンキが剥げたか。でも粒子は細かいので埃かな。水を足してこぼしました。寒い寒い。
江口春畝「つくってたのしいもらってうれしい 消しゴムはんこのアイデアと技法」読了。
作者は篆刻の人かな。一般的な消しゴムはんこの本ではなく棟方志功的なものを感じます。基本的な彫り方、押し方の後延々と技法が出て来ます。漂白剤や牛乳を使った白抜き方法や、塩をまいたりインスタントコーヒーをまいたり。蝋を使った書やエンボスパウダーを使ったキラキラ版画。スクラッチにステンシル。ドロッピングにドリッピング。デカルコマニーにフロッタージュ。マーブリングにしぼり染め…何の本でしたっけ。ちょっと芸術っぽいです。
素敵なのはあちこちに金魚が。青と赤の団扇で手前の赤い団扇に白抜き金魚「猛暑お見舞い申し上げます」。水紋に金魚と水草を押した紙をキーレタックでなみなみに「残暑お見舞い申し上げます」。ちょっとでっぷりした中国風赤い金魚2匹に水紋と水草の背景にゴミ取りフィルターで水玉をスプレーで入れた「暑中お見舞い申し上げます」。洋紙に水分多めの紺の絵の具を流し吹いて乾かしその上から紺の蓮の葉を3枚と赤い金魚を列で押した絵。青いパステルを前面に塗って水紋を消しゴムで消し、型紙を置いて葉っぱを2枚緑のパステルで、色を止めてその上から赤い金魚をぺたぺたの絵。全体に薄い墨でマーベリング、その上にでっぷり赤金魚を2匹、水草をわさわさの絵。水色のマーベリングで口を縛った袋の形に、赤いリボンで縛って袋の中に赤い金魚が4匹の「暑中お見舞い申し上げます」。三尾の中華っぽい赤い金魚と緑の水草と黒のポイを押し、ポイの内側に一部破れた薄い和紙を張り、その上から赤い金魚をもう1匹押した「猛暑お見舞い申し上げます」。団扇にも涼しそうな中華風赤い金魚3匹と水草柄がありました。うん、満足。


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