3/29分です。
「円空 -旅して、彫って、祈って-」を見て来ました。
円空ってその辺の木にちょいちょいと仏像を彫った人だと思っていました(こらこら)。まあそんな感じのが無きにしもあらずですが、初期の仏像がすべすべなのにびっくり。あ、丁寧。だんだんチェンソーアートみたいになってきます。いや、今どきのチェンソーアートの方がよっぽど細かいぞ。木の中に仏がいる。それを掘り出すんだ。と夏目漱石の夢十夜に出て来る運慶みたいなことを言っています。でもその木にあった仏を彫っている。全方向のもありますが、後ろがスパーンと縦に割っているのも多い。そこに何の仏か書いてあったりします。チェンソーならまっすぐ切れますがあれたぶん斧で割ったのよね。多かったのは丸太を半分に切って観音菩薩などメインの仏を彫って、残りの半分をまた半分にして両脇の像をそれぞれ作っています。または四つに割って対になる像を二組とか。SDGsだわ。芯側が正面になることもあるし、木の皮側が正面の事もあるそうで。今回は芯側正面が多かったかな。宝珠を持ったり手を合わせているところが出っ張ったところです。後ろは平らに割っている。ペアの像を同じ木から作るというのに魂を感じます。ジャコメッティみたいな細長い像は現代美術かと思いました。こんな色んな顔があったとは。すごい人です。
3/28分です。
「映画おしりたんてい さらば愛しき相棒よ」を見て来ました。
今回は名画にまつわるお話でした。昨日絵画修復の話を読み終わったばかりなので絵画づいているなと。多くの人は真に絵画を見ているのではなく評価や評判によってその絵を見ているという話でした。見ていいと思うのならそれでいいと思うのですが。まあ評価に左右されますよね。おしりたんていがブラウン君の前に相棒だったスイセンから招待状が来ます。長い間行方不明だったのに。それから名画が偽物とすり替えられている事件に巻き込まれます。ふざけているようで意外と深刻な話かも。芸術が認められるかどうか運みたいなところもありますしね。出て来る名画のパロディみたいなのが楽しいです。
3/27分です。
映画「変な家」を見て来ました。
間取りから推理する都市伝説的なものかなぁぐらいに思っていました。むちゃくちゃ民族系の怖さじゃないですか。でも一番怖かったのは後ろから幼い子供の声がしたこと。いやまだ内容がわかる年じゃないかもしれないけど、子供に見せたらいけない映画でしょう。確かR指定はなかったと思うけどトラウマにならなければいいけど。セットなのかCGなのかわかりませんが、古びた部屋がリアル。まさか本当にあんな家があるのかな。佐藤二郎さんがいい味を出していました。
一色さゆり「ルーブル美術館の天才修復士 コンサバターIV」読了。
大英博物館をやめた修復士スギモト・ケントはフリーで修復士の仕事を請け負っています。が、いきなりタイトルがルーブルになっていたのに驚き。いつの間に。和紙の専門家糸川晴香は大英博物館でスギモトの下で働いていましたが、スギモトがフリーになった時一緒にやめて事務所に入ったのですが前回スギモトが勝手にいなくなってしまいました。で、今回いきなりフランスに呼ばれます。色々謎に出会うのですが、ドラクロワのショパンをコペンハーゲンで買い取るという男が出て来ます。ショパンの恋人ジョルジュ・サンドの肖像画を持つ男でもともとは一枚の絵だったと。話は大きく広がり国家間の問題になりかねない状態に。スギモトはどうするのか。ルーブルとのおつきあいはまだまだ続きそうです。
3/26分です。
映画「COUNT ME IN 魂のリズム」を見て来ました。
ギターやキーボードは音階がありますが、ドラムは二つしか音がないと思っていました。音が出ている時と出ていない時。でもドラムセットって10位の楽器を一人でしているようなものかと。こりゃしんどいわ。ドラマーになる人は子供のころからフライパンや鍋を叩きまくっているようです。女性ドラマーの人が言っていました。ギターをする男性は女性にもてたくて始める人が多い。でもドラマーになる女性はとにかくドラムが好きでしている。それは納得。もてたかったらあんな狂ったように叩けません。かっこいいけど。ジャズとロックとパンクで叩き方がだいぶん違うとか、このドラムを見てドラマーを目指したとか。大音響の中で曲のまとめているのはドラムだとか。ギターが途切れてもコンサートは続くがバスドラムのペダルが折れたら踊っているみんなの足がフラフラになるとか。伝説のドラマーの映像や現役のすごいドラマーが次々出て来て楽しかったです。顔がわかるのロジャー・テイラーだけだったけど。硬い音低い音響く音。低音の響くのが好きかな。
3/25分です。
カフェでランチを食片付けていたら隣で女の子二人が話していました。
「片付けたら使いかけの日焼け止めが次々出て来た」
「今から使ったら」
「それがアネッサだから冬に使うのは強いかな」
聞いていてプププと笑いそうに。何故かというとアネッサの日焼け止めって真夏の日差しジリジリに使うイメージなのです。小麦色の肌にあいそうな。もう春だけどまだ寒し、春の日差しは意外と強いと言えどバリバリのバリアは肌に悪そうよね。と言いつつ去年の日焼け止めが鞄に入ったままです。笑えない。