何故に「んまい」って店名なのか、少し説明しよう。
現在の六角の店舗は、もともと私の親父が「喫茶店」と「雀荘」を経営していた。
(昔は、周辺に数多くの雀荘があり仕事帰りのサラリーマンでほんま賑わったものだ)
今から遡ること27年前の時にその二階で、私の飲食店経営が始まった訳だ。
開店当初の店名は「星の子 壺春」。。。
ダサい。。。今でなくてもダサいけど
もとのオーナーが閉店するにあたって、同じ店名で経営してくれるなら【格安価格】で貸してくれるという条件に(今で言う格安航空券みたいなもので、人も羨む結果など出る訳もない)
なびいた…。
何せ元手がない。
しかし結局は、不振で閉店した名前からは芽が出ない事を痛感した次第だ。
これじゃあかんやん~~❗️
そこから店名変更して「問答無用」→「問答無用いなせや」となり一階の雀荘を親父が閉めるのにあたり、常連さんとあれこれ相談。
(もう、ほとんどヒット曲がない歌手が芸名を変えている状態だ)
当時、烏丸周辺には皆無だった「焼肉屋」をやろうと算段したが
初期投資が高い(サラリーマンを集客するなら無煙ロースターは絶対条件)訳で、断念。
本屋で立ち読みした、某チェーン店の「初期投資の少ない焼鳥屋」に狙いを定めた。
「うまい酒や料理を出すのが伝わる名前がいいなぁ」
「うまい屋」「うまいやん」などと常連さんと2人して酔っ払いながら
「どうせなら、電話帳の一番最後に載る店名にしよう」
(当時は、電話帳って必須アイテムやったので)
当時の飲食店最後に「ん」がある。
ほなら、これに言葉を付けたら一番最後に載るやん~~❗️
(若気のいたり。全くのアホですわ)
うまい屋じゃなくて「んまい」にしよう❗️
ながながと書いたけど、ここまでの時間
およそ5分。
「ほんまにそれでいいの?」
一番驚いたのは、常連さん…。
何か自分の性格
思った瞬間の「いい」「悪い」が全て。
その時の自分を信じて前に進むタイプだ。
(これで結構失敗もしてるけど、変える気もない)
本を買うのも服や靴を買うのも、車を買うのも10分とかからない。
(迷っても、結局選ぶのは同じなのを知っている)
ただし。。。。。
ちゃっかり修正(手直しもする、ずる賢さもある)
そんな訳で命名した「んまい」の店名。
ちょっと寂しいので「旬 炭火焼き」をつけて完成。
(既に、ちゃっかり修正してるわ)
自分で筆を持ち(何と、筆ペン)ロゴを作って看板屋さんに持ち込む。
看板屋さん
。。。。。
「ただでいいから私にロゴを作らせてください」と
ええ人や~~。
と、思ったけど
後で聞いたら、自分のプライドが許さなかったらしい。
(ほんますんません)
と言うことで掲げた「んまい」の看板がこれだ❗️
(これは、七本鎗の会の翌日の15周年&真理の誕生日ショット)
この内容も、後日ブログにアップしよう!
しかし…。
本筋に入るまでに、どんだけ前振り長いねん。
6月5日(日)
午後5時に定員オーバー⁈ のお客様を迎え、滋賀県の冨田酒造「七本鎗」の会を開催した。
相変わらず、店長の真理の達筆が冴える。
滋賀県の木之本に位置する「七本鎗」は
ほとんど、彦根との県境にあり
冬は有数の豪雪地帯でもある。
よって、冬場の酒蔵訪問はほんま天候を見合わせていかないと…。
えらい事になってしまう。
どんな、えらい事かの写真を探すこと30分…。
・・・・・
・・・・・
・・・・・
見つからないので、話を進めよう(これ、ほんまスマホでブログアップきつくなってきたわ)
毎回4~5時間かかるし…
迎える準備万端!
さあさあ、始まりますよ。
今回は、カウンターも使ったけど2ヶ月前に予約満席になり改めて「七本鎗」の人気のほどを痛感。
何せ滋賀県最後の独身イケメンの評価高い「冨田くん」
京都出身の某有名タレント⁈ 女優さんにも
「まるっきり、私の好みのタイプやわ」と打ち明けられたらしい。
俺の好きなタレントさんやのに。。。
くっそ~~~~。
それは、さておき料理の写真をアップしよう!
デザートも入れて全9品
(仕込み水をあらかじめ頂き、全ての料理に使う事が出来ました)
そして冨田酒造のお酒は、掲載禁止も含めて12銘柄だ
ちょっと、、、
七本鎗だけにやり過ぎかも。。。
そうや
よく言われることやけど「ブログにもう少しお酒の詳細コメントを書いて」と
私の考えとしては、こうしたお酒の会は総合的に楽しんで頂ければ最高なんです。
勉強会としてのお酒の会なら、決して酔わず真剣にやりたいものです。
もちろん、お酒を出すたびに説明をして頂きますが
それよりも笑顔溢れるお酒の席があります。
自身ブログについても同様に考えているので、こんな感じでご了承ください。
これは冨田くんと「日本酒ガール」の松浦すみれちゃんのツーショット。
(確か2人ともテレビのLife夢のかたちに出演してたけど)
ちょうど七本鎗のテレビ撮影の時
偶然蔵訪問していて、それが初めての山廃を搾った翌日やったかなぁ。
きき酒してると
「ひと言コメントを頂けませんか?」撮影スタッフに聞かれ
「しっかり酸も出てるし、お箸を持ちたくなるお酒やね」と言ってたと冨田くん。
(確かにテレビ映っとったけど)
そやったかいな❓
確か。。。自分の中では、「やっぱり出来たの山廃は酸っぱ~~❗️」ぐらいのイメージやったような(冨田くん、ごめん)
そんな2年前の残り少ない山廃酒も今回出品(非売品)
当時を振り返り、ふた回りもみ回りも味の厚みが増した冨田酒造初の山廃。
まだ数年置きたいフルボディに育ってくれたなぁ。
いまだに、出来立てのお酒は美味しいんやろなぁ。と聞かれるけど、そんなんあらへん。
(いや、全くない訳じゃない)
そうそう
最後のデザート「七本鎗の酒粕を使ったベイクドチーズケーキ」はスタッフ勇気(ゆき)の力作❗️
(ちょっと手ぶれすんません)
そやけど
七本鎗の燗酒にぴったりです。
最後に頑張ってくれたスタッフ全員の挨拶❗️
5時スタートの「七本鎗」の会も9時前に閉会。
今回も沢山のお客様に集まって頂けた事に喜びを感じました。
遠路はるばる来てくれた冨田くん。
ほんま、ありがとうございます❗️
ここでお知らせ❗️
次回、【んまい酒の会】は和歌山の世界一統「南方」さん。
8月28日(日)です。
今年の鑑評会で見事金賞受賞された、武田杜氏をゲストに迎え午後5時開宴。
和歌山やったら料理にクエ出すんやろなぁ…クエ。。。
(出なかったらごめんなさい)
会費 7,000円(税込)
お問合せは「んまい」075-255-1406
まで、雄町して滓増す~~❗️