花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

2020年環境班は新システムで復活

2024年03月24日 | 環境システム科
2019年4月、環境研究班が新たに2年生を募集しました。
「解散詐欺」といわれても反論できない大人の事情です。
さてこの年から大きく変わったことがあります。
それが類型枠の撤廃。環境システム科には2つの類型があり
2年生に進級する際、どちらかを選ぶのですが、
課題研究はそれぞれの類型の学習をより深めるものという考えのもと
研究班は各類型下に設けられていたのです。なぜなら果樹類型を選択していながら、
野菜を研究するというのは、選択した分野の課題を解決する意味合いから見ても
理屈に合わないからです。この考え方は他の学校でもほぼ同じです。
FLORAはビジネス類型所属。したがってビジネス類型を選択しなければ
入れませんでした。しかし環境研究は、工業にも農業にも関係するものなので
検討の結果、類型枠を撤廃してどの研究班も
自由に入れるように改革されました。さてこの年に入ってきた2年生は5名。
チームの愛称はTreasure Huntersです。彼らは3名が工業類型でした。
これは三和土で土壌流出を抑制する実験に取り組むHunters。
主任研究員は工業類型でした。短所は農業をあまり学んでいないので
栽培経験が少ないこと。しかしものづくりの発想で取り組める長所もあります。
このように2020年は、新しいシステムで活動が始まった年でした。
写真の左上の制服を着た先輩はBubble Boys。
親代わりとなって新たな環境班を育てていました。Bubble Boysは偉大です。
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2024 DESIGN

2024年03月24日 | 研究
明日の月曜日は終業式。2023年度もこれにて千秋楽となります。
1年間を振り返ってみて、今年度のFLORAは
初めて研究活動をスタートさせたにもかかわらず
環境大臣賞を受賞するなど大いに評価されました。
さらに2024年の夏に開催される水の国際大会への出場も決まるなど
上出来どころか、奇跡の大活躍です。
さてFLORAでは毎年春休みに、恒例となったTシャツのデザインを決定します。
なぜなら4月上旬に発注しても完成はゴールデンウィーク明け。
もたもたしていると作業する温室が暑くなってくるからです。
2009年から毎年ユニークなデザインを発表してきましたが
今年は悩む必要がありません。なぜなら水の国際大会に出場する際は
2012年に作った日本代表のデザインを踏襲することにしているからです。
水の雫をイメージしたデザインですが、
今年は少しシンプルなデザインにしようと検討しています。
その例がこれ。定番のFLORAとJAPANだけしかありません。
大会名や2024という年号を入れるか、入れるとしたらどこに。
サイズや色を選びながら春休みの活動日に決まります。
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お騒がせしました

2024年03月24日 | 研究
これは先日行われた校内プロジェクト発表会。
2年生が今年度の活動成果と来年度の計画を発表する
農業クラブ主催のビッグイベントです。
また2024年6月に開催される農業クラブ県大会予選を兼ねているので
どのチームも代表を目指して力が入った発表となります。
さて発表しているのはFLORA HUNTERS。
今回は2名一組となり4つの研究成果を披露しました。
もちろん発表者は主任研究員。しかしこのチームは違いました。
なんとPCを操作する予定の相棒が発表しているではありませんか。
とにかく人前で発表するのが大好きな彼、みんなの練習をみているうちに
いても経ってもいられなくなり、主任研究員に頼み込み
大会当日になんと発表者として登場してきたのです。
まあやる気があるだけに堂々とした発表。たくさんの拍手をいただきました。
さて4チームも送り込んだFLORAですが今回も落選。代表にはなれませんでした。
なぜなら水の国際大会の出場が決まったから。もし県大会を勝ち抜いて
東北大会の出場切符を手にしても、渡航時期と重なるため参加できないのです。
FLORAが農業クラブの大会に最後に出場したのは2017年。
かつて2010年から毎年のように出場していた頃が懐かしく思えます。
この大会は日本代表が決まる前日。まさか代表になるなんて知らないFLORAは
精一杯発表しました。審査してくださった先生や名農生の皆さん
お騒がせしました。もちろん一番ショックなのはFLORAメンバー。
きっと女神FLORAはどこかで埋め合わせをしてくださるはずです。
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