花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

火事場の馬鹿力

2024年03月12日 | 研究
まもなく3月も終了。残念ながら今年は校長室前の掲示板を
埋めることができなかったとがっかりしていたFLORAですが、
最後の最後に朗報が届きました。
かつてから応募していたパワーポイントのショートムービーが
予選を通過し、決勝に進むことになったのです。
発表するのはFLORAの3年生とJr.の女子。
2人とも郷土芸能部の先輩後輩。和太鼓奏者の2人組です。
大会は春休みの3月30日の東京。入賞するかどうかはわかりませんが、
今年度の最後の最後に馬鹿力を発揮した感じです。
入試は終わりましたが、まだまだ年度末や
新入生を迎える業務がたくさんある名農。
学校に出校できる日は多くありません。
さっそく集まって大会まで発表練習を緊急に立てる予定です。
先輩と2人で春から取り組んでた水質浄化研究を
ぜひ全国に披露してきてほしいものです。
それにしてもパワーポイントで製作したショートムービーが
大会こそ違いますが3本とも決勝に残っているとは驚き。
先日のアカデミー賞で日本映画が受賞したように
彼女たちの作品も評価されることを期待しています。
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小規模校を輝かせる方法

2024年03月12日 | 環境システム科
2015年の環境班です。場所は農業クラブ県大会の会場。
確か津軽の高校だった気がします。
閉会式が終わり、学校ごとに記念写真を撮っていますが
この中にFLORAは何人いると思いますか。
なんと19名中10名がFLORAです。理由は流儀。
初代環境班は園芸科学科草花班時代に生まれた
2年生と一丸になって大会に臨むスタイルを継承しているからです。
確か前年も園芸科学科の先輩とやはり10名以上のチームで乗り込み
最優秀を受賞しているはずです。
さて長年の経験上、小規模校の名農は例えば同じ3部門に出場する際でも
数名で参加するより、大人数でわいわい参加した時の方が勢いがあり、
大会を突破する確率が高いことを知っています。
したがって個ではなく、いかにチーム名農を育てるかがポイント。
今日は意見発表の校内予選。木曜日は研究発表の校内予選があります。
「小粒でもぴりりと辛い」
仲間意識を高め、存在感のあるチーム名農作りがまもなくスタート。
名農農業クラブの腕の見せどころです。
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道程

2024年03月12日 | 環境システム科
環境システム科のFLORAの歩みを紹介しています。
彼らは環境システム科の1回生。つまり初代の環境研究班です。
土肥実験室の机上の書類を手分けして確認しています。
書類はアグリチャレンジの応募作品。
彼らは高校生の視点で優れた作品を探しているのです。
FLORAに賞を決める権限はありませんが、
彼らの推薦は審査員に届くので、大いに参考になったはずです。
ではなぜこんなことができるのでしょう。
実は当時、食と科学のコンテスト「アグリチャレンジ」は
名農主催といいながら、ほぼすべてFLORA主催だったのです。
各小中学校への案内文書の発送、応募作品の受付、先生方への審査依頼、
司会進行はもちろん、副賞代も初めはFLORAが出していたのです。
これは2015年、3年生になったFLORAの審査風景。
「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」
園芸科学科の先輩FLORAから伝授されたものをベースに
新しいスタイルを模索しながら作っていった初代環境班の5人です。
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