新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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その後の「オオタカ」一家

2014-07-09 18:02:22 | 山の鳥
数日前にオオタカの報告をいたしました。「あのオオタカが見られる」と、その後何度か通っておりますが、幼鳥への給餌行動などを目の当たりにして驚いております。
その様子を紹介いたしますが、現実はかなり厳しい状況でありますので、以前紹介いたしましたと同様に、心優しき方はご覧にならない方がよろしいかと思います。

では。
自然界の頂点に君臨する「オオタカ」と、よく図鑑などに紹介されます。この現場でも3羽の幼鳥を育てるために、親鳥が懸命に給餌行動をしております。
一方では5羽の家族を維持するだけの食べ物がこの森に存在していることの証明にもなります。いずれ子供たちは、親の縄張りからは離れて行ってしまうのですが。



その時「オオタカ」気配に気が付いたのはこの親鳥です。帰宅して分ったのですが、親鳥の嘴や爪に鳥の羽が付いていないですか。なんとなく羽まみれです。


5メートルくらい離れたところでしきりに鳴いていたのが、この幼鳥です。
この角度でこのポーズで鳴いていますから、下から見ると単なる後姿です。


親鳥が飛び立った後を追うように飛び立つ幼鳥です。右脚は見えるのですが、左脚は太い枝の向こう側です。


左脚でしっかり掴んでいるのは、肉の塊です。気のせいか羽が付いています。


空中に放り出されたように伸びる二本の脚の先には赤い爪が見えます。そして光る脚環があります。
大きさから言って、ハトでしょうか。

こく位の大きさになった幼鳥には、もうまるまる1羽与えているのでしょうか。
コメント
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