おサルのダイアリー

棋力はサル並み?のウッキーが将棋に向かう日記

棋譜鑑賞、とは言うものの。

2011年02月18日 | 皇帝勅語

「初段」──。囲碁・将棋だけでなく、空手や柔道などの武道にもある段位であるが、ほぼ共通するのが「一般人とは明らかに異なる力」であり、一方では「トップレベルの能力をある程度推し量れる力」でもある。

 ↑棋書ミシュランの『初段になるための将棋勉強法』レビューから取ってきたのだが、結構コレが難しい(とゆうより激ムズと言ってイイと)

 順位戦より、コソーリ応援してる高崎先生&対飯島流(これも難敵)の将棋ということで注目して見たものの、ウッキーの棋力ではボンヤリとしかワカラン。

 角道を止めずに引き角の作戦に対して、中飛車からさっそくの5筋交換はまぁ分かる。(角で取ったのも。)

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 ここで△8六歩は▲7三角成or▲3三角成があるわけで。(解説がありがたい…)ここからちょっと進んで先手は▲5五飛~▲8五飛と飛車をぶつける。

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 それまでの手順で△8六歩とする手は無かったのか?とか、ここで△8五同飛ではなく▲8三歩と辛抱する手は?(将棋の手ではないが…実戦を見てるとね)とか思うわけで、ここらへん解説なし。(月額525円払ってるんだけどなぁ) 後手は飛車交換に応じながら、△8三飛▲8六歩△8四歩と桂馬を取ろうとする。(これは分かる)

 以下▲9三桂成△同飛▲8五歩(60分の長考)△9五飛▲5三歩(50分)△同角と飛車角を不自由な形にしておいて▲8二飛で先手有利と。

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 △7三桂とにげるのは仕方がないか。桂を渡すと▲3四桂とか▲5四桂(?)が有るので、後手玉は案外早逃げが利かない…と(たぶん) しかし、▲8四歩△6五桂▲8三歩成と、ココにと金を作られては居玉では持ちこたえられない(んでしょうね。)

 後手も△8五飛から飛車を成り込むものの、▲7八銀とされると『この一手だけで先手陣に出城が出来たような印象。』(解説コメント) 先手玉に届きそうもないので、高崎先生の快勝かと思うのだけれど、投了図がよく分からない…

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 61手という短手数まで、先手の勝ち~なのだけれど、ウッキーレベルだとここから一山も二山もありそうな感じ。一応△8四金と角を取ると▲6三角成でほぼ必死、らしいことは分かるし、プロレベルだともう終わってる、ということなんでしょうけどね。

 この局は、対引き角作戦に有力な対抗策と思うのと、いったいどの辺で優勢とか勝利を読み切ったのかを聴いてみたい気がする… というくらいが、初二段の感想レベルじゃないかと。 

 しかし、若いっていいな… 60分、50分とかトコトン読みを入れられる集中力の10分の1、いや100分の1でも欲しい。

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