おサルのダイアリー

棋力はサル並み?のウッキーが将棋に向かう日記

淡々と、熱く。

2007年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 今年もあと1時間で終わるわけだが、やり残したこと・思い残したことはいっぱいありすぎて、かえってサバサバ(笑)して新年を迎えよう。

 子どもたちが24で指した棋譜を見る。 コータ君は1局、とにかく勝って良かった。 楽勝の将棋が混戦になってしまったのだが、そうなった理由を自分でじっくり消化してほしい。

 ゆ~くんは、とにかく四間飛車+美濃囲いで、相手の疑問手(というかR300~500点はこんな将棋か…)から、自慢の怪力(?)がモノを言って再び連勝モード。 調子に乗って雑な将棋にならないように戒めるタイミングを待つ。

 りゅうせいくんの昨日の角落ちの将棋をもう一度見る。 しっかり矢倉に組んでから鋭く踏み込む。 もう少し曲線的に優勢になる指し方もあったと思うのだが、「だがそれがいい」である。 

 3人とも良い将棋を重ねていくことだと思う。 一局一局、一手一手に全力を尽くすような将棋を指すことだ。 おサル自身も自戒の言葉として、来年は取り組んでいこうと思いつつ、今年の稿を終えるとしよう。 良いお年を。

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喜び七分、悲?哀三分?

2007年12月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 ネット教室のエントリをUPしたら、早速ゆ~くんから対局の申し込みがあった。 こちら先手で▲7六歩に△1四歩だったので、「これからは普通の将棋を指すこと!」とチャットしつつ、『普通』の四間飛車へ。

 とは言っても、攻めたいお年頃?なので無理矢理△4五歩と振り飛車側から角交換にくる。(みんなやりたいんだよなぁ~)と思いつつ、その手を咎めて優勢→勝利となるはずが、こちらのヌルい手をついてうまく捌きながら、一気におサル陣に肉薄してきた。

 「うげっ、これは本格的にやばいかも… 負けたかや~!?」と必死に粘ったものの手堅い寄せに受けが無くなった(ホントに青くなった)が、一瞬のスキをついて、ゆ~くんの玉を詰まして胸をなで下ろす。 彼の成長やノーマルな将棋でも十分指せることが分かって嬉しいのだが、 危うく本気で負けかけたのでおサル的にはとっても複雑…

 その後、買い物がてら、将棋世界の最新号を買う。 パラパラめくると、中とじカラーの若手プロvsアマ強豪のページに小学生名人の子が載っていて「あ~この子新潟だったのかぁ。大平プロが本格的に育ててるもんなぁ。」と思って次のページを見ると、「げっ…」懐かしの旧友の写真が…

 10秒将棋でプロを追い込み、惜敗したが相変わらず強い将棋を指すなぁ…と感心したのだが、気になるのは写真の老け具合の方である。 考えてるトコの写真だったが、額のしわが多すぎる… 

 「○○も歳喰ったなぁ~」と思いつつ、自身も振り返って見るだに、こんな感じかなぁ…と思うとチョット暗くなる。 (最近は鏡を見ないようにしている私…)

 と、ちょっと沈んだ気持ちでいるところに、りゅうせいくんのお母さんからメール。今日の将棋は負けたけど良かった、とのこと。 棋譜を確認すると、今日は力の入った将棋を指している。よしよし。

 少し良い気分になったところで、今年も大詰め。 来年の予定を考えながら、もう少し頑張ってみるか…と、柄にもなく思ってしまったですよ。

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はてさてどうしたものか

2007年12月29日 | 将棋(全般)

 24の某サークルが主催する? web大会に参加中のりゅうせいくん。 挨拶代わりに岩手のまおくんと一局。 こういうのができるのがネットのすごいところ。地方のハンデというのがカナーリなくなって、将来的にはネット上で育った子がプロになる時代がくるかも…(佐藤天彦プロなんかそのハシリかな?)

 りゅうせいくん先手で相横歩(これがなぁ…)で下の局面へ。

Ryuseimao23

 ここから△8二角▲同角成△同銀に、▲8三歩?△7三銀▲2三歩?とした手がどうだったか。 以下△2七角と打たれて簡単に形勢が離れ、勝負所すらないワンサイドゲーム…。

 ▲8三歩では▲5五角で、以下△2八歩▲8二角成△2九歩成…とでもなるのだろうか。 おサルはよく知らない。 が、指した当人は知っていなくてはいけない。横歩取りというのはそういう部分が大きい。 

 こうやってアサーリ終わってしまうと、知識が勝負、みたいな将棋になぜしたのだろう…とついつい思ってしまう。 本人がそれでいいのなら言うことはないのだが…

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初段のイメージ

2007年12月27日 | 将棋教室

 この間、ゆ~くんのお父さんにちょこっとだけ話したけれども、将棋以外のことで例えて挙げてみると、父兄の方にもイメージしやすいかもしれない。(また目指すところも分かってもらえるのではないかと)

 スポーツでも芸術分野でも、初心~中級~有段に近いイメージを持っていただきたいと。 フュギュアスケートを例に(今観てるw)すると、靴を履いて滑ることができる(初心)→転ばずにジャンプとかもできる(中級)→回転を含めた演技ができる(有段)、と言ったところだろうか。 有段のレベルになると、大会に出たり、他人の演技を見る目もできてくる。 それ以上はプロのコーチに付いて練習しなさい、ということで。 

 私たちが教えられるのは、基本というか基礎の部分で精一杯。でもあるし、それ以上のステージを目指すのならば、それこそ本人も周囲も相当な覚悟でやって行かなくてはならない…と思う。 将棋なりスケートでも楽しんでやる地点から、より厳しく(ある意味苦しく、キツイ道)段階へと。 どんなスポーツや分野においてもそうだと思う。 「一般人は体を鍛えるために、プロは体を壊すためにスポーツをする。」といった選手もいたが、その境目くらいまで、教室で指導・フォローしていく、といったところが、程良い到達点だと考えるのだが。

 とりあえず、今宵はこのあたりまでにしとうございます。

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ウチの将棋教室の目指すところ(1)

2007年12月26日 | 将棋教室

 日曜日、教室が終わった後、1月2月の大会の打ち合わせをしつつ、父兄の方と話し合いの会を持とうというプランが出てきた。 いい機会なので、おサルが日頃考えてることをまとめていこうと思う。 

 こうやって徐々に、web上で公開しながら、まとめていけば、見てくださる方から意見もあるだろうし、会の限られた時間の中で一通り説明して終わり。というよりも共通認識ができるのではないかと思うので。 

 まず、最初に教室の目指すところということで、目標としては『初段を目指そう』というところではないかと思う。 

 この『初段』というのがミソというか、おサルの考える『初段』というのは、棋力が初段あるということだけではない。(つもり)

(第一「この問題を何分で解けたら初段」という目安では、おサル自身が自信がないw)

 おサルのイメージする『初段』というのは、結構幅広いというか漠然としてるというか、思いつくまま挙げてみると…

a.そこそこ将棋の知識がある。 ex.プロに二枚落ちで、とにかく形になるくらい。棋理にかなった指し方がある程度できる。

b.将棋の情報とかに興味を持てる。 ex.NHKの講座やトーナメントを見て楽しめる。 新聞の将棋欄を見て指し手を予想する。 雑誌で見かける詰め将棋を解いてみようと思う。(…おサルは思わないけどw) 棋譜を鑑賞することができる。

c.たま~に近所で将棋の大会があったら出てみようと思う。

d.自分で将棋を強くなろうとする気持ちを持ち、常に努力する。(これが一番か?)

 異論反論オブジェクションお待ちしてます。

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