打越通信

日記ふういろいろ

秘密の場所

2015-06-19 17:36:18 | 日記ふう
梅雨の時期、雨の合間に散歩に出かける。
この頃、いろいろと忙しくなってきている。
それについては詳しく別に書くとして、運動不足気味な日々が入梅とともに始まってしまった。
坪井川遊水地公園をいつものように歩いている、するとあの睡蓮池に人影が見える。
遠目にも明らかに人の姿が見える。
堤防から降りて睡蓮池に行ってみるとカメラを抱えた人が十数名ほどいた。
睡蓮を撮っている。



三脚を立てて撮っている人、手持ちでとっている人、水面近くに這い蹲うようにとっている人たちだ。
結構年配の人たちで、中には女性の方もいらっしゃる。
まさかこのブログを見てきているのか(それはないだろうけど?)



EOSを持ったオヤジに声をかけてみた。
「良い写真撮れてますか?」
彼はモニタを私に見せながら何枚か見せてもらった。
背面の構造を見ると私のEOSと同じだったので機種を聞いてみた。
同じ機種だったがMarkⅢというヤツで最新の機種で価格ももの凄く高いカメラだった。
このやろう、と思いながらレンズを見ると70mm-200mmのレンズでこれまた私のレンズと同じ。
しかし良く見ると三脚に固定できる台座のようなモノが目に入った。
同じ70mm-200mmのレンズでもF値が良いf2.8のレンズのようだ。
これまた、まいったという感じだ。



そしてその横で三脚にカメラを固定している女性と話をしている。
女性のカメラはNikon製のカメラに望遠が効くレンズをつけていた。
良くは聞き取れなかったが<PLは軽いほうなの?>といきなり専門用語が出てきた。
そうPLとは偏光フィルターの事だ。
光の反射を抑えるためのフィルターで、釣りをしていた頃、サングラスに偏光用というのがあって、海の中を見るとき反射光をおさえ、水中がよく見えるめがねの事だ。
今のクルマはどうか知らないが、そのサングラスをかけて運転するとフロントにタイルを貼り付けたような模様が出てくる。
話が大きくそれてしまったが、十数名のカメラマンにさらに2,3人が堤防から降りてくる。
しばらくその様子をカメラ(ケータイ)で撮りながら散歩の続きだ。
公園内を一週して公園の案内板の前で高齢の女性が地図を見ておられた。
そして私に紙切れのようなものを見せながら
「ここはどこですか?」
と聞いて来られた。
どうも本日の朝刊(地方紙)にこのスイレン池の記事が出ていたようだ。
当然、公園の地図にはこの池はかかれていない。
案内板の反対方向を指差して
「あそこに木が茂った所がありますよね、あの下辺りです」
と答え、駐車場が無い事、その先に○○というスーパーがあるのでその駐車場の一番奥にクルマを止めて行けることを教えた。
なんだ地方紙の記事だったのかと思いながらもよっぽど記事が無いのだろう、私の秘密の場所まで載せやがってと怒ってみたが、その情報元がブログだったりしてと勝手に思うのだ。