打越流星群

沖縄と打越町の友人たちの繋がりをさらに深めたいという思いでこのブログを始めます。日常や町のイベントまで情報を発信。

うりずんの季節

2011-04-20 20:06:16 | 日記
<33件>
これは去年4月の葬儀の実績である。
入社以来12月が<23件>であったが、それでも
(しに、いそがしかった)のである。

死亡診断書の死因に<脳梗塞>のなんと多いことか。
時々頭痛がするので気をつけることにしよう。

さて、この時期沖縄は<うりずん>の季節だ。
奥武島に住んでいた家の窓からは、実にさわやかな風が
吹き込んできた。
清明祭があり、奥武島はいよいよ<ハーリー>に向け
準備が本格化する。
もずく漁も最盛期を迎えているので、一年で一番忙しい
時期と言えるだろう。
こう書いていると、無性に<ハーリー>が見たくなった。

会社は現在組織改革を始め、<変革>の真っ只中にある。
新入・中途採用社員の教育方法を変えることにより、
会社の体質そのものを変えていく作業を、ほぼ同期の
入社といえる久保氏とともに、その他さまざまな提言を具申
しながら実行している状況にある。
その中に<一週間のリフレッシュ休暇が採れる会社を目指そう>
というのがある。
大きな組織を経験してきた久保氏ならではの提案だが、
是非これを実現させ<奥武島ハーリー>を見に行こうと思う。




桜とさくら

2011-03-31 21:50:37 | 日記
まずは、一字入れ損なったため反対の意味になった前回の文章の訂正から・・

{大相撲の体たらくぶりは最早 野球を間違いな日本の<国技>に近づけた。
サッカーのようにキッズからアスリートまでそれぞれの段階で指導できる
一貫した体制作りが構築された時、沖縄は野球のドラフト候補を多く抱える
地域に変貌するだろう。}・・で、
{大相撲の体たらくぶりは最早 野球を間違いな・・のあとに<く>を入れ、
読んでいただきたい。
ちなみに僕は、こよなく<野球>を愛している。

さて、熊本に帰って最初に見る<桜>をどこで見ようかと迷ったが、母を誘って
お城に行った。



別名 銀杏城とも呼ばれるが、やはり熊本城には桜が似合う。
一昨年 ソフトのチームで来熊した沖縄の友人達にも見せてやりたい美しさだ。





ケンのブログによく出てくる新幹線の<さくら>も見ておこうと今度は熊本駅へ
足を伸ばした。

駅前と構内の貧弱さは目を覆うばかりなので、ここでは割愛する。

ホームに着いて10分ほど経った時、鹿児島からの<さくら>が滑るように
入ってきた。



思わず少年のように小躍りしてしまった。
すると今度は博多から下りの<さくら>が入ってきた。





仲良く並んだ<さくら>の先端を眺めていると、
子供時代 紙芝居のオジサンがトタンの箱の中から割り箸に<水飴>を
絡めている形に似ているなぁ・・などと連想し笑えてきた。
傍らでは母が感動しているかと思いきや、八代ー鹿児島中央間が先んじて
開通した時、いの一番に乗っているのを忘れていた。
喜んでいたのは僕だけだった。





ウチナー野球

2011-03-30 19:47:17 | 日記
23日から春のセンバツが始まったが、残念なことに沖縄からは
今回出場はない。

4年前、初めて真近に見る沖縄の野球少年たちは僕の目に新鮮に映った。
休日は小学校、中学、高校と沖縄の野球小僧たちを見て回った。
仕事の途中でも車を止めて練習に見入ったのを覚えている。
その結果、あることに気がついた。
一つは、皆一様に(体は小さいが肩が強い)のである。
肩の強さは肩甲骨の大きさに比例する。これは主に人種の違いにある。
投てき競技等、アジアの人種が欧米人にかなわぬのはそのせいである。
だが、沖縄は昔から貿易をはじめ、外との交流が盛んであったことは
歴史が証明している。
血が混ざり合い内地の人間には無い骨格が形成されたであろうことは
容易想像がつく。
もう一つは足の速さである。
瞬発力が素晴らしい。これも前節をなぞる。

<足が速くて肩が強い>
野球選手にとって、フィジカル面でこの上ないアドバンテージだ。
まさに金のタマゴがウヨウヨいると感じた。
ならば、である。沖縄からもっと名だたる野球選手が沢山輩出されているはずである。
ところが、必ずしもそうではない。
総合的な高い運動能力を持ちながら、それが生かされなかった第一の原因は
選手たちの意識の持ち方が、言い換えれば<沖縄>という地域性の
影響が大きかったように思えるのである。

沖縄の高校野球を例にあげると、以前のチームは一言で(淡白)だった。
試合もいいところまでいくのだが、粘りが無い。
豊見城・沖縄水産高校を率いて華々しい戦績を残した裁 監督はもちろん、
去年の春のセンバツ・夏の選手権と甲子園連覇を果たした興南の我喜屋監督は、
選手の<意識改革>に成功した人である。

大相撲の体たらくぶりは最早 野球を間違いな日本の<国技>に近づけた。
サッカーのようにキッズからアスリートまでそれぞれの段階で指導できる
一貫した体制作りが構築された時、沖縄は野球のドラフト候補を多く抱える
地域に変貌するだろう。


震災とTVdeha

2011-03-19 21:39:35 | 日記
永の休稿をご容赦願いたい。
珍しく書き溜めていたものも含め、先の東北・関東大震災で
オシャカにした。
その後なかなか書く気になれなかったのだが、震災後その様子を
報道していたTV各局が、一部を除き通常の番組を放送し始めた。

もともと日本の<バラエティー番組>といわれているものの類は
批評するのも時間のムダと思うものであふれている。
未曾有の大災害に見舞われた今の日本に<だからこそ今必要>と
本当に思い<お笑い>を届けているのだろうか。
 
<食品の生産ラインを24時間体制にして頑張っています>
とレトルトのカレーが次々と生産される前でニヤケ顔で答える
工場関係者。
(そりゃ震災特需だろうよ。)
カレーの箱など避難所では即ゴミになる。

阪神・淡路大震災で日本人は何を教訓としたのだろう。
今回の輸送ルートの確保は凄いスピードだったが、
モラル失墜のスピードもなかなか目を見張る。

2万人にも迫る死者・行方不明者という事実。
静かに手を合わせよう。

記憶の断片

2011-03-07 00:18:47 | 日記
ひとみが数週間前からラーメンを食べたがっていたので、
息子の誕生日(3月9日)の贈り物を買いに行ったついでに
ショッピングモールの中にあるラーメン店に入った。
平日ではあるが昼時だったので、込んでいないか気になったが、
スンナリ座れた。。
入口に近いその席の壁棚に《28号の足》が飾られていた。
あの<鉄人>である。
小学校の時分、28号の絵をよく描いていた記憶がある。
最初 背中にロケットを背負ってはいなかった28号は、
空を飛べるようになって行動範囲が広がった。緊急時
正太郎少年がリモコンで電波を送ると、秘密の基地から
飛んでくるのだ。
しかし、僕は飛ばない28号が好きだった。
足を地に着け敵のロボットと取っ組みあう姿が、格好よかったからだ。




壁棚の<足だけの28号>はそんなことを思い出させてくれた。
不完全に見えるが、それ故 想像力がかきたてられ、
バランスが絶妙の<ミロのビーナス>・・とは言い過ぎか・・。

その店のディスプレイは昭和の香りがいっぱいで、好みでは
あったのだが、肝心のラーメンの味は、というと
(もう一度食べたい、とは思わない)シロモノだった。
チャンポン派のはずのひとみが(他の店のラーメンも食べてみたい)
という。
しばらくの間休日の一食はラーメンになりそうだ。

ヒマな時ほど忙しい

2011-03-05 00:06:01 | 日記
今日で一週間、お通夜・葬儀がない。
正確にいえば昨日最小規模の通夜・葬儀があったが、
いわゆる数の内に入らないものだった。

通夜・葬儀がないときどういう仕事をしているか・・
簡単にいえば、ハード面の修理とメンテナンスといえる。
坪井・白川と建物が2か所に分かれている上、エイジングによる
老朽化で手直しする個所は山ほどある。
ホテルでいえば<営繕>がする仕事もこなさなければならない。
笑い話のようだが、長年かけつづけたワックスが分厚くなったので
社員でヘラを使い2ヶ月もかかって剥いだそうだ。ご立派・・
ほとんど自前の労働力でまかなう姿勢には<凄み>さえ感じる。

と、ここまで書いて現場が立て続けに入った。
人の、不幸により沈んだ心をサポートし
送り出す仕事に出かけるとしよう。

次回は、これだ。


納税者のひとり言

2011-03-03 21:32:44 | 日記
合同庁舎に確定申告に行った。



平日とあって人が少ない。
一階受付で、まず書類が提出できる状態で持参しているか否か、
頭の薄い50代とおぼしき男性から尋ねられた。
他にその男性よりやや若いのが一人、20代の女性が二人。
この三人も含めやたらと愛想がいい。
<税金納めてやってんだぞ>と言わんばかりの輩もいるのだろう。
腰が低い。

源泉徴収票や生命保険の領収書などを所定の用紙に張り付け、



<パソコンのところに行ってください>
行くとオネーサマがサカサカと入力して
<はい、これで終了です。三週間後に指定の口座に振り込まれます。>
入力したとたん還付金額が判明する。
(な~んしかなぁ・・・)

日本では給与所得者は源泉徴収されているので、納税意識が希薄であると
言われているが、このシステムなかなかどうしてよくできている面もある。
やはり、問題は税の不公平性とその使われ方ではないか。

政権が代わって使い方にメスを入れようとしているが、
<井上真改>のような名刀で
(本所の銕っつぁん)にお出まし願い、切ってもらおうか。


豆乳 2

2011-03-03 00:28:15 | 日記
母から豆乳作りを教わった。
結論から言えば、考えていたより拍子抜けするほど
簡単だった。
以下は手順である。



まず昨夜から水に浸しておいた大豆を水切りする。
大きさが2倍ほどになっている。



次にフードカッターに入れ攪拌する。



このくらいの大きさになったら



沸騰しているお湯の中に大豆を入れていく。



4度ほど吹き上がるたびに火加減を調節して



<セントリ>袋のなかに入れ込む。



絞ると・・白濁した<豆乳>の完成だ。



ここまできて大豆や水の分量に触れていないことがお解かりだろう。
几帳面な母が計量しなかったのである。
薄いと感じれば大豆を増やすか水を減らす。
濃いと感じたらその逆にすればよいのだという。
(母のそのまた母からの教えなのだろう)

ひとみと母と三人で出来立ての豆乳を飲んだ。
祖母が縫った<セントリ袋>で絞った<豆乳>は
なんともいえぬ味わいがした。

ストレスの解消

2011-03-01 09:32:04 | 日記
最近ふと気付いたことがある。
奥武島を離れてから、趣味とかストレスを発散する手段を
持っていない自分がいる。
島ではほとんど毎日、いや確実に毎日<島酒>を飲んでいたし、
ソフトや野球に興じていた。
素晴らしい海があり、親しい友がいる。
僕にとって、ストレスなどとはもとから無縁の場所だった。

しかし、である。
熊本に来てからもストレスを感じないのである。
(どうしてだろう)
(もともとここに住んでいたからなのか)
(海も、島酒も、三線もないぞ)

考えてみると、このブログの存在が大きいことに気づいた。
熊本の、そして沖縄の友人たちとつながっている安心感が
心の安定を生んでいる。
毎日更新とはいかない事情もあるが、訪問者のためにも
楽しめるブログにしていきたいと改めて思う。

今日は休日だが、会社の会議に出席したあと、<豆乳>を
つくる予定だ。

豆乳 1

2011-02-26 20:00:00 | 日記
仕事柄食事のリズムが悪く、腸に膨満感を覚えることが多くなったので
口に入るものに気を遣いだした。
たとえば、ヨーグルト・ヤクルトなどの乳酸・ビフィズス菌に加えて
最近<豆乳>を飲む機会が多くなった。
この<豆乳>、最初は市販のパックを買っていたが、
話を聞いた母が作ってくれた。
最初は生々しい味と感じていたが、飲むうちに大豆本来の香りがして好きになった。

今度の休日だが、母に<豆乳>の作り方を教えてほしいと頼んだら
喜んで引き受けてくれた。
作り方の話だけは聞いているが、実際はどうなのやら・・。
次回写真付きでレポートしよう。