打越通信

日記ふういろいろ

夏祭り

2019-07-29 20:55:14 | 日記ふう
台風の影響で一週間延期になった「美野島夏祭り」だ。



当日は休日出勤(土曜出社)で退社後天神に用事があり用事を済ませ自宅に帰ってくると祭りがあっていた。
美野島商店街の手作りの祭りで和気あいあいの雰囲気だった。
しかし去年より人出は多いようで、梅雨が明け一気に夏に突入したからなのだろうか、すごいの一言だった。
同じようなことを去年も書いていたような気がするが、この美野島にこれほどまでの人がいることに驚きだ。
新旧の建物が立ち並ぶ意外と街中に近いところで、普段はあまり人が多いように思えない街なのだが、祭りとなるとこれだけの人手になるのだ。



打越にいるときは町内会(自治会)の行事として行っていた夏祭りだった。
思い出す、打越で夏祭りを計画していたころ、「盆踊り」と題を掲げると、やはりお盆を意識して8月13-15日を中心に日程を組み、あちらこちらであっている夏祭りとかぶらないように日程を気にしていた。
ある人から「盆踊り」という言葉をとり単純に「夏祭り」としたらどうだろうか。
沖縄のエイサーや盆踊り、亡くなった人たちが帰ってくることを祝って行われていた行事だ。
そういうことが古いという事ではないのだろうけど「夏祭り」ならそれも良いだろうという意見だ。
夏祭りといえど、打越みたいに町内会(自治会)主催で行うこともあれば、商店街が中心になって行う場合もあり、多種多様だ。
そういえば神社主催、お寺主催もある。
いずれにしても、子供たちにとっては大きな楽しみの一つのようだ。
浴衣を着飾った女の子ちにはとっては学校生活では味わえない行事の一つだと思う。
地域社会への参加への窓口かもしれない。



はしゃぎまわっている男の子たちはそんな着飾った女の子たちに驚きと好意の眼差しでしっかりと目にし、しれっとしているかもしれない。
何せ夏祭りの主人公は酒を飲んでほろ酔い気分になっている大人たちではなく、地域の中に入り込もうとするいずれは大人になっていく彼らのようだ。
打越夏祭りでの趣旨もそうだったけど、ここ美野島でもそういう光景を見ることが出来た。
良かった。

博多の鳥

2019-07-25 21:19:00 | 日記ふう
ずいぶんと間があいてしまったような気がする。
どこから書けばよいのかかわからないが、楽しみにしていた「博多祇園山笠」の追い山(7/15)は目が覚めた時はテレビで中継をやっていた。
あららと思ったが後の祭り(いやいや祭りの後、いやいや祭りの真っ最中)だった。
3連休の最後の日だったので、前日から遊び呆けた疲れが出てしまった。
少し雨模様だったが賑わっていたようだ。

韓国への「ホワイト国」解除するぞという流れ、自宅近くにあった韓国旅行客専用の食堂も、観光バスもすっかり目にすることも無く閑散としてきた。
博多の街中でもサングラスをかけ白肌メイクの彼女を連れた刈上げカットの輩もあまり見かけなくなった。
博多港の船着き場もあまり行かなくなって、今はどういう風になっているはわからない。
まあ、良い方向になっているのかな?

昨日、梅雨明けが宣言されたわけだが、いつ梅雨入りしたのかはどうも不明のまま夏になった。
福岡市内はこれが梅雨だといった天気の日は数えるほどだったような気がする。
ここ数日、体調を崩し(下痢が続き)最低の日々を送っていた。
ついに昨日は早退をして病院に行った。
行きつけの病院ではありきたりの診察で、夏の疲れ、熱中症に気を付けて、脱水症状に、などと言うことで、一週間分の胃腸薬を処方され、それで様子を見るという事だった。
一つではない病気を持ち、ちょっとした異変に敏感になっているものとして自分の身は自分で守るしかない。
病気を盾にわがままを言っているようにとられることもあるわけで、気を遣うわけだ。



公園の鳥たちもさすが博多の鳥たちは人なれしている。
いつも公園の中を通勤しているわけだが、ハトや雀、中にはくちばしの白いトントントンと歩く鳥たちもいて結構賑わっている。
ハトたちはすぐ横を通りかけても飛び立とうとしないのでこちらから気を利かせてあげなければならないほどだ。
子雀に至っては公園のベンチに座るやすぐに近くまでやってきて、こちらの様子を見ている。
その様子を眺めているとさらに距離を縮めてくる。
そういえばカラスに後ろから頭をけられたことが2度ほどある。
歩いていると頭の上をコンといって叩いていく。
最初は何があったのかと後ろを振り向いかが何もいない。
2度目の時もそうだった(焼き鳥を食った仕返し・・・?)。
マンションの窓から警察車両のような警報(というか注意)が流れていた。
最初は何があったのかと聞き取れなかったが
「近ごろカラスに襲われる被害が多く発生しています。気を付けてください」
という内容だった。
自分の身は自分で守る(見えるもの見えないものすべてから)。

少年時代

2019-07-15 17:46:34 | 日記ふう
朝の通勤でほぼほぼ毎日Jazzを聴いている。
いやいや朝の通勤だけではない、帰りの時もそうだから(昼の帰宅時はFMのニュース)そういうことになる
初夏のこの時期はショパンが良い。
久しぶりにクラシックを聴くと、夏空の日差しと夏風にあっている。
プレイヤーを確認するとポリーニだった。
陽気で気さくなJazzも良いが、やはりクラシックは美しい旋律が思いのほか心に響いてくる。

この三連休はどこか旅行にもと思っていたが、どこにもあてもなく(お金もなく)博多周辺で留まっていた。
この時期なぜかクラシック関係のコンサート、絵画展に行きたくていろいろ調べていた。



「ラファエル前派の軌跡」というのが久留米市美術館であっている。
ラファエルが誰かも知らないし「前派の軌跡」といわれても何の事かもわからないが、むしょうに絵を見たくなるのだ。
自宅を出て薬院までバスに乗り西鉄で久留米まで、あいにくの雨だったが久留米美術館も2回目なのでそう難しくはなかった。。
ターナーにラスキン、ロセッティ、バーンジョーンズ、モリスなど初めて聞く名前だった。
18世紀のイギリスの画家たちだ。
ルネサンス巨匠ラファエルの流れに異議を挙げた若き画家たちの美術(というより考え方)をまとめたものだ。
油絵は少なく、ほとんどが水彩画で特にターナーの絵には惹かれるものがあった。
美術館を出て久留米の街をブラブラした。



あいにくの雨だったが一番館から六ツ門を歩いた。
築後平野の中心的なところでありブリヂストンの発祥の地でもある。



翌日はわざわざビールを飲みに門司港に出かけた。
乗った電車(これが昔よく乗っていたリレーつばめとして活躍していた787系の列車だ)がきらめきという特急列車で門司港まで直通だった。
乗り換えもなく門司港まで行くことは今までなかったので初めての事だ。





まあ、家人の考えで(いやいや熱い思い)私がここで苦労しながら仕事をしていた時(もう十数年になる)、門司港ビール工房に入りビールを味わってそれからとても気に行っているってことだ。
店を出て少年たちが写生をしていた。
覗いてみるとものすごくいい絵を描いていた。
「なかなかだね、海と空の色をどうしようか?」
と云うと
「そこなんです。あと3時間しかないんです」
と云いながら写真を撮っていいですかというと笑顔で答えたくれた(残念だけど彼と彼が書いた絵を出すことは控える)。
素直で良い少年だった。


帰省

2019-07-07 22:27:35 | 日記ふう
先週は熊本へ、そして今週は佐世保へと帰ってきた。
熊本は実の妹の法事だった。
13回忌という事で妹が嫁いだ実家で営われた。
あれから12年の歳月が流れ、時の流れの速さと怖さに改めて思わされた。
熊本にも久しぶりに帰ったが、やはり緑の多さに驚く。



法事を終え日曜日の朝早くからケータイに緊急メールが入る。
レベル4の避難勧告のメールだった。
外を見ると雨も降ってはいるが避難勧告が出るような雨ではなかった。
起きてきた家人に聞くと、昨夜激しい雨が降ったようだ。
熟睡していたのでそんなことは知らなかった。
雨の合間を縫って庭の草刈りをした。
予報では大雨の予報が出ていたので午前中に草むしりをして福岡に戻る予定だったが、ヒトミちゃんが来てくれてランチを一緒に頂くことになった。
相変わらず仲のいい夫婦、ついつい長居してしまった。
福岡に戻りはしたが雨はパラパラ程度で、天気予報もあまりあてにできない。
ダムの貯水量も十数パーセントで節水制限に入る可能性がある。
梅雨に入ったのかどうかもはっきりしないようなので、梅雨明けもないかもしれない。
佐世保の兄(義理の兄)が入院したと聞きお見舞いに出かけた。
2週間の入院でさすがに疲れた感じに見えた兄だったが気持ちは変わりなかった。
泊まって行けとさんざんに言われたが気を使いかえることにした。
せっかく長崎に来たのだからとホテルの予約を探した。
安くていいホテルが出てきたが迷った挙句福岡に帰ることにした。
熊本から通った34号線を帰ろうと思ったが、帰る先が違うことに気づき伊万里経由で西九州道に乗った。



都市高速に乗り福岡タワーの横を抜け、大橋を渡る。
どこで降りようかと迷っていると博多駅東だった。
昔の会社のすぐ近く、でも最初はどこかわからずに驚いた。
しばらく走っていると、見覚えがあるところだった。

帰れる場所があることは良いものだ。
なぜか疲れが出て今日は一日ゆっくりと過ごした。