打越通信

日記ふういろいろ

野良仕事を終えて

2016-08-29 21:57:39 | 日記ふう
草刈もなんとなく恰好がついたようでひと段落なんだけど、山の方も問題がある。
木が隣の畑に倒れこみそのままになっていた。
同級生のカッちゃんとチェーンソー(結局エンジンがかからなかった)をもって見に行った。
木を一本切ればいいのかな、と思っていってみたが、とんでもない、木々が川に覆いかぶさり今のうちに切ってしまわないと大変な事になる。
これは素人ではとても手に負えない。
地元森林組合にお願いするしかないようだ。
2週続けての野良仕事と長時間の運転でさすがに疲れが出て腰に痛みが出てしまった。
水俣から熊本に家には妻に運転を代わってもらった。
夕方には打越の自宅に戻った。
息子夫婦も一家の主らしくふるまっていた。
嫁は仕事で、終わり次第に迎えに行って遅めの夕食だった。
少し早めの就寝でぐっすりと熟睡だった。
熊本に帰ってきてからは、朝食は近くの喫茶店風(今流行り?)の店に行く事になりつつある。
翌朝も妻と嫁と近くのミスドに出かけた。



午前中はゆっくりと音楽でも聴きながら過ごした。
嫁もこの団地に住んで、この団地のシキタリや役割を理解するのに苦労しているようだ。
そんな相談を妻が笑いを交えながら楽しそうに聞いている。
午後から九州北部は大雨の予報が出ているといっていた。
少し早めの午後2時過ぎ自宅を出て福岡に向かった。
八女を過ぎたあたりから黒い雲の軍団が突然のように現れ、もの凄い雨が降ってきた。
目の前の視界が突然真っ白になり、速度を落として安全を確保する。
高速を降りる頃には雨も止み、涼しい風が吹き出した。
九州の北から南へ200km、毎週のようにこんなことをやってきたが、これでしばらくは無いだろう。
体の疲れはとれないけれど、気持ちのつかえは少しはとれたようだ。
しかし、これもつかの間、季節が来れば再び繰り返す。
身体が動くうちは良いのだがどうなることになるのやら。
まあ、そうやって時代は変わっていったんだからあまり考えないことにする。
それより明日からの仕事の事が頭をよぎる。
<サザエさん症候群>とはよく言ったものだ。
再びそんな思いをするとは思ってもいなかったのに。

焼肉定食と草刈応援

2016-08-28 19:25:52 | 日記ふう
朝4時に目が覚めた。
仕事の方もバタバタした一週間だった。
オリンピックも終わり、なんとなく秋らしい風も吹き始めた。
実家の草刈のほうも、中途半端な状態だったし今週末にかたをつけてしまおうと思っていた。
先週の寝ずの日帰りはさすがに辛かったし、運転で事故でも起こしたらと思い妻も同行することになった。
息子に応援をもらおうと思い連絡を入れたが、土曜日はどうも仕事があるようで日曜日なら良いといってきた。
しかし日曜日ではさすがに次の日の仕事に影響が出てしまう。
息子にも実家のことを少しでも知っていて欲しいという気持ちもあったが、別に今回でなくても良い。
実は先週のことを書いたブログを見て、同級生からメールをもらっていた。
<近所からの苦情じゃしょうがない、2人ですればすぐ終わる>といった内容だったと思う。
4時半にアパートを出て途中のパーキングで軽い食事をした。
実家に着いたのは朝の7時半だった。
福岡からちょうど3時間、時間帯は違うが先週とまったく同じ時間で着いた。
着くなり着替えて草刈の続きをしていた。



草刈の準備をして同級生が来てくれた。
挨拶もほどほどにさっそく草刈作業に入ってくれた。
畑の下の段で草が絡まる草刈機に手こずっているのを横目に、上の段の背の高い草をガンガンと刈っていた。
さすがここら辺は慣れたものだ。
私が少しずつ絡まないように切っているの対し、バサバサと大胆に刈り裁いていく。
草刈機のパワーが違うのかと思うくらい早い。
1時間くらい毎に休憩を入れる。
先週刈った草もこの天気続きでカサカサに乾いている。



休憩の前に草を集め火をつけた。
近所からのクレームがあるかも知れないがそのときはそのときだ。
火をつけて実家の台所でクーラーに当たりながら水分補給をする。
再び草刈をしていると同級生が手を蜂に刺された。
蜂の巣が草むらにあったのだろう。



枯れ草を蜂の巣があった近くに集め火をつけた。
しばらく様子を見たが確かに数匹の蜂が飛んでいた。
枯れ草を再び運び火の中に投げ入れた。
蜂の姿も消えたようだったので作業を開始した。
作業開始は先週より1時間ほど遅かったがやっぱり2人での作業は早い。
午前中の作業を一旦終了して昼飯を食いに町に出た。
朝から作業ばかりで積もる話もある。
食うより話の方で盛り上がり昼食の時間ははるかに長かった。
午後からは竹が混じったところで、切り倒した竹を運び出しながらで手間がかかる。





それでも午後4時頃にはなんとか作業は終わった。
蜂に刺された指も思ったほど腫れてはいないようだった。
しかしありがたいものだ、このくそ暑い中、誰が友達の家の草刈なんかを手伝うだろうか。
本当にありがたい。
<焼肉定食1080円の日当たい!>
とぼやいていたが・・・。
だから<本当にありがたい>ともう一度言っておくぞ。

残暑お見舞い

2016-08-25 21:53:52 | 日記ふう
暑い日が続いている。
残暑お見舞い申し上げます、とか言うのかな。
この頃寝つきがあまり良くなく、朝がちょっとつらい。
昼間も眠気との戦いで、午後からはほとんどパソコンの画面を見るふりして思考は停止している。
たまに周りを見回すと、周りの皆さんもほとんど同じ状態だから気兼ねは要らない。
仕事のほうもあまり深入りしないようにしているのだけど、性格的なものだろうか、だんだんと深みに入り込んでいるような気がする。
福岡に来るときは<どうせ暇だし、1年ばかり遊んでみよう>といった軽い気持ちでいた。
息子夫婦が落ち着いてくれれば、熊本に帰ってゆっくりしたいと思っていた。



出していた稟議書も降りてきた。
一つは上司のパソコン、サーフェース、それとモニタだ。
サーフェース信者というか何でこんなの欲しがるか分らないが、定価で出すとこれでは通らないと言われアクセサリー関係をすべて外して出した。
しかしこれではLAN接続も出来ないし、外部モニタも接続できない。
稟議は稟議で予算さえ通れば価格.COMであとはなんとかなるだろうとの考えだった。
延長サポートも高いし拡張性が無いので買ったあとは本人にお任せにする。
しかし、ウイルス対策や関係ソフトのインストール、アクセサリ関係の購入をどうするのか手間がかかる。
もう一つはモニタだ。
二つの稟議の予算をあわせるとなんとか2種類のモニターが買える予定だ。
大きさだけなので2種類買い試験的にディスクに置いて女の子に使わせて決定する予定だ。
端末入れ替えの見積もりもHPと富士通からメールでやってきた。
これまた問題というか、HPから半額近くの値段が出てきた。
モニター付きの値段だからとても値段では富士通はかなわない。
これまた、どうしたものかと考えなければならない。
こんなのはまだ可愛いほうで、いよいよ現状分析を含めた次期ソフトの旗揚げをしなければならない。
予算を含めた概要書を出し、本決まりになれば、とても今の仕事を持ってするには荷が重い。
そして数年間は縛られてしまう。
本来してきた仕事なので血が騒ぐのだけど、そこまで深入りすればあっという間に人生は終わってしまう。
どうしたモノかのう?



家に帰りテレビを見ていた。
飲酒運転で追突事故を起こし幼い子供3人が亡くなって10年が経つという。
飲酒運転は絶対になくさなくてはいけない、飲酒運転で身内を亡くした人たちが画面に現れ、そう訴えている。
コメンテーターはもっともらしいコメントを出している。
番組の途中でコマーシャルになる。
有名な歌手が出てきていかにも美味そうにビールを飲む。
タバコのコマーシャルは今ではダメになったのかな、しかしアルコールのコマーシャルに規制は無いようだ。
深刻に飲酒運転の撲滅を叫び、かたやそのスポンサーたるや飲酒を煽る。
なにか世の中矛盾していないか、そう思うのは私だけなんだろうな。
タバコも酒もマナーだという、しかし酒はマナーでは済まされない。
犯罪になるのだから・・・。

休日の誘惑

2016-08-23 21:14:09 | 日記ふう
睡眠も無く6時間のクルマでの移動と炎天下の中の農作業、随分と体力も戻ってきたものだと自分で自分を感心した。
まあ農作業といってもただ草刈機を振り回しているだけ、ほとんど体力は使わない。
翌日は熟睡でいつも起きる時間よりかなりゆっくり目に目が覚めた。



妻の誘いで博多駅まで出かけることになった。
外は太陽の日差しが強かったが博多特有の浜風が吹いてそんなに暑くは感じない。
前日思いっきり汗をかき、十分に睡眠をとったおかげですがすがしさもあった。
街中はあいも変わらず人で溢れている。



仕事がらヨドバシに行きパソコン用のモニタを見てまわった。
妻もつまらなそうだったのでオーディオコーナーに行ってみた。
ネットワークプレイヤーもあきらめかけていたが、ちょっとのぞく程度で行ってみた。
視聴コーナーには誰もいない。
欲しかった機種も随分と値が下がっていて2万円ほど安くなっている。
まずネットワークプレイヤーに行き操作をしていると、バンクライバーンのピアノコンチェルトのアルバムを見つけた。
アンプを選び、スピーカーを選び聞き比べていた。
アンプによっても、スピーカーによっても随分と音は変わるものだと感心していた。
妻もその辺は良くわかるようで、興味を持ってスピーカーを選んでいた。
30分くらそんな感じで遊んでいた。
もう顔見知りになっってしまった係りの人がニコニコしてやってきた。
どうですか、というような感じだったのでマランツのちょっと高級なプレイヤーを聞かせてもらうことにした。
せっかくなら今聞いている曲を聴きたいというと、USBメモリーを聴いていたプレイヤーから抜き高級なプレイヤーに差していた。
聴いていたのはUSBメモリーの曲だったのだ。
音が出るなり妻も顔が変わった。
今まで聞いていた音はなんだろう、そんな驚きが見て取れた。
しばらくはその音に聞きほれてしまった。
この機種もかなり値が下がっている、しかし最初に欲しかった機種の4倍ほどの値が・・・。
即決は出来ないと言ってその場を凌いだ。
ヨドバシを出て駅ビルで昼食をすることにした。
しかし何処も行列が出来ていた。
博多に通っていたころよく言った居酒屋に入ってみた。
昼から酒を飲んでいる風景はこのあたりでは当たり前の風景だ。



妻は生ビールに軽いつまみを、私は漬丼とノンアルで食事だった。
「働いているときしか買えないよ!」
そう言った言葉に、妻も複雑な顔を見せた。
アパートに帰りネットでその機種の価格を調べた。
店頭価格よりさらに安く出ていて定価の三分の二の値が出ていた。
しかし買ってもこのアパートでは聴けない、しかしヘッドホンアンプも付いているし、などと考えていると疲れが出てきた。
夕飯を食うまでも無くそのまま眠りについてしまった。
やはりまだ体力は戻っていなかったようだ。

真夏の草刈

2016-08-21 19:52:11 | 日記ふう
実家の畑の草が気になっている。
休日の前日、なんとかしなければと思う。
実家の近所からのクレームも人伝えに聞こえていた。
テレビでは毎日のようにリオからメダル獲得の吉報が入ってきている。
その日もバトミントン女子複合の金メダルの様子が流れていた。
いろいろと考えたが明日実家に帰り草刈をしようと思った。
しかしリオからの放映になかなか寝付けない。
午前0時を回り、パソコンの電源を入れた。
JR九州の時刻表を開く、下り列車(九州新幹線)の始発列車は6時10分だった。
そして値段を調べると片道7600円ほどだ。
ネットキップでも6500円、所要時間は1時間ちょっとだが、往復で1.5万円は高い。
悶々としていたが午前3時に着替えをバックに詰め込みマンションを出た。
美野島商店街はひっそりとしていたが飲み帰りの若者たちが数名歩いていた。
筑紫野インターまで日赤通りを走るがさすがにクルマは少ない。



高速も車線上には大型のトラックばかりで空いていた。
ナビではオリンピックのボクシングをやっていた。
速度は110kmあたりにセットして半分は自動運転だ。
この時間帯にクルマに乗ることも無いし、高速を走る事も初めてだった。
益城インターを過ぎると地震の影響で片道1車線の対面通行になる。
速度を落とし走るが、段差が所々にありクルマは大きく揺れる。
八代から南九州道に入るがこちらもクルマは少ない。
南九州自動車道の終点、津奈木で一般道に降りた。
時計は午前5時半、コンビニに寄りおにぎりと飲料水を大量に買った。
ナビではレスリング男子の決勝選をやっていた。
無名の日本選手(樋口)が決勝まで進み、各国の報道が誰なのかとあわてているとテレビは言っていた。
おにぎりを食べながらその様子を見ていた。
3対3の同点だったが、相手の選手は日本人選手の指を握り攻撃を封じていた。
同点だったがなぜか負けた。
空が白々とあけてきた。
実家には午前6時に着いた。
さっそく着替えて草刈機に燃料を入れ畑に出る。
背よりはるかに高い草が待っていた。
最初に高い草を胸の高さで一度切る。
次に腰の高さで切り最後は根元から切る。



それの繰り返しで切り進む。
1時間置きに休憩を取り、実家の台所にクーラーをいれ飲料水を摂る。
8時半頃から日差しが出てくる。
汗が噴き出して全身汗だくになる。
9時に一旦作業を止め、銀行に向った。
お金をおろしホームセンターに草刈機の替刃(チップソー)と除草剤を買いに行った。
草刈機の刃を変え再び夏草と格闘だ。
正午になり一旦作業を終了した。



これ以上作業をしてもこの日差しでは身体が持たないし、乾燥して草の切れも悪い。
そして寝ていないので眠い、帰りの事が心配になった。
残りは次回に残しておこう。
テレビでは陸上の男子400mリレーの決勝が流れていた。
アナウンサーの声が一段と高くなり、日本は銀メダルを取った。
風呂に行き、水シャワーで汗を流した。
帰りさすがに眠くなりパーキングで一休みし夕方4時半に無事に福岡に着いた。
往復6時間の運転、炎天下の作業が6時間、疲れてその日は熟睡だった。

機器更新に思う

2016-08-19 21:43:38 | 日記ふう
やっとWindowsの世界から解放されマトモな生活が戻ってきたと思ったら、やっぱり仕事ではWindowsからは解放されない。
もっとまともな基本ソフトは無いのだろうかと思うのだが、これが「2位じゃダメなんですか?」の答えだろう。
マックもアンドロイドもまだまだビジネスユースとしての範囲は狭いし一般的で無い。
今の会社でも一般的にWindowsを導入しドメイン組みを行い運用している。
しかし使っている機能はファイルの共有とプリンターの共有のみといった程度で、ログオンのセキュリティやファイルアクセスの制限などまったく機能していない。
ましてや各端末の制限やコントロールは無いに等しい。



端末台数がこのレベルであればファイル共有はNASで十分だし、プリンタ共有などまったくサーバーを必要としない。
しかしあるべき姿としてこんなクラサバにならざるおえないのかな。
端末の入れ替えの時期が来ている。
何故か知らないが端末導入が3グループに分かれている。
十数台ごとに3グループに分かれていて機器はサーバーを含め富士通の機器で統一されている。
普通ならベンダーを呼びスペックを伝えれば見積もりを持ってくるという段取りになるのだが、トップが今のベンダーを嫌っていることもありそれも出来ない。
しかたなくWebで購入する機器を選定する。
まあ今回は端末だけの入れ替えなのでそれでも良いのかなと進めている。
富士通、HP、DELなどWebで比較し、各メーカーの直販部隊を呼んで進めている。
ディスプレイをどうするか悩んでいる。
とりあえず1台分の稟議を上げ、それが通れば23インチあたりのモニタを買ってみて皆で使ってみる。
あまり大きいとディスクスペースが圧迫されるし、こればかりは実際においてみて使って見るにかぎる。
今後、クラウド化が発達していくだろうしサーバーの方は内に置くのか外に置くのかはあるけれど、端末が重要になる気がする。
パソコンの耐用年数は4年とされている。
これからの4年間はタブレットやスマホの台頭とそれに伴うクラウドがますます発展しそうな気がしてならない。
しかしコストや運用の面を考えるとどちらが良いのか悩ましい。
旧態以前のシステムから脱却しなければならないと思う、クラウドが進めばそのあたりが解消されると思うのだが、現状のWindows一辺倒では先に進めないのが現状なのだ。

復興の始まり

2016-08-16 20:20:29 | 熊本の風景
娘に熊本市内で用事があり、実家を朝の10時前に出た。
熟睡だったので、早めに起きて庭の掃除もしたかったのだが、それも出来ずあわただしく実家をあとにした。
途中、叔母の家に寄りお参りと近況の報告で1時間ばかり足止めを食らった。
まだまだ積もる話があり、何度も引き止められるのを話の腰を折りながらなんとか開放された。
熊本市内で娘を降ろし昼食をどうしようか妻と話す。
福岡に居場所を移し、またまた震災後もほとんど街中に出ていない。
オークス通りの駐車場にクルマを入れ、上通りのアーケードをブラブラしてみた。



お盆休みということもあるのか、人通りは賑やかだった。
嫁に連絡をして一緒に昼食でも、と思ったが妻が首を横に振ったのでやめにした。
どこで昼食をとろうかと妻に話をすると、テラの奥さんが気に入っている店が目の前にあったのでそこに入った。
何度か来ているのだがビルの様子が少しおかしい。
その店は2階にあるのだがテナントが出てしまったようでがらんとしていた。
奥に進むと店の看板があった。
営業しているようだが前回来たときと様子は違っていた。
店内に入ると客はパラパラと座っていた。
メニューを見ると1000円でランチが頂ける。
フランス料理のランチで1000円はありがたい値段だ。
ちょっとした定食やでも今ではそのくらいの値段は取られる。
妻は魚料理、私は豚肉料理にした。
人参の冷たいスープとサラダ、パンにアル無ビール。



あっさりとした感じで満足のランチだった。
しかし、震災の影響なのかがらんとしたビルでは営業しているのかどうなのかもわからない。
ホント常連でなければわかりにくいお店だった。
下通りアーケードも所々工事をしていた。
しかし人通りは以前と変わらない様子に安心する。



この通りからも熊本城が見える。
しかし鯱と瓦がはがれた熊本城に威厳らしき姿はなかった。
通りを歩いていると店の前にカッパの銅像がある本屋の前に出た。



シャッターが閉まり張り紙は貼ってあった。
やはり震災の被害が激しかったようで、震災から4ヶ月経った今も閉店していた。



張り紙とその横には常連客なのだろうか応援のメッセージが沢山貼ってあった。
市内の本屋もなかなか品数が揃った本屋というのは少ない。
大手の本屋も郊外の巨大モールに移転してしまっている。



品数を揃えた本屋の再開を望む声に私自身も賛成だ。
通町筋まで歩いてみた。
郷土の百貨店も一部に工事用のシートらしきものが被っていたが本格的に営業を開始していた。
地震の被害はどうしようも無いが、熊本城をはじめ復興の過程を内外に示し、観光にしてしまえばこれも良いもんだと思う。

盆休み

2016-08-15 21:04:01 | 日記ふう
盆休みの連休の出社もほとんど電話も無く抱えていた仕事もほとんど終わり暇をもてあました。
昼休みに昼食のため会社の入るビルを出ると灼熱の太陽が照り続けている。
人通りの多い博多駅周辺ではラフな恰好をした人たちが汗を拭きながら、帰省、旅行、ショッピング、それぞれに先を急いでいた。
クーラーの効いた部屋を定刻で退社し同僚とちょっと飲みに出ててくてくとビルの谷間をアパートに向う。
ムッとした暑さの中、空には月が出ていた。
翌朝はゆっくり目に起きて妻と娘と熊本に向った。
高速はクルマは多いが極端な渋滞は無く、1時間ちょっとで自宅に着いた。
自宅でちょっと休憩をして、その足で実家の県南の町を目指す。
南九州道も実家近くまで伸び、こちらも1時間ちょっとで着いた。
実家に着くなり家のあらゆる部屋の窓を空け空気を入れ替える。
かび臭さがあるがこれはどうしようも無い。



妻と娘が家中の掃除をしている間に庭に出て前回刈った草に火をつけた。
乾燥しているのかあっという間に燃え上がった。
前回の草刈からまだ2週間も経っていないのにすでに新しい草が出ていた。
草刈機で再び刈り、玄関の掃除をする。
仏壇前には提灯が点りお盆の用意は出来ていた。
納骨堂に行きお参りをした。



気になっていた地震の影響も無く綺麗に清掃されていた。
福岡からの土産を持って近所の親戚の家を回る。
各家の先祖様にお参りを済ませ、近況の報告と地域の状況を聞く。
福岡に就職していること、住居も今は福岡に移したことなど話すと少しガッカリした様子だった。
皆さんからは何時帰ってくるのかということが関心事項のようだった。



実家に戻り再び畑に出てみた。
当然のごとく丸々と成長した背の高い草が畑を覆っていた。
せっかくのお盆でゆっくりをしようと思っていたが娘に熊本市内での用事があるようで翌日は早めに帰らなければならない。



畑の草刈は再び予定を立てて後日行うことにする。
草刈でかいた汗を流しに近くの温泉に行った。
温泉の帰りに夕食をして、盆提灯がともる部屋で早めに就寝した。

帰省ラッシュ

2016-08-11 21:33:33 | 日記ふう
マンションの大規模工事のため窓を開けても足場とそれをくるむシートがあり、毎夜クーラーが活躍している。
活躍するのは良いのだけど、私と妻の体感温度がどうも違うようで、私にとっては寒すぎる。
ベッドが置けない狭い部屋なので布団を敷いて寝ている。
つまり部屋の一番低いところに寝ている訳で、冷気が一番たまるところなのだ。
ガタガタ震えて「寒い」などと妻に言うが聴き入れてくれない。
確かにクーラーの温度計を30度近くに設定しているのだがそれでも寒くてしょうがない。
世の中、熱中症に注意などと言っているが、まったく逆で布団を引っ張りだしで被って震えている。
おまけに工事の影響でクーラーの除湿した水の排水が悪いようで、室内機の端から水が滴り落ちている。
バケツを置いているが最初は「ポタポタ」と次第に「ポチャンポチャン」とうるさい。
そんな状況の中、今日は今年から始まった「山の日」とやらで休みになった。
今日から長期連休という人も多い中、私の場合は金曜、土曜と出社になっている。
なので連休とは行かず今日一日をもてあそぶことになる。
正午近くからちょっとした用事でヨドバシカメラに出かけた。
寒い部屋から外に出ると灼熱の日差しが待っていた。
なるべく日陰を選びながら博多駅まで歩く。
クルマの交通量は少なく、休日の雰囲気は出ていた。



ヨドバシで用事を済ませ、アミュプラの本屋に行ってみた。
エレベータは人で混み合っていてとても乗れる状況ではない。
エスカレータで上の階を目指すが通常の休日よりはるかに人が多い。
とてもじゃないが買い物どころではない。
1階に降り駅のコンコースの出た。
キャリーバックを持った人で混雑していた。
新幹線の改札前は一段と人が多く、その人混みを掻き分けてやっと駅から離れた。



食事をしようと駅からそれほど遠くない店に行ってみたが休みだった。
こちらは会社員相手の商売なので会社と同時に休みになるのだろう。
人混みの少ないいつもの通勤道を歩く。
人が集まる所とそうでない所がこうも極端に違う。
日曜日からのわずかな連休、熊本への帰省もちょっと考えないといけないかも知れない。

東山魁夷展と太宰府の夏雲

2016-08-07 17:16:25 | 日記ふう
九州国立博物館へ絵画を観に行くのは2度目となる。
数年前、オランダの画家フェルメール以来のことだ。



割と早めに行ったつもりだったが会場はすでに多くの人で混んでいた。
東山魁夷(ひがしやまかいい)という名前と画風だけは知っていたが実物の絵を見るのは当然初めてだった。



展覧会場に入るなり魁夷のひととなりのような物が表記してあった。
その中に「熊本城の天守閣から見た阿蘇の風景」が魁夷の風景画の原点だ、と言うような表記があった。
どうも終戦を熊本の地で迎えたようで、そのときの心境のようだ。
作品は初期の作品から晩年までの作品がその生涯を通して展示してあった。
色遣いや構図といったモノは生涯あまり変わってはいないが、ある時期から絵に迫力というのかがらりと変わった。
やはり凄いと思ったのは画風、色彩、全体の構成のように思う。
絵の内容の細かいところを一生懸命見てみても専門的な知識があるわけでもないのでわからない。
しかし絵の中身を見る前に、絵の前に立った瞬間にその絵のすごさはわかる。
素人が評価をしてもどうしようも無いので、一見の方が早いのでやめにする。
ふすま絵の展示(涛声ほか)はそれは素晴らしいの一言だった。
展示は前半と後半に別れているようで、今日が前半の最終日だったようだ。
数点が入れ替わり再び後半の展示が8月26日まで開催される。



展示場を出ると空に夏雲が出ていた。
東山魁夷風に撮ればこんな感じかなと2枚ほど撮った。
妻に見せると笑っていた。
ここ九州国立博物館と太宰府天満宮は長い自動歩道とエスカレータでつながっている。
昼食をとりに参道に出てみた。



真夏の暑い日差しがさす中参道は観光客で賑わっていた。
あちらこちらで中国語が飛び交い国際的な観光地と化していた。
1年前、太宰府を訪れたことを思い出す。
あの時はちょうど夏祭りの前日だったように思う。
参道では子供達が御輿を担ぎ練り歩いていた。
あれから一年過ぎたのだ、ふと頭をよぎった。

特別展『東山魁夷 自然と人、そして町』展示紹介

真夏のデート

2016-08-06 21:44:59 | 日記ふう
いよいよリオオリンピックが開催される朝、テレビでは盛んにブラジルからの中継が入っていた。
さて今日は久しぶりに自宅でゆっくりと過ごそうかと思っていた。
ブラジルからの中継を見ていると、いきなりベランダの窓に人の足が見え人影が見えた。
ダメだ、今日も工事はあるようだ。
とりあえず妻と部屋を出た。
オリンピックも良いが、今日は広島の原爆投下の日でもある。
駅まで行って切符を買って広島にでも行こうかと考えたが少し時間的に遅いかな。
妻は天神で買い物をしたいという。
とりあえず美野島の裏道を住吉神社に向け歩く。
すでに太陽は高く暑い。
今日も猛暑日になるのだろう。
天神まで歩いて15分くらいだろうか、博多駅までとあまり変わらない。
喉も渇いたし朝飯もまだだったのでファストフード店に入り朝食をとった。
外は暑いが店内は冷房が効きすぎて体が冷え切って来る。
店を出てしばし天神のショッピングビルを妻の買い物につき合いブラブラとついて回る。



西鉄天神駅裏の公園に出てみるともうそこは炎天下だった。



あわてて天神地下に潜る。
しかしそこは人で混み合っていた。
服装を見ていると明らかに外国からの観光客といった人たちも多い。
猛暑の日は冷房が効いたビル中やこんな地下街に人は流れ込むのだろう。



地下街の一角には自動両替機も置いてあり、各国の紙幣を円に交換できるようだ。
地下街の店にも「TAX FREE」の表示が目立つ。
地下街をぐるりと一週する。
歩数計を見ると自宅を出てから5000歩近い数字が出ていた。
日頃あまり運動もしていないので良い運動になる。
地下街もこんなに賑わっているので活気もある。



ある店の前には行列が出来ていた。
何の店だろうかと思っていると妻が「有名なタルトの店」だという。
妻の買い物に何店かつきあい、博多駅に移動した。
地下鉄に乗り博多駅、こちらも人が多い。
妻も喉が渇いたようでほろ酔い横町にいってみた。



ちょうど昼食時ということもあり飲屋街はオヤジ達、いやいや若い女性達で賑わっていた。
休みの日の昼食時だから赤い顔して一杯ひっかけているのだ。
いや、この光景は通常の日も同じ風景なのだ。
居酒屋で妻は生ビールと丼物を美味そうに食っていた。
私も負けじと海鮮丼にノンアルだった。
ほろ酔いが効いて来たのか、もう帰ろうという。
この判断が良かったのかマンションに入るなりもの凄い雷と夕立が降り出した。

真夏の夕ぐれ

2016-08-05 21:20:38 | 日記ふう
8月に入って朝からの電話対応やその他の対応で当番で早出が始まった。
原因はやっぱり人手不足といったところだろうか。
4人で交代で通常時間より1時間早く出社する。
週に1日、または2日は早出の番になる。
歩きの通勤なので特に交通機関の時刻表に縛られている訳でもないのでそんなに苦痛はない。
しかし遠くから通勤している者にとれば、電車がない、バスがないなどいろいろだ。
博多駅から近くということもあって乗ってしまえば満員電車の通勤と違い、これまた良いところもあるようだ。
その分1時間早めに退社出来るのでメリットもある。
博多に来て飲みに出ることはほとんどない。
今日はその1時間早めの退社で、先輩に声をかけ駅近くに飲みに出た。
そんなに早くから飲み屋が開いているのか?という疑問もあるのだが、そこはさすが博多の街、駅中や周りにはすでに飲み屋が口を開けて待っている。
飲みに出ても当然アルコールは今のところ断酒状態なのでノンアルでつき合う。
私が断酒していることもあり、先輩も誘うのを躊躇していたようで喜んでつき合ってくれた。
午後の5時前なのに店内はすでにパラパラと人が飲んでいた。
駅中のほろ酔い横町などは午後5時まで入店すると生ビールなどが半額などという店もある。
ほとんどの会社員が電車通勤ということでこんな光景が当たり前なのだろう。
久しぶりに先輩と一杯飲んで店を出る。
まだ明るい夕方の博多駅、人混みで溢れんばかりだった。



一歩裏道に入れば人通りは全くない。
そんな裏道をてくてく歩いてアパートに向かう。



マンションは足場とシートにくるまれて異様な雰囲気で建っている。
さてさてこの週末は何をして過ごそうか・・・。

ヒゴタイ

2016-08-01 22:27:48 | 季節の花
ヒゴタイの花が色づいていた。
瑠璃色というのかヒゴタイの花が初めて我が家に咲いた。



阿蘇の草原にはあちらこちらで見かけるが、まさか平地でこの花が見られるとは思いもしなかった。



ちょうどサルスベリもそろそろ満開を迎えていて青と赤の競演だった。
家の水槽もこれまた賑やかになっていて、グッピーの他に息子夫婦が買い足している。



グッピーの赤ちゃん達も随分と大きくなっていて、そろそろ大きな水槽に移しても良いだろう。



しかしこれだけ多くなると、この水槽ではちょっと小さいのかも知れない。
福岡のマンション生活では得られない安堵感がある。
息子達夫婦も綺麗に生活しているようで、部屋は綺麗に片づいていて気持ちが良い。
そんな熊本を後に福岡に戻った。
やっぱり熊本は良い。