花好きグランマの独り言

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中央ヨーロッパ旅行・ドレスデン編 (6日目)

2013-10-24 21:52:42 | 旅行

今回の中央ヨーロッパ旅行は5か国周遊8日間のツアーになっています。

ハンガリーから始まり、スロバキア、オーストリア、チェコまで来ていて、5か国目はドイツです。

ドイツと言っても大きな国ですが、今回はプラハから近いドレスデン観光に出かけます。

 

私たち2人は昨年の8月末のドイツ旅行の時に、ドレスデン観光はしているので2度目になります。

ドイツ旅行-ドレスデン編 をクリックすると昨年のドレスデン編にリンクします。 

 

10/15 (火)

プラハとドレスデン間は約155kmです。

早朝7:30にプラハのホテルを出発。

 

 

2日目の観光からずっとお世話になった大型バスです。

チェコ人の大きな体格のドライバーさんが左端に写っている方です。

もっとも北に位置するドレスデンに着くと、黄葉が盛りですでに晩秋の雰囲気でした。

 

 

 

再びドレスデンの劇場広場を訪れました。 騎馬像はオペラ座建築を命じたザクセン王のヨハンです。

オペラ座は1826年に完成したザクセン王立の歌劇場で、劇場の名は建設者のゴットフリート・ゼンパーから

「ゼンパー・オーパー」と呼ばれています。

第2次世界大戦の爆撃で大きな被害を受けましたが、1985年に修復が完了しています。

建物が黒いのは黒色砂岩が使われているからです。

 

オペラ座は前回も中を見学出来なかったので、中に入ってみたかったです・・・

 

 

 

劇場広場に面した「ツヴィンガー宮殿」です。

ザクセン王アウグスト1世が1709~32年にかけて建てたバロック建築の傑作と言われています。

北側の部分は19世紀にルネッサンス様式で増築されています。

入口を通り抜けると、広大な庭園に出ます。そこで記念写真を写していただきました。

 

昨年と違って観光客は少なく、ゆっくり写真撮影が出来ました。

建物内は「アルテマイスター絵画館」という美術館になっています。

ラファエロの「システィーナのマドンナ」をはじめ、フェルメール、レンブラント等の作品を見ることが出来ます。

昨年は美術館巡りだったので、ここにも入って代表作だけは観賞しています。

 

 

  

夫も中庭に来て初めて、昨年訪れたと思い出したようです。

時計が10:30になると鐘が鳴ると言うので、5分前から下に来て見上げていると、一瞬「カーン」とあっけなく鳴って終了。

 

 

 

エルベ川に栄えた、かつてのザクセン王国の古都「ドレスデン」

芸術と文化の都として栄え「エルベ川のフィレンツェ」「百塔の都」と謳われるほどの美しい街でした。

 

ドレスデン城は歴代のザクセン公が居城としてきた建物で、第2次世界大戦で甚大な被害を受けました。

しかし城壁の「君主の行列」は第2次世界大戦の爆撃にも、奇跡的に残った貴重な文化財です。

 

 

この壁画は歴代のザクセン王が行進する勇壮なもので、約25,000枚ものタイル(マイセン)を使っています。

マントを翻した騎馬上の人物がザクセン王アウグスト1世です。

一番後ろに黒い帽子をかぶった人物がこの壁画の制作者本人だそうです。

見つめるとなぜか目があってしまいます。

 

 

 

 

 

エルベ川のほとりにある展望台に来ると、菩提樹の木が黄葉しつつ染まり始めていました。

エルベ川に架かる橋の眺め、空が曇っているのが恨めしい。

 

 

 

展望台からの眺め、劇場広場の一角にある三位一体カトリック旧宮廷教会です。

左の塔はドレスデン城の宮殿です。右の小さな建物がオペラ座です。

 

旧宮廷教会を劇場広場から眺めると側面が見られます。

 

 

  

展望台から降りて、レストランが並ぶ小さな通りを抜けると聖母教会が見えてきます。

 

昨年は現地ガイドさんから第2次世界大戦の爆撃で、廃墟と化した写真を数枚見せていただきました。

 

近年再建されたフラウエン聖母教会です。

黒い石は焼け落ちた時のまだ使用できる石を使い、白い石は新しい建材とのことでした。

新旧の石をパズルのように組み合わせて、この聖母教会は再建されました。

優美な姿を取り戻したのは、2005年ですからごく最近のことですね。

 

 

 

この大きな石の塊は、爆撃があった証拠の一部でモニュメントとして飾られていますが、

左上の部分を見ると、ドームの一部に黒い点がありますが、その黒点の位置に使われていたことが、

コンピュータ―解析で分かるそうなのです。 きっと昨年はこのことを聞き逃していたのかもしれません。

2度と戦争が起きないようにとの、祈りを込めたモニュメントでした。

 

聖母教会の反対側は広場になっていて、マルチン・ルターの像が立っていました。

聖母教会は中の見学も出来て、とっても美しい内部ですが撮影禁止でした。

 

 

 

黄葉が美しい公園を横切って、ランチのレストランへ向かいました。

 

 

レストランの中に入ると、壁面に描かれた絵が綺麗で楽しい~

 

  

2階に上がるとドアにもユーモラスな絵が面白い~

トイレのドアにもおばあさんが座っていました。

 

 

 

この2枚は階段の踊り場の壁面に描かれていました。

 

 

 

やっとドイツに来て美味しそうなサラダに巡り合いました。 ちょっと大げさだけど美味しかった!

夫は黒ビールを、私は白ビールを頼むと、白ビールはブルーの陶器のジョッキできました~

白と言っても白濁したビールで原材料は小麦から作られ、口当たり良く飲みやすいビールです。

ビール党には物足りなく感じるかもしれません。

 

 

 

ドイツと言えばソーセージ、3種のソーセージと定番のザワークラウト(キャベツの酢漬け)とマッシュポテト。

中央ヨーロッパ各国こんな料理が多いですが、酸っぱいキャベツの味も国によって?店によって?

微妙に違うことが分かりました。

そしてザワークラウトとマッシュポテトを混ぜて、一緒に食べると美味しいことを知りました。

味がまろやかになりますよ~

デザートは甘酸っぱいクランベリーのムースでした。

 

酸っぱいの好きな私でも、ザワークラウトを毎日食べるとさすがに飽きますね~

ザワークラウトを調べてみると

ザワークラウトの酸味は空気中の乳酸菌などによる醗酵で生じるもので、酢などの酸味料は加えないそうです。

漬け方により家庭によっては味が違うらしいです。

 

2度目のドレスデン、2度来て初めて分かった事あり、新たな発見もありました。

どこも似たような国が多いヨーロッパですから、2度訪れるとしっかりと記憶に残るのでしょう。

 

まだランチが終わったところです。

再びプラハに戻って午後は市内観光ですが・・・

続きはまた~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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