夜中から降り出した雨が、10時ごろには雪になりました。
庭はもう真っ白の雪景色です。
2・3日前に、ご近所から麹と甘酒をいただきました。
奥様のご実家の新潟から送られてきたとのことです。
玄関で応対した夫は、「塩麹を作ってみたら~」と言われたらしい。
塩麹は新潟の酒屋さんから出来上がった物を取り寄せているし・・・
その麹をどうしようか・・・ もうすぐ渡米しちゃうし・・・
そこで久しぶりに味噌を仕込んでみようかと~
前はといっても10年以上も前になるかもしれませんが・・・
2月頃には毎年味噌を仕込んでいたのです。
そこで昨日大豆とあら塩を買ってきました。
麹を計ってみると670gありました。
≪材料≫
麹 1kg 670g
大豆 1kg 670g
塩 500g が基本です。 335g にしました。
減塩にすると、素人は夏越えが難しいので、基本の分量にしました。
昨夜寝る前に、大豆をよく洗い綺麗な水に浸しておきました。
今朝確認すると、たっぷり水を吸い込んで嵩もかなり増えていました。
早速圧力釜で浸した大豆を煮ます。
大豆を煮ている間に、塩と麹をよく混ぜておきます。塩きりすると言います。
混ぜ合わせるのには、大きめの容器がいいので寿司桶を使いました。
保存する容器や使用するボール等、すべて熱湯消毒しておきます。
圧力鍋でくるくる重りが回り出して、25分加熱しました。
圧が下がるまで待って、豆の柔らかさを見ると、指で潰れるくらいで丁度良くOKです。
潰すのは経験上、ポテトマッシャーがとっても便利です。
ボールに少しずつ大豆を移して、熱いうちに潰します。
4回位繰り返して全部簡単につぶせました。
寿司桶の中で塩きりした麹と合わせます。
よく混ぜ合わせればほとんどこれで完成です。
手でみそ玉をこしらえて、保存する容器に空気が抜けるように、思い切りたたきつけます。
何回か繰り返して、中の空気が抜けるように押さえて均せば完成です。
縁などの汚れはふき取り、味噌を空気に触れないように、ラップなどで蓋をします。
ちょどよい重しがなかったので、小鉢を利用して重石の代わりにしました。
蓋をして半紙などで覆い、日付を記入して完成です。
朝8時頃から初めて、10時過ぎには完成しました。
始めれば意外と簡単ですけど・・・ 中々ね~
寒仕込みの味噌は、夏越えして9月頃から食べられるようになります。
冬に仕込む味噌、寒仕込みは雑菌が少なくゆっくり発酵するので、美味しい味噌になるようです。
湿気の少ない涼しい場所で保管します。
秋が楽しみ、どんな味噌になっていることでしょう。
「手前味噌」と言えるような美味しい味噌になっているといいですが ・・・
ほったらかしにしないで、時々開けて様子を見た方が良いみたいです。 ヽ(^o^)丿
と思いながら読んでいたら10年以上ぶりとのこと
何だかホッとしてしまうナマケモノのワタクシ
渡米前だから慎重にされているかな~と
思っていましたら、「大変そうな」味噌作りm(__)m
俳句の季語に「寒九(かんく)の水」というのがあります
寒の入りから九日目の水は薬になる程の
効用がある、と説明を受けました
まさに13日がその日です!!
丁度良い時期に仕込みをなさったのですね
始めれば簡単だけど、頂いた麹を眺めて悩みました・・・
家族揃って暮らしていた時は、味噌造りしていたのに、夫は単身赴任、息子は社員寮へ、娘は留学と何年かの間、私は一人暮らしが続いたので、その時にやめたのでしょう。
夫が戻ってきてからはずっと二人ですが、なぜか味噌造りは再開しませんでしたね。
俳句の季語の「寒九の水」、勉強になりました(*^。^*)