静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

PC破損につきURL移動しました

2014-08-16 23:31:18 | トーク・ネットTalk Net
 新しいURL は以下の通りです。
ttp://blog.goo.ne.jp/14houkan08shoujou19/preview&t=78174961953ef695115d15?0.37236583326011896

宜しくお願い致します。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<愛国と反戦、国民と国家> この二つの重要な関係

2014-08-16 08:50:05 | トーク・ネットTalk Net
 今朝の毎日「危機の真相」に同志社大教授・浜矩子氏が掲題で寄稿している。ひとつは「真の愛国心とは反戦に向かう」ということに関して。 「仲畑流万能川柳」欄の中にあった。当15日の入選投稿の中の次の一句・・・
<「愛国心あるからこその反戦さ」、おお、素晴らしい。これをサラッといえる感受性は何とも爽やかだ>。
    あとひとつは安倍首相が原爆の日に述べた式辞から「国民」が追い出されたことが含む見逃せない問題。後者は奇しくも私が13日の「水説」から・・・「民」はどこへ <原爆の日式典; 安倍首相挨拶から消えた 主語としての「国民」>・・・の題で8月13日投稿した内容と軌を一にしている。
  私は知らなかったが<首相は「水説」への反論をフェイスブックに掲載した。「『被爆したのは日本人だけではない』との指摘があり、『被爆国』とした」と説明するが、それならば外国人被爆者への思いを付け加えればよい。国民の言葉を消す必要はない>。この通りなら、安倍氏の知的レベルの貧困が心配だ。論理的思考が苦手な人であることは過去の言説で充分すぎるほど露呈しているが、これは余にも幼稚だ。

 <ジョン・F・ケネディ米大統領の有名な言葉に「祖国があなたのために何をしてくれるかを問うなかれ。あなたが祖国のために何ができるかを問うべし」というのがある。祖国」というから、思わずハートをわしづかみにされてしまう。この場合の「祖国」の原語は「カントリー」(country)だ。「ふるさと」とか「いなか」のニュアンスがある。ケネディ氏が国民国家における国家を意味する「ステート」(state)という言葉を使っていたら、どうだっただろう。「ステートがあなたのために何をしてくれるかを問うなかれ。あなたがステートのために何ができるかを問うべし」といわれても、誰も胸を高鳴らせはしなかったに違いない。それどころか「何を言っているのか」と大顰蹙(ひんしゅく)を買ったに違いない>。
← この違いが個人と民主主義の関係が未だ出来ていない日本人には判りにくいところだ。(自然に近いようなクニ=藩=県=国家)と感じさせる日本の風土に(民が行政権限委託に合意した集合体である国家)が根付いていないためである。

 いま一度、浜氏のまとめる言葉に耳を傾けようではないか。
 * 愛国とは、国民が国家に奉仕することを意味しない。愛国は反戦の誓いだ。
 * 国民国家において、国家は国民のために働く装置だ。主体はあくまでも国民だ。かりそめにも、国家のために国民がいるなどと考えては    ならない>。  ← これは国家機関説であり、現行憲法では故美濃部博士が唱えた天皇機関説も条文こそ無いが、実現していること    を忘れてはならない。
 * 反戦の誓いの主体は、あくまでも国民だ。国民には、国家が自分のために何をしてくれるかを、常に問いかけ続ける当然の権利がある。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする