猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

にゃにゃにゃんのこと

2005-07-31 | ジリビ 
擬人化ってよくないんだろうなぁ~ってわかってるのよ。
でもね、あたしは思いっきり擬人化してると思う。人間の我が子と一緒。
でも、それが当たり前の我が家なのだ。

もし、今地震があったら、にゃんたちをケージにいれることを1番に考えると思う。
家族みんながね。
それが我が家では普通なの。だって、人間のあたしたちが守らなきゃ生きていけないにゃにゃにゃんなんだもの。

でもね、人間とは違う本能があるとか、猫の本来あるべき姿もはちゃんとわかっているつもり。
最初、縁あって(って勝手に思ってるv) ジジをうちの仔にしようと思ったとき、
最初に考えたのは、うちの仔になったら、完全室内飼い! それは迷う余地が無くて、そしたらかわいそうなんだろなぁ...ってすごく悩んだの。
と、いうのも、玄関出たら3歩で道路 の我が家なのよ。
川原で拾ったジジなんて、交通事故間違いなしでしょ?
でも、それって猫にとっては苦痛なんじゃないかって。 
  ~その時はまだ猫の伝染病とかの知識が全くなかったから、
   完全室内飼いのメリットや、外猫のデメリットとか知らなくって、
   本当に真剣に悩んだの

そんな我が家、現在進行形で~す。
子育て、仔育てって、マニュアル通りにはいかないものなのよねぇ。
人間の子育てだって、にゃんの子育てだって。わんの子育てだってね

猫は猫って、ちゃんと心に留めてるつもりよ。
だからこそ、これくらいしょうがないなぁって思う事いっぱいなのだ
3女リリ (うちは、猫もきょうだいって人間の子供に洗脳してあるのだ!物心つく前から一緒だからね、だから、リリは3女なの。) ときたら、気が強いくせに、
小心者で不安になるとしっこもらし~
でも、それだってしょうがないって思ってる。
引越しの時も、ここに来た時も、しっこしまくり。
新築のの壁紙も、ビリビリ~
しゃべれないし、しょうがないよね。
でも、やっとここに来て1年近く経って、元のリリに戻ったかなぁ。

そんな毛むくじゃらが大好きなのだぁ~

検疫制度の記事が終わったとたん、こんな記事となってしまいました。
ごめんなさい。
でも、これもみ~んな、あたしの、にゃにゃにゃんな毎日なのだぁ~

日本のみんな~、ジジもリリもビビもみんな元気です


うひょひょぉ~

2005-07-30 | その他 *ひとりごと*
な、なんと、このあたしの所に、 『調味料 バトン♪』 が......
以前のミュージック♪〃バトンの時は、みなさんの拝見しながら、
「へぇ~っ!!、そうなんだぁ」 って独り笑ったもんですが、
まさか、あたしの所に来るなんて!

思いを寄せる我が国、ジャパ~ン からはるばる飛んできてくれたってことで、受け取ることにしましたよ~

それにしても、土地柄で一般的なものが異なるんですねぇ
マレーシアのあたしにバトン♪を送ってくれた、愛知県の 紫苑さんのところでは、
キャベツにお醤油をかけるのが、一般的だとか

同じ日本なのに、色々でおもしろいね~
ちなみに、ここマレーシアでは、マンゴーやパパイヤに、 梅味のこしょうを付けて食べるんだよ。最初びっくり!だったけれどね。 味は.....あたしは付けないほうが好きかな。

では、早速。
埼玉生まれの埼玉育ち、現在マレーシア在住のあたしの場合

●『次のメニューに調味料はかけましたか?』※薬味は含みません
①目玉焼き  醤油&マヨネーズ
②納豆    醤油&和からし
③冷奴    醤油&わさび
④餃子    酢醤油
⑤カレーライス マヨネーズ
⑥ナポリタン  タバスコ&粉チーズ
⑦ピザ     タバスコ
⑧生キャベツ  マヨネーズorとんかつソースorドレッシング
⑨トマト    何もかけない! でも、子供のときは砂糖
⑩サラダ    マヨネーズorドレッシング マヨネーズ&めんつゆも美味
⑪牡蠣フライ  マヨネーズ&とんかつソース
⑫メンチカツ  とんかつソース
⑬コロッケ     〃
⑭天ぷら    塩orめんつゆ....揚げたては塩が美味い!
⑮とんかつ   とんかつソース
⑯ご飯(おかずが無い時) 醤油

●周囲に意外と驚かれる好きな組合わせは?
 ・カレーライスにマヨネーズ

●それが一般的だと判っているのに苦手な組合わせは?
 ・餃子にラー油..食べられるけれど好きじゃない。

●バトンを回したい5人は? 
  海外在住のあたしなもので、同じように海外に住んでるお友達に
  回してみようと思いました。

 ・シンガポールのamiちゃん
 ・アラブのキキママさん

  どうかしらん?
  
 
 

完結編..... 

2005-07-29 | 検疫制度 マレーシア⇒日本
前回の記事で、検疫制度についての流れは、とりあえず終了!! ということになるのかしら....
前回後半は、飛行機の乗り方で、検疫制度とは関係なかったですね
あたしがここマレーシアに来る際、猫との空の旅に関しても何も知らず苦労したので、勢いで書いてみました~。
ほんの少しでも、参考になってくれたら幸いです。

ひとまず、『完結編』 ではあるけれど、本当の完結編は、あたしとにゃにゃにゃんが無事日本のお家についてこそ...なのよねぇ~
まだ書き残してることがあるかもしれないけれど、
この続きは、数ヵ月後のジジたちのマイクロチップ装着の様子から
又始めたいと思います。

血清の送り方もまだ書いていないのですが、ジジたちの体験時にリアルタイムで
記事にしていこうと思っています。

今まで読んでくれた皆さん、ふと思い出して あれれ~? って思う事があったら、その時は知らせてくださいね。
あたしもこれからこの、『新・検疫制度』 と戦う身 
どんな情報でもありがたいです。
どうぞ、よろしくおねがいします。

数年後、自分で読み返したときにわかりやすいようにと書いていったら、気が付いたら、こんなにだらだらと長~い記事になってしまいました ごめんなさい。


日本帰国まで、あとすこし!!最終章③

2005-07-27 | 検疫制度 マレーシア⇒日本
「狂犬病⑤」 に書いた、犬だけに課せられた、
『狂犬病及びレプトスピラ症にかかっていないこと又はかかっている疑いのないこと』 の検査。出発直前 (できる限り出発2日以内) に受けなければならないとあります。
この検査結果は 「輸出国政府機関発行の証明書」 に記載することになるので、
犬の場合は、猫の場合よりも、渡航直前まで大変
でも、がんばりましょう!!
ここであきらめては、ダメ~!

少し戻って...
飛行機の搭乗予約をする際に 利用航空会社に動物同伴であることを申し出なければなりません。
 犬?猫?
 何匹?
 機内持込み? 手荷物扱い?

それはなぜかというと...
1機内に乗せることの出来る頭数が決まっているため、
人間のチケットが手に入った場合でも、同じ機内に乗せられるとは限らないからです。

ここから先は、あたしは  JAL しか利用したことがないので、
今回はJALの場合における記事になります。
その他の航空会社は未確認なの... ごめんなさい。
※その他の航空会社については後日お知らせしたいと思っています。

また、同じ飛行機に搭乗することを前提の記事となりますので、ご了承くださいませ。

まず、同じ飛行機に搭乗する場合、
 機内持込みと手荷物扱いの2つの方法があります。
 機内持込みは... あたしの座席の下に、猫入りケージを置くことが出来ます。
 ※航空会社によっては、許可していないところあり。   
  許可している航空会社でも、混み合うシーズン等通常とは異なる場合も 
  あるそうなので、要確認!!
  今日調べてわかったんだけれど、国内線には機内持込みは無いんだって~ シラナカッタァ~      

 手荷物扱いは... 手荷物を預けるときに、離れ離れとなります。荷物と同じ扱いになりますが、
  ペットが乗っている時には貨物室の温度は20℃前後になるように
  操縦室のスイッチを切り換えてくれるそうです。
  詳しくは (JAL) こちら に書かれています。ご覧ください。

国際線の場合、国によって異なる事項があります。
これまで書いたものは、JAL日本⇒マレーシア(クアラルンプール)です。
JALの場合の、各国情報は こちら を参考にして下さい。 

犬や猫との空の旅についての続きは、④で。

 ジジ、リリ、ビビ 編 ~
 ここまで書きながら、色々思い出しちゃった。
 我が家は人間3人&猫3匹での空の旅。
 ひとりに付き1頭機内持ち込み可能だから、 やった~!! って喜んでいたんでいたんだけど、
 1コンパートメントに1頭しか持ち込めないとのこと。
 人間3人が別々のコンパートメントに座席を取れば3匹とも、
 機内持込みが出来たのだけれど、
 何せ、母は北海道行きの国内線にしか乗ったことが無いし、子はもちろん初経験!!
 そんなあたしたちが7時間もの間離れて座るのはあまりにも心細すぎ~。
 そんな訳で、1番気の弱い長男ジジだけがあたしと一緒に機内入りで、
 リリ&ビビが貨物室行きとなったんです。
 あたしの座席の前が空席だったから、ジジ入りケージを空いている座席においてくれて、
 シートベルトまでしてもらったのだ!
 でもさぁ... お荷物扱いといったって、搭乗費は払ってるわけで、
 それも、重さで金額が決まるから、おデブちゃんほど高くなるの。
 それに、ケージの重さもプラスされるんだからぁ~

 おデブNo.1〃のジジ、結石患ってからダイエット食で少しは軽くなったんだけど、
 それでも、立派なおデブちん。
 ちなみに、我が家は 3にゃんで 17㎏~
 ここまで書いたら、内訳(ん?)も書いちゃおっと。
   ジジ♂ 6.3㎏
   リリ♀ 3.1㎏
   ビビ♀ 3.1㎏  でしたぁ~

...長くなってしまったので、にゃにゃにゃん話しも 次回へ。


日本帰国まで、あとすこし!!最終章②

2005-07-27 | 検疫制度 マレーシア⇒日本
検疫所に届け出をしたら、まずは検疫所に確認の℡を入れましょう! (これは、あたしの意見なり)
親切な人にあたれば、きっと良い指示がもらえるはず
そうでない人にあたっても、話をすることで あれれ?ってことも見付かるかもしれないし
(↑これ、あたし..)
もう少し前にも途中経過の確認の意味で℡したほうが良いと思う。
同じコンドミニアムに住んでいた人がこの春に日本帰国を果たしたんだけれど(旧制度で)、
最後の確認の段階で揃えた書類を日本の検疫所にFAXしたところ、
やり忘れていたものが発覚して、あわや、大変なことになる寸前でセーフ!だったの。
こんなこともありがちだと思う。
だから、不安なことは何でも ℡ なり
迷惑がられたっていいじゃない!!
何かやり忘れて、12時間の係留の夢が絶たれるなんて、あたしは絶対嫌じゃぁ~

前に℡した時に、『1年前にでも℡してもらえれば、その都度指示しますょ!』 って
言ってくれたのだ!!
むこうはプロだものねぇ~ それくらいしてもらわなくっちゃだわよ!
も~し、検疫所の方が、読んでくれていたら、、どうぞ、よろしくおねがいしますですv

そして、届け出をしたら、次にしなければならないことは、
『輸出国政府機関発行の証明書』 を作成しなければなりません。
これも、届け出書同様、農林水産省動物検疫所のHP で推奨証明書様式がダウンロードできます。
もうこの時点で、マイクロチップの規格や番号、狂犬病予防接種日、有効期間等は記載可能なのだから、あらかじめダウンロードして、処置を行った獣医師に記入の依頼をしておいた方が良いかなぁ...って思います。(帰国何日前に記載しなければいけないという決まりはないそうです 2005.7.27確認)

『届け出書』、『輸出国政府機関発行の証明書』共に、 犬用、猫用、そして、指定地域からの輸入、指定地域外からの輸入では様式が異なるので、注意してくださいね。

『輸出国政府機関発行の証明書』には、輸出国の証明印が必要です。
これは、輸出国の動物検疫所にてもらうことになりますが、その国によって異なる場合があることも考えられるので (日本の検疫所に確認したのだけれど、この国はここでとはっきりは答えてくれなかったぁ..) 輸出国にて要確認

届け出、輸出国政府発行の証明書の準備が整ったら、
飛行機に搭乗する際のあれこれの前に、
今、確認した事を、忘れないうちに書いておこうと思います  2005.7.27確認

①無事日本入りを果たし空港到着 まだここでは、にゃんとは逢えましぇん....
   
②税関近くにある動物検疫所にて、「動物の輸入に関する届出受理書」と「輸出国政府機関発行の証明書」を提示。
   
③輸入検査申請書をもらう
   
④輸入検査申請書を持って、にゃんの待つ検疫所へ
 にゃにゃにゃんとあたしは、別ルートで検疫所に向かうため、まだ逢えましぇん
 あたしは成田着なので、成田空港内の検疫所に行くんだって~←ここに来る前に検疫した所。
   
⑤晴れてご対面 
 ここをクリアーして、晴れて 12時間係留

でも、ここまできてやり忘れたことがみつかっても、もう手遅れよねぇ
飛行機に乗るまで勝負
みんなぁ~、がんばろうね!!
先は長し。
応援してね~ 

  最終章③に続く...



日本帰国まで、あとすこし!!最終章①

2005-07-25 | 検疫制度 マレーシア⇒日本
やっとここまで、辿り着きました。

な、なんと長い道のりだったことか
ここまで時間がかかってしまったあたしは、やっぱり理解してなかったんだなぁ..

書き残すは、日本帰国の際に必要な書類の準備

日本帰国の日が決まったら、
まず、日本到着40日前までに 日本の動物検疫所に輸入(入国)の届け出をしなければなりません。

届け出って、どうやって??
よくもこれだけ?? があるものだと.....
他の人もこんなに??があるんだろうか...と、悩めるあたし 
でも、仕方ないよね、現にあたしにはわからなかったんだもん。

届け出書の様式は、農林水産省動物検疫所のHP にありました。
ダウンロードして必要事項記入後、到着予定空港の管轄動物検疫所あてにFAX 又は 郵送で届け出をします。
ネット環境にある人には、必見な情報あり。 こちら です。
それは、『輸入犬等の届出情報システム』 簡単に届け出が出来るんです。
これなら、ここマレーシアからでも正確な届け出が簡単に出来そうだし、ありがたい限りです。

届け出が受け付けられると、日本の検疫所から 『動物の輸入に関する届出受理書』 が交付されます。
※動物の収容状況によっては、輸入の場所、輸入の時期を変更させて頂く場合があります、とあるので、なるべく早い時期の届け出が必要なのかもしれませんね。

受理書は大切に保管しておきましょう!!
受理書に付されてくる 『届出受理番号』 は、輸入検査の申請時に必要です。
飛行機(船)の搭乗時に、この受理書を航空会社等の輸送機関に提示しなければならない、大事なものです。

届け出る所、到着する空港(港)の所在地を管轄する検疫所かぁ...、
あたしの場合は、成田空港第2ターミナル内の検疫所。
そこはおそらく、ジジたちがここに来る前に検疫を受けた所だわ..懐かしいよぉ~

『輸出国政府機関発行の証明書』については、続く...
 

マレーシアにむけて

2005-07-20 | 検疫制度 日本⇒マレーシア
残すは、日本入国の際に必要な書類について。
....やっとここまで辿り着いたぁ

でもその前に、ここマレーシアにくる時のことを振り返って、
書き残しておこうと思いたちました。
思い出しながら、順を追って書いてみたいと思いますね。
...覚えているかしら(汗)

まずあたしがしたことは、
海外赴任が決まって、 こりゃ大変! とパソコンくんと仲良くなる事から始まりました。

でも、まだ使い慣れてない上、インターネット→情報収集 と頭が回らずに、
本屋に行っては、猫の本を読みあさり、
あらゆるところに電話攻撃。
でも、予想以上に情報がなく、
航空会社に℡しても、たらい回しにされ、最悪だったのが、大使館。

「その件については、何時から何時までに℡して下さい」 と、冷たくあしらわれた上に、
後日かけてみれば、
「その件については答えられません。直接マレーシアへ..」と、きたもんだ!!

「もちろん英語でですよね?」
「はい、そうです!!」 
こりゃ、だめだぁ..

こんな日が何日も続き、
思いついたのが、慣れないながらも、ネットでマレーシアについて書かれているサイトを見つけて、恐る恐る投稿。
そしたら、
見ず知らずの方 (当たり前だけど..) から直接メールをいただき、
その方のご指導のもと、ここマレーシアに無事入国することが出来たんです。
本当に感謝、感謝ですv

とにかく右も左も判らないことばかりで、
駐在命令を出した会社にも幾度となく相談したものの、
犬や猫と一緒に海外へというケースはまれのようで、
あたしに相談された人もその件に関しての知識は全く無しでした。

引越しの際に引越し業者にも聞いてみたのだけれど、
その回答は、あたしには、問題外なもので....

というのは、輸送業者に以来した場合は、個人の犬や猫であっても、
ペット業者による輸出動物等と同じ扱いとなり、
あたしと同じ便に乗せることは不可能ということ。
知人の話では連絡もなしに、予定とは違う日の便に乗せられてしまい、
マレーシアに入ってから探すのに苦労した人がいたそうで、
そんなの心配しすぎて、おかしくなってしまいそうだったし、
それに、
FAXされてきた、 『ペット輸送料金見積書』 を見て、こりゃ、問題外だわぁ~って。
その内訳は  輸送費 (自宅→成田空港)  →  ¥40,000(3匹)
           ペットホテル宿泊料     → ¥3,500(1匹).¥10,500(3匹)
           税関、動物検疫手続き諸掛  →  ¥40,000
           航空費             →  ¥172,260(3匹)
           現地費用            →  現地にて清算 (約5万円)
           取扱料             →  ¥10,000
                【見積額合計 ¥272,760】

あの時は、今までにこんなに大変な思いをしたことがあっただろうか...
の、涙々の毎日で、専門の人にお願いした方がいいんだろうか? 
無事この仔たちをマレーシア入りさせるためには、その方が確実なんじゃないだろうか? 
ってすごくすごく悩みました。
でも、100%安心できるものではなかったし、 (あくまでも、あたしはでござるよ)
狂犬病予防接種等の証明書の作成や、その他の書類はもちろんあたしでするわけだし、
にゃにゃにゃん(&あたしの) ストレスを第1に考えて、
離れ離れになる時間が1時間でも少ない方を選びました。
そして全て自分での手配に踏み切ったあたしでした。


狂犬病 ⑤

2005-07-16 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
 マイクロチップ装着、狂犬病予防接種、抗体価検査、180日待機。
 そして、新しい検疫制度には、犬だけに課せられた検査があります。
 それは、
 『 狂犬病及びレプトスピラ症にかかっていないこと又はかかっている疑いがないこと 
 を、出発直前 (できる限り出発2日以内) に検査を受けて証明しなければなりません。

 ここでまたひとつの疑問が....
 今まで調べてきて、狂犬病は全ての哺乳動物に感染するとわかりました。
 それなのに、なぜに、犬だけに??
 病といえども、犬がかかり易いというだけで....
 やっぱり今回の検疫強化は、色々思う事ありだわぁ~

 レプトスピラ症??
 初めて耳にする言葉でした。

 レプトスピラ症とは 詳しくは こちら に書かれています。
 ドイツの狂犬病について、リンクさせていただいた、
 kyokoさんの Bodai Blog にも、
 このレプトスピラ症について詳しく書かれています。 ご覧ください。

 kyokoさんは、あたしなど足元に及ばないほど、たくさんの知識を持っている方です。
 新しい検疫制度についてのこの記事も、とても詳しく、そしてわかりやすく、大変興味深いものです。
 私もにゃにゃにゃんたちのために、もう1度よく読んで、頭に叩き込まなければと思っています。

 調べれば調べる程、知らないこといっぱいです。
 大事な家族と我が家に帰るために、必死だから頑張れるけれど、
 こんなことでいいのかしら??

 こんなにも複雑 ( わかりにくい! ) 新・検疫制度。
 狂犬病は怖いです。
 むやみに動物が輸入されるのも防げるし、必要な検疫強化だと思います。
 でも、あまりにも、一般人にはわかりにくいことが多すぎます。
 
 私はたまたまネット環境にあるけれど、そうでない人にとっては
 まるで 手放しなさい! とでも言われている様に聞こえてしまうのでは。

 この検疫の強化で大事な家族を手放す人がでないことを
 祈るばかりです。
 お願いです。
 たしかに、お金も時間も、手間もかかります。
 でも、愛犬や愛猫はなにも悪くないんです。
 あきらめないで、一緒に がんばりましょう!!

狂犬病....の続きの続き マレーシア

2005-07-13 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
ここまで書いておきながら...

ここのブログを読んだ日本の家族や友達たち、
そしていつもネットでお世話になっているみなさん、
心配させてしまったら ごめんなさい!!

こここマレーシアの状況は、こんなですが、
あたしは元気ですv
あたしの住んでいるところは、コンドミニアムといって、
日本のマンションが集まったような所です。

広い敷地に5棟のマンション (コンドミニアム) が建っていて、
この敷地内に、レストラン、ミニマーケット (通称ミニマ)、
プールやテニスコートもあり、
一種の村みたいなもんですv

2m近い金網の塀、24時間体制のガードマンハウスを通過しなければ、外にはいけません。
もちろん、外からも入れないようになっています。
たまたま隣がゴルフ場なために、野良犬が侵入してくることもありますが、
ここのコンドミニアムでは、いつも野良犬がうろうろしているわけではありません。

野良犬たちは、主に犬が大好きなチャイニーズのお店の周りにたむろしています。
ここは赤道直下の国
歩いての移動はまれです。
あたしも車での移動で、ここのゲートの外を歩くのは、
お店とお店の移動くらいなもので、たいした距離ではありません。

だから、よっぽどのことがない限り、犬と1m以内の接近はないんですよ~
心配させてごめんなさい。

1年中たくさんのフルーツが売られている常夏の国、マレーシア!!
今は、匂いで有名な、『ドリアン』 がシーズンに入ったようで、
スーパーでは、切り売りされています。
マンゴーも今は美味しいようで、昨日食べたマンゴーは、すごく甘くて
美味しかったです
ドリアンですが、あたしはまだ食べていません。
ここにいるうちに1度は口にしたいと思うのだけれど。
そのドリアン、アルコールと一緒に食べると、死んじゃうそうです。
発酵度が高くて、お腹のなかでぶくぶくと発酵していくんだって
みなさん、知っていましたか??
体質によっては、その発酵でお酒と一緒でなくても、発熱することもあるとか。
でもすごく栄養があるそうで、食べなれたらよい食べ物なのでしょうね。

久しぶりのマレーシア情報でした。

狂犬病.....の続き

2005-07-13 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
狂犬病についての ??
近頃??ばっかりで.....
判っていたつもりがそうでなかったことが、多いこと多いこと(汗)〃

今回の検疫の強化は、狂犬病が日本へ持ち込まれることを防ぐものです。
過去に狂犬病が発生している国からの日本入国はとても厳しいものになりました。
そういえば...と、ドイツに在住の方が書かれた記事を思い出しました。
ドイツの狂犬病について書かれています。 こちら です。
ドイツでは、野生のキツネからの感染があるそうです。

『狂犬病』 はウイルス感染の伝染病です。
『狂病』 というと 犬から人間への感染のように思われますが、
そうではなく、殆どの哺乳動物に感染するといわれています。
特に犬と狼が感受性が強くかかり易いことから、狂犬病と呼ばれているようです。
狂犬病のウイルスは、唾液中に排泄されるために、主に感染している動物にかまれた傷から感染します。

狂犬病が発生している国では、狂犬病に感染したスカンク、アライグマ、キツネ等の野生動物にペットたちがかまれて感染すると報告されているそうです。
『狂犬病ってどんな病気!?』 というサイトに詳しく書かれています。

ここで??? が。
犬だけでなく、猫やその他の哺乳動物に感染!!
ヒトからヒトへの感染は??
通常ヒトからヒトへの二次感染はないようです。

続く.....


狂犬病....で思うこと

2005-07-12 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
『狂犬病』と聞いて、みなさんは何を思いますか?

昨年の6月に海外赴任が決まるまでは、
犬が予防するもの。
年に1度注射をして、市に登録をすること。
この程度の知識しかありませんでした。

猫にも予防接種??
ここマレーシアでは、人間も予防接種をしています。
でも、私はしていません。
知らなかったし、誰も教えてくれませんでした。

ここマレーシアには、野良犬がたくさんいます。
レトリバー並みの大型犬がいっぱいです。
もし噛まれたら、すぐにローカルの病院に行くように言われています。

なぜにこのようなことを......というと、
ある方から、 アジアで狂犬病増 との情報をいただきました。
狂犬病予防接種率が、7割を下まわると、流行を防ぐことが困難になると
以前テレビでも取り上げられていました。
現在日本の接種率は、6割強。
どのように日本に上陸をするか判りませんが、
鳥インフルエンザのように、今日本に持ち込まれたら?

まずは、狂犬病について知っておくこと。
そして、狂犬病予防接種についても、知っておくことが必要だと思います。

狂犬病予防接種にも、人間の様々な予防接種と同様に、リスク があります。
かかりつけの獣医師と相談した上での接種が、望ましいと思います。
それについては、 あこちさん 来夢さん のサイトにとても判りやすく書かれています。
ぜひぜひ、ご覧ください。
そしてもう1度考えてみてください。

ペットショップの中には、室内飼いであれば、狂犬病予防接種の必要はないでしょう! 
というところもあるそうです。
けれども、100%そう言いきれるものではないと思います。
狂犬病は、人間にもうつります。
猫にもうつります。
そして100%、死に至る病気です。
けれども狂犬病予防接種にはリスクがあります。
悩むところです 
....あたしには選択枝がにゃいけどぉ~

ここはマレーシア。
今の私は、日本にいる人たちとは少し違うでしょうね。
でも、日本から飛行機で7時間、時差1時間。
そのマレーシアは、狂犬病と背中合わせ...。
安全性の高い狂犬病予防接種があればいいのに。

狂犬病 そして抗体価検査編 その④

2005-07-08 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
自分の検疫制度の記事読み返しながら、、ん?ん? のあたし。

追記することがありました。
抗体確認後、輸出国で180日待機します。

抗体価については、その結果が、血清1mlあたり、0.5IU以上なければいけません。
又180日待機においては、180日を経過していない場合は、
その不足する待機期間分を日本で係留しなければならず、
『係留12時間以内』 の夢が絶たれてしまうので、注意しなければなりません。 

そしてそして....
これまた改めて確認して、再度、うわぁ~!!
新聞に取り上げられた時も、うそでしょ!!って思ったけれど。
当初も怒りを隠せなかったけれど、又ふつふつと よみがえって来てしまった。

それは、【輸入検疫にかかる費用】 について。

係留しなければならない場合、係留検査中の飼養を、係留施設として動物検疫所が委託している管理会社等に全てお願いしなければなりません。
『検疫検査費用』は無料ですが、ここでの費用が発生します。
週に何回かは自分で行いたいということは出来ません。
もしその間病気等で医療が必要になった場合は、係留施設内の獣医師に来てもらうことになりますが、もちろん自己負担となります。
係留期間中は係留施設から出す事は出来ないとのことなので、全てお任せということです。

<犬猫の新しい検疫制度> 
の 「係留期間中の飼養管理」 というところに書かれています。
ご覧下さい。

うわぁ~!! の原因なるものは.....というと、

管理施設に委託した時の費用です! (2005.7.8 成田検疫所に確認) 
 1日  3,000円 (犬猫1匹につき) 
 1ヶ月 10万円弱
 6ヶ月 60万円弱  .....となります。(光熱費含む)

 1ヶ月10万円弱と、正確な金額を言われなかったのは、犬猫それぞれ個人差があるのだと思います。

大事な家族です。もちろん、高額であってもやるしかないです。
というより、 『係留12時間以内!!』 で日本の我が家へ帰れるように、
みなさんがんばりましょう!!!

待機期間の不足分は、日本で補えばいいわぁ~ なんて、軽く思っては、
絶対ダメ!! ですよ。
愛犬猫にとっても、(あたしにとっても...)長期の離れ離れは、決していいものじゃないはず。
うちのにゃにゃたちは、絶対おかしくなってしまうことでしょう!
間違いなく!!
大事な大事なわんにゃんのために、がんばりましょう!!

『犬のお願い』 本日発売です! ~もちろん、JAPANにて。

2005-07-05 | 健康&手作り
いつもお世話になっている
来夢さん、 あこちさん、そしてぷちさん のサイトで紹介された、
『犬のお願い』 というCDが、本日 (7月6日) 発売されます。
~愛犬サイトでよく見かける 
『犬の十戒』 (左のBOOKMARKにあり!)
 をモチーフにした曲です~ 

ひとりでも多くの人に聴いてもらいたくて、リンクさせてもらいました。

今、犬たちと一緒に暮らしている人たち、
いつか一緒に暮らしたいなぁ...って思っている人たち、
そうでない人たち、みんなみんなに聴いてもらいたい曲です。

あたしは、この 【犬の十戒】 をも知らなくて、
先日このCDのことを知ってから、読みました。

今は犬と一緒に暮らしてないけれど、そんなあたしですら、
胸がしめつけられる思いで、、
読みながらうちのにゃんたちのことを思ってしまい....

『私の一生は10~15年くらいしかありません。』 からはじまる
【犬の十戒】 ぜひぜひ読んでみてください。

多くの子供たちにも、聴いてもらいたいと思います。
これから世を背負って立つ子供たちに.....

狂犬病 そして抗体価検査編 その③

2005-07-02 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
抗体価検査後、輸出国(私の場合、マレーシア)での180日待機が必要です。

前に述べた(狂犬病そして抗体価検査編①②)、
マイクロチップによる個体識別検査、2回以上の狂犬病予防接種、狂犬病の抗体価確認、
そして輸出国での180日待機です。

180日待機
これは、狂犬病ウイルスの潜伏期間が国際基準で180日とされているためです。
この180日待機は、採血日から日本到着時まで180日以上の待機が必要ということです。
そして、抗体価検査の結果の有効期間は、2年間  
採血日から2年以内に日本に到着しない場合は、再度、狂犬病予防接種後に抗体価検査をしなければなりません。そして、さらに180日待機となります。

再度の抗体検査を避けるためには.....、
1度の抗体価検査で、帰国するためには.....、
帰国日から逆算して考える必要があり、
これまた、考えると、頭が痛くなりそうですが、

ここで、へこたれてはいけないんです
ここマレーシア、日本指定外国からでも帰国出来るという事を、証明しなければ。
ここに来る時だって、何もわからないところからのスタートだったけど、
無事、マレーシアの地を踏むことが出来たし。
よっしゃぁ~、がんばらねば。
近頃、↑こればっかりの、私です(汗)

では、うちのにゃんたちで考えてみることにします。

2005年、
  ①8月、狂犬病予防接種の有効期間が切れる。 (狂犬病予防接種の有効期間は1年間)
  ②9月、・マイクロチップ装着
      ・抗体価検査の指定パッキンを日本から取寄せる準備(※詳しくは次回) 
      ・第1回狂犬病予防接種   
  ③10月、第2回狂犬病予防接種
      採血 ~ 血清の準備 ← この日から、180日の待機となります
      血清を指定機関に送る 

2006年、
  ①4月まで待機期間
  ②10月、狂犬病予防接種追加

2007年、
  ①9月、狂犬病予防接種追加 【あと1ヶ月有効だけれど、念のため1ヶ月早く接種】
  ②10月 ← 採血日から2年目。 ←この日までに日本に到着しないと、再度の血清抗体価査と再度の180日待機

  『 日本に大事な犬や猫と帰国をする保護者のみなさん、
    一緒にがんばりましょう 』

 次回は、「抗体価検査を指定機関に送る方法」 と、「犬のみに義務つけられた制度」 について書いていきたいと思います。