猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

狂犬病 そして抗体価検査編 その③

2005-07-02 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
抗体価検査後、輸出国(私の場合、マレーシア)での180日待機が必要です。

前に述べた(狂犬病そして抗体価検査編①②)、
マイクロチップによる個体識別検査、2回以上の狂犬病予防接種、狂犬病の抗体価確認、
そして輸出国での180日待機です。

180日待機
これは、狂犬病ウイルスの潜伏期間が国際基準で180日とされているためです。
この180日待機は、採血日から日本到着時まで180日以上の待機が必要ということです。
そして、抗体価検査の結果の有効期間は、2年間  
採血日から2年以内に日本に到着しない場合は、再度、狂犬病予防接種後に抗体価検査をしなければなりません。そして、さらに180日待機となります。

再度の抗体検査を避けるためには.....、
1度の抗体価検査で、帰国するためには.....、
帰国日から逆算して考える必要があり、
これまた、考えると、頭が痛くなりそうですが、

ここで、へこたれてはいけないんです
ここマレーシア、日本指定外国からでも帰国出来るという事を、証明しなければ。
ここに来る時だって、何もわからないところからのスタートだったけど、
無事、マレーシアの地を踏むことが出来たし。
よっしゃぁ~、がんばらねば。
近頃、↑こればっかりの、私です(汗)

では、うちのにゃんたちで考えてみることにします。

2005年、
  ①8月、狂犬病予防接種の有効期間が切れる。 (狂犬病予防接種の有効期間は1年間)
  ②9月、・マイクロチップ装着
      ・抗体価検査の指定パッキンを日本から取寄せる準備(※詳しくは次回) 
      ・第1回狂犬病予防接種   
  ③10月、第2回狂犬病予防接種
      採血 ~ 血清の準備 ← この日から、180日の待機となります
      血清を指定機関に送る 

2006年、
  ①4月まで待機期間
  ②10月、狂犬病予防接種追加

2007年、
  ①9月、狂犬病予防接種追加 【あと1ヶ月有効だけれど、念のため1ヶ月早く接種】
  ②10月 ← 採血日から2年目。 ←この日までに日本に到着しないと、再度の血清抗体価査と再度の180日待機

  『 日本に大事な犬や猫と帰国をする保護者のみなさん、
    一緒にがんばりましょう 』

 次回は、「抗体価検査を指定機関に送る方法」 と、「犬のみに義務つけられた制度」 について書いていきたいと思います。