猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

狂犬病 そして抗体価検査編 その②

2005-06-30 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
新しい検疫制度では、日本指定地域と指定地域外では必要な書類が異なります。

指定地域【2005年6月7日現在】
台湾、アイスランド、アイルランド、スウェーデン、ノルウェー、英国(グレート・ブリテン及び北アイルランド)、オーストラリア、 ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアム 

「狂犬病 そして抗体価検査編①」 の抗体価検査は、指定地域(狂犬病の発生のない国・地域)からの帰国の場合には必要ありません。
ここマレーシア等の指定地域外のみ必要となりました。

指定地域以外からの帰国 には
 ①マイクロチップの装着による個体識別
 ②2回以上の狂犬病予防接種
 ③抗体価検査
 ④抗体価検査後、輸出国180日待機
 ⑤日本の検疫所への、事前届出 (到着40日前までに)
 ⑥出国前の検査で、狂犬病にかかっていないかの臨床検査

 が必要になります。

これより、前回の続き.....

2回目の狂犬病予防接種後、2~4週間後に採血をします。 その血液を動物病院にて血清にしてもらい、その血清を指定検査施設に送って、抗体検査をしてもらうことになります。

ここでの私の難関は
 ①どこの検査施設にすればよいか
 ②血清の輸出って

指定の検査施設がないマレーシアからは、一体何処にすればよいのか?
オーストラリアCSIROで検査がしてもらえると、以前ここの友人に教えてもらったけれど、
日本の検査施設じゃいけないの? 言葉の壁を考えると、やっぱり自信がない...
そこで、日本の指定検査施設に問い合わせてみました。

その結果、日本の検査施設でもオッケー  との答えが。
やったぁ~
この国はこの国の検査施設で、、という指定は全くないとのことでした。(2005.6月確認)
日本農水大臣指定の検査施設は こちら をご覧ください。


検査施設が少ない上、新しくなったばかりの制度ということもあってか、おそらく事例も少ないのでしょう。
この町でも、おそらく私しかいないのでは.....
本来なら、動物病院でやってくれてもいいような血清の輸出を個人で行わなければならないなんて。
その辺りも聞いてみましたが、現在までは、やはり、個人での輸出又は、個人での直接持ち込みが殆どだそうです。

言葉の壁を考えたら、絶対一筋縄ではいかないと、今から不安でたまらなかったのだけれども、
日本語でオッケーとわかったら、  よっしゃぁ~!!がんばるぞぉ〃 って、
力が湧いてきました。
また次に続きます.....

狂犬病 そして抗体価検査編 その①

2005-06-29 | 検疫制度 狂犬病・抗体価検査
マイクロチップによる個体識別の他に、狂犬病抗体価検査 が新たに加わりました。
マイクロチップ装着後、狂犬病の予防接種をします。

①帰国前に、2回以上の狂犬病予防接種を受けていなければ入国出来ません。
 マイクロチップ装着前に受けた狂犬病予防接種は回数に含まれないの
 で、気をつけましょう

 1回目の狂犬病予防接種を受け、30日以上経過後に、2回目の狂犬病予
 防接種を受けます。
  <初回(マイクロチップ装着後の接種)のみ、30日経過後に2回目接種。
 その後は免疫期間内での接種が必要となります。>
 狂犬病予防接種は、狂犬病不活化ワクチンでなければならないので、
 接種前の確認が必要です。

②日本国農水大臣指定の検査施設での抗体価検査 
 日本国農水大臣指定の検査施設でなければいけません
 しかし、その検査施設が非常に少なく、これが帰国困難!!の最大の
 原因ではないでしょうか?
 もちろんここマレーシアにもありません!

 ・指定の検査施設がない国からに帰国は、180日の係留をしなければいけ
  ないってこと?
 ・完全室内飼いなのに、そこまでしなければいけないの?
 ・180日も離れ離れになったら死んじゃうよ!
  などなど....私の不満はつのるばかりでした。

 ここでも、勘違い発覚!!
 これは狂犬病にかかっているかどうかのものではなくて、
 狂犬病予防接種後の抗体価の測定です。 (←あたしくらいかしら??こんな勘違い)
 
 さらなる難関!!血清抗体価検査方法については、続.....
 

マイクロチップ編 その4

2005-06-27 | 検疫制度 マイクロチップ
ここまで書いておきながら、、自分の勘違いに気付いてしまった

検疫所に 「マイクロチップの中のデータには何が入っていればいいのですか?」
と℡した私(汗)。
マイクロチップの中には、15桁の№の他に、名前、生年月日etc.
のデータ全てが入っているものだと思っていたが、

マイクロチップの中には、15桁の数字が入っているだけ

証明書に、 『15桁の№、犬猫等の名前、生年月日、狂犬病予防接種年月日と免疫有効期間』 
を記入し、
入国の際に、15桁の№をリーダーで読み取り、証明書と照らし合わせるということだった。

ほんと勘違い甚だしいったらありゃしない。
でも、きっとこれからも勘違いなるもの、出てきそう....。
こんな恥さらしをわざわざ書き込まなくてもと思ったけれども、
これも、これからの私のため!
思い込みで、係留12時間の夢が絶たれては。
何でもかんでも、確認しようと誓うのでありました。

思い込みには、注意しましょう!!

マイクロチップ編 その3

2005-06-27 | 検疫制度 マイクロチップ
「マイクロチップによる個体識別の必要」  6月から完全施行が始まった 『新しい検疫制度』 に新たに加わりました。

日本入国のためのマイクロチップ装着前に確認しなければならないことがあります。
 ● チップがISO規格でなければいけません。
 ISO(国際標準化機構)11784及び11785に適合するマイクロチップでなければ、国内での読み取りが出来ない場合が非常に高いのが、今の現状です。

日本以外の国でマイクロチップを装着する場合、
マイクロチップの規格の確認が最も必要となります。

ISO規格のマイクロチップを日本から取寄せる場合は、日本の獣医を介してのみの可能となります。(2005.6月確認)
ISO規格以外の装着で入国する場合は、事前にマイクロチップのメーカー、規格等を検疫所に確認し、
読み取り不可能(リーダーがない)な場合は、個人でリーダーを準備しなくてはなりません。(2005.6月確認)
(ISO規格以外でも一部読み取り可能な場合あり。)

日本に流通しているチップのメーカーには、
「トローバン社、デストロン社、データマース社、AVID社」 の4つのメーカーがあります。
このメーカーなら、必ずしもISO規格、というのではないそうなので、
メーカーの重視より、『ISO規格11784及び11785』 であるかどうかの確認が必要です。

マイクロチップ装着がまだ普及してない(リーダー設備が不十分?) 今の段階での、マイクロチップ義務化の検疫強化。
不安はありますが、 『日本に帰れない』 と路頭に迷ったときのことを思えば、
帰れる手段がある、可能性がある、というだけで、ホントよかったぁ~〃 の私です。
何も判らずに無我夢中で調べ、家族揃って海外に来ることが出来たのだから、
帰れる と判った以上、やるしかないです。

これぞまさしく、 『目指すは 日本帰国なり
頑張らねば。

もし、帰れないのでは.....と不安に思っている人がいたら、検疫所にまずは確認することをおすすめします。
その国々によって、又異なる場合もあると思います。
マレーシアは、過去に狂犬病が発生したことのある国なので、日本指定地域以外の国です。
指定地域の場合は、マイクロチップ装着は義務化されましたが、
血清抗体検査後の、輸出国での180日待機の必要はありません。(詳しくは後日)

マイクロチップ編 番外 ~ジジ、リリ、ビビ ②

2005-06-26 | 検疫制度 マイクロチップ
『連れて帰れない!ペット検疫強化』 の新聞記事で動揺した私でした。
 (マイクロチップ編 番外①)

検疫強化なるものを調べ、頭に叩き込み、再度成田検疫所に℡をしました。
この国での不安や疑問を細かく聞き込んだ結果、
ここ、マレーシアからも、全ての難関をクリアーすれば、

『 係留12時間 』

晴れて日本の我が家へ帰れることを確認し、
新しい検疫制度に切り替わる前の一時帰国はしないで済む運びとなりました。
(実際、私のように慌てて日本に帰国した人の犬や猫で、検疫所の係留施設はいっぱいだったそうです)

海外駐在が決まって4ヶ月足らずでここにきた私たちですが、
今度の制度では、最低でも 『7ヶ月前』 から準備を始めなければ間に
合いません。
私の語学力を考えると、それ以上の日数がかかると思われます。

次は、ここでのマイクロチップ装着と血清抗体検査 について、書いてみたいと思います。

3匹3様

2005-06-24 | ジリビ 
シロさんのサイト  を読ませてもらって、うちのにゃんたちのことを考えてみた。
勝手にあたしが思っていることだけど。
『にゃにゃ語』 わかんないし。

ジジ、リリ、ビビ、 4・2・1歳。
産まれたときのことや、捨てられたときのことは判らない。
でもやっぱり、ジジは御長男様的存在かなぁ~。
ビビもジジと同じ黒い顔なんだけど、ジジの目つきとは、何かが違うんだ!
なんなんだろう???
ジジの目つきには、すぐに負ける、あたし。
顔の大きさが、ビビよりでっかいから (ビビ×2=ジジ)、インパクトが強い
んだろうか?
母性本能くすぐられてる?
旦那とジジしか、♂居ないし。

ジ~っと見つめられて、ふにふにいうわれると、声かけちゃうしなぁ(←絶対!文句だと思うけど)
シロさんとこみたいに、ひとりっこ時代があるのとないのとでは、違ってくるのかなぁ~
あたしはやっぱり甘いんだろうなぁ....ジジに。

まだ400gしかなくて、階段も上れなかった赤ちゃんのリリを、抱っこで寝室まで連れて行った時、
迎えにいくまで絶対ひとりで上がってこなかったジジだし。
面倒臭いからその後は、2匹まとめてよっこらしょ〃だったっけ。
6㎏以上ある 『ジジ』 も、うちに来たときは、400g

かわいかったなぁ~
もちろん、今もかわいいでござるよ。

マイクロチップ編 番外 ~ジジ、リリ、ビビ ①

2005-06-23 | 検疫制度 マイクロチップ
今年3月の 検疫強化の新聞の切り抜きがFaxされてきた。
それは実家からのもので、ここに来る前も3にゃんのことで
大騒ぎをした私だったから、心配してくれて送ってくれた物
だった。
でもすでに知っていたから、それほど気にはしなかったんだけど、
よく読んでみると、 「うっそー!!帰れないってことー??」
それからは、大騒ぎで、あらゆる手段を使って調べたっけ。

まずは、農水省にメール(でも返事なし!) をし、
検疫所に℡、次は外務省に問い合わせてやるぅー!!
と騒ぐあたしの口からは、「なんじゃ、この法律は!絶対許せない!
法律を変えてやるぅー!!」 こればっかり。
その時の検疫所は職員もまだ理解しきっていない上、このあたしも、
怒りが先だって、何から確認するべきなのか整理出来ず、
これじゃぁだめだ!と再度、調べる直すことに。

マイクロチップ、狂犬病、血清抗体検査、農水省大臣指定機関などなど。
おかげで、PCと仲良くなれたのは、良かったけど。
調べれば調べるほど、追い込まれ、
「離婚して、あたしだけここには永住してやるー!」 とまで口にする始末。
「お願いだから、今なら日本に帰れるんだから、日本でマイクロチップを入れてきてくれ」
と、冷静な旦那に言われ。
そうと決まって、帰国のチケットの手配。
(11月から施行はされたけど、翌年6月までは、新旧制度併用期間で旧制度で検疫突破可能!
狂犬病予防注射の有効期限も切れていないし、よ~し!!って。
でもその代わり係留期間は最低でも12日で前後日合わせて、16日だけど。)
ここまで段取りが進み、再度成田検疫所に℡。

そしたら.....
今度はその事にとても詳しい人と話をすることが出来て、事細かに説明をしてくれた。
お役所でこんなこと初めてだぁ~ って思えるくらいいい人(会った事もないくせに)で......。 <続>

マイクロチップ編 その2

2005-06-22 | 検疫制度 マイクロチップ
日本を離れたのは、昨年10月。翌月に新しい検疫制度に切り替わる事は決まっていました。
(ここでの検疫制度は、犬猫の輸入に対する検疫制度です。又、実際の完全施行は今月からでした)
渡航の日、成田空港検疫所で新検疫制度の簡単な説明はありましたが、その時は母子&3にゃんの道中、
日本帰国時の話なんて頭に入らなかった私です。
私の体験談は後日にして、

まずは、『多くの家庭動物がマイクロチップを装着していれば、』 から。
数あるマイクロチップに関する記事の中からの独断の抜粋です。
多くの家庭動物がマイクロチップを装着していれば、
 
1.迷子になっても、必ず、飼い主の元に帰ることが出来ます
2.不幸にして、迷子中に交通事故などで死亡しても、連絡を取ることが出来ます
3.盗難の予防や、首輪を外されても、自分の家族と証明出来ます
4.不正な手段で入手した動物を実験に使えなくなります
5.猟犬に装着すれば、不正な狩猟を防止し、猟犬を捨てることが出来なくなります
6. 虐待動物の経緯を調査し、今後の再発を防止出来ます
7.純血種の不正な繁殖や血統証明書の偽造を防止し、健全な犬種の発展に寄与します

とありました。

今回の改正法でのマイクロチップの導入は、狂犬病の日本国への侵入防止対策です。
(これについては、又後日。書き出すと止まらなくなりそうなので)

海外に行くことのない犬や猫のマイクロチップ導入がすすめられる理由には上のようなことがあげられます。
今現在、犬や猫と暮らしている人が、このマイクロチップに対して、どのような意識をもっているのかは、未確認なので、私も知りたい所であります。
私には選択枝がないので、違った受け止め方をしてしまうんです(汗)
皆さんは、どのように考えていますか?

今朝のテレビでは (マイクロチップ編 その1) マイクロチップを装着している場合の長所としてあげられていたのは、
「迷子になった時........」 のみでしたが。

マイクロチップの普及に力を入れている県は、兵庫県だそうです。
震災時に我が仔をなくした経験からのものではないかとのことでした。

現在東京都内でのマイクロチップ登録犬は、1,600匹だそうです。
  

マイクロチップ編 その1

2005-06-22 | 検疫制度 マイクロチップ
ここマレーシアでは、NHKは観ることが出来ます。でも......日本の録画なので、リアルタイムではないのだけれど。

今朝、お隣さんから 『マイクロチップについてやってるよ!』 との℡をもらって、観てみました (とても親切な日本人の方です。あたしがマイクロチップについてあれこれ調べていた時、あたしにさんざん話を聞かされた気の毒な友人です。汗)
主に、今回の改正法の外来動物の輸入禁止についてと、マイクロチップについての話題でした。
ゲストの言葉に対し、この程度なんだなぁ....ってひねくれながら観ていました。
この程度...というのは、世の人の意識が、ということです。

狂犬病も知らないのかぁ...って。
そっかぁ.....。
マイクロチップについてなんて、尚のこと。

「すごくお金がかかるものかと思っていたけど、5,000円くらいなら安いですね」、
「マイクロチップって、手術をするからかわいそうって思っていました」、
「保健所の餌代を考えたら、マイクロチップをみんなに勧めた方がいいのに」 などと。

最後の結びの言葉の 「かうことをよく考えてから、かってください」 にも異常反応!!
飼う? 買う? どっちだぁ~って。

こんなんじゃいけない。感情的になってはいけないんだと自分に言い聞かせていかないと(汗)

犬や猫のマイクロチップについての規制は、まだまだ先のようです。
犬や猫のマイクロチップの義務化が先送りになった理由は、
マイクロチップを埋め込める動物病院がまだ少なく、その上埋め込んだマイクロチップを読み取る機械(リーダー)も少ないためです。←ということですが、問題は多々あります。

でも私のにゃんたちは、マイクロチップを埋め込まないと、2度と日本の地を踏むことが出来ません。
今月から施行されている検疫の強化に伴なったものです。
そんなわけで、死にもの狂いで調べまくり、理解していることを、
自分の覚書兼ねて、少しずつ書いていきたいと思います。


書いて伝えることの難しさを実感...

2005-06-21 | 猫との暮らしの中で...
ネット販売について疑問を持ち、書いてみた。
読み返しているうちに、不安になってきた。
自分の文才の無さに。 

ネットを使って、犬や猫たちの現状や、こうであって欲しいことを訴えたいと思っているあたし。
でも、読めば読むうちに、里親募集等の掲示だって、ネットでは?
と、言われても仕方のないような書き方をしていたと思った。
読む人によっては、その事までも否定しているようにとられてもおかしくない書き方だったと。

相手のことを知っていて、相手も自分のことを知っている場合であれば、伝えたい内容が上手く伝わ
るのだろうけれど、ここに書くということはそうとは限らない。

インターネットを使っての商売が悪いのでなく、『生体』 を物として扱い、犬や猫について何も知
らないで売る人もいるのだということ伝えたかったのだけれど。
難しい...。
でも、頑張らねば....。

ネット販売

2005-06-20 | 猫との暮らしの中で...
ネット販売がどういうものか、殆ど知らなかった私です。......まだまだ知識不足で。
猫と暮らしている私でさえも知らないのですから、
これから一緒に暮らしたいと思っている人の中にも知らない人が多いのではないでしょうか?

今回の改正法で 『ネット販売』 という言葉が出ています。身近な問題ということですよね?
あまりの知識不足で「??」 が多くなってしまってしまいます(汗)

ネットで販売する意味とは、 「うちでは最低でも8週間は親から離せないので、渡せません、よってネットで品定めをしてください。」 という事かな?
..とも思ったのだけれど、そういう事ではないようですね、殆どの場合が。
やはり、今のインターネットの普及を利用した、売る側の営業手段ということ
のようです。

この改正法で悪質業者締め出しとありますが、このような業者は、この先も
営業手段をあれやこれやと考えてくることでしょう。

ネット販売での1番の被害者は、買った人ではなく、
そのような業者で産まれ、不運にも病気となり、せっかく手に入れた我が家
を追い出されるはめとなる動物たちです。

ネット販売や広告販売での犬や猫たちにも 『クーりングオフ』 の言葉が使われています。
念願のペットをネットで買い、保護者共々幸せになった人もいると思います。
でも、物としか扱っていない業者が多くいるということは、そうでない犬や猫の方がはるかに多い気がします。

人間に増やされて、病気になったら、捨てられていく犬や猫たちに目を向けて欲しいと思いました。

ネコ目ネコ科だけど.....

2005-06-17 | 猫との暮らしの中で...
「うちでは動物の説明をするときに 『このライオンは』 とは始めません。
『このライラは』 という名前から入る。 ライオンなら1回見てそれっきり。
でもライラは日ごとに違います。成長し、家族を持ち、そしていつかは死ぬ」
「食肉ネコ科のライオンから命あるライラになる」 【旭山動物園飼育係】

そっかぁ、名前を付けることで、ネコ目ネコ科黒ネコジジが、うちのジジになる
わけね、そっかぁ...って、妙に納得してしまった。
私と同じ名前の白いポニーの顔はしっかり覚えているし。

「ネコや~いっ!」 って呼ぶより、 「ジジや~いっ」 の方が確かに親近感が沸いて、
家族っぽいよね。
『情』 だって生まれやすいんじゃないかな?

あこちさんのブログの記事 『アナタのお名前なんてゆ~の?』
にも名前について書かれていました。
皆さん、本当に色々で面白いですね。
名前って、思い入れ大の代物ってことですね。

「猫の名前 にゃんこの名前ランキング」 というのがありました。
ベスト1は ↓
猫は『チビ』、♂犬は『コロ』、♀犬は『もも』だそうです。

理解できないこと

2005-06-17 | 猫との暮らしの中で...
犬や猫と一緒に暮らしていたり、なんらかの形で犬や猫と接している人は、ある程度
は知っていることであっても、知ない人は全く知らないか、もしくは自分勝手な考え方
しかしていないように思います。

今いる野良猫たちの寿命は3~5年と言われています。
猫エイズや白血病が流行っているからです。
猫の本能を大事にしたいからといって、中外自由にしている人も多いけれど、
猫エイズや白血病の危険にさらすことが、猫のためとは思えません。

今は、完全な人間社会です。 猫たちが生きていくには、危険すぎます。
まして、1度でも人間を信じてしまった家猫は、人間を信じてしまったばっかりに、
虐待されることも多いのです。
交通事故で死ぬ猫たちも後を絶たないし。

犬や猫が好きで放っておけないからと、野良猫たちに餌をあげ続ける人。
餌をあげているだけで、いい人ね~と言われている人もいます。
餌をあげ続けたら大人になって出産して子が増えることまでは考えていないのでし
ょうね。
その仔が又大人になって出産をして又増えます。

猫は早ければ半年で発情します。
短期間で、ものすごい数の猫となります。

避妊手術、猫たちの意思に反するから反対と言う人がいます。
産まれた仔の命の行く末は?
母仔仲良く野良生活、なんていうのはありえません。
自分の家の犬や猫の仔が見てみたい、1度は出産を経験させてあげたいと言う人。
たくさん産まれてしまったらどうするのでしょうか?
そういう人たちは、「生」しか考えていないのだと思います。
「生」と隣合わせの「死」については、何も考えてないのでしょうね。
野良猫だってかわいいし、餌だってたくさん食べて大きくなってもらいたいと猫が好き
な人ならみんなが思っていること。
でも猫のことを考えれば考える程そうではなくて、この先どれだけの生を受けた命が死
んでいくのかを思ってしまいます。

これ以上増やさなければ、あと10年もすれば野良猫はいなくなるはずなのだけれど。
平気で産ませて、平気で捨てていく人の気持ちが理解出来ません。






責任

2005-06-15 | 猫との暮らしの中で...
犬や猫たちと、最期まで責任をもって一緒に暮らすこと。
今一緒に暮らしている人も、これから一緒に暮らそうと思っている人も、
みんながそうであって欲しいと、心から願います。

犬や猫のことを考えていくと色々な問題があるけれど、いつもここに辿
り着きます。
保護者である 『人間の責任問題』 です。

あこちさんの記事 を読ませて頂きました。
簡単に手放してしまう人に、もう2度と飼って欲しくないと思います。
でも..その仔たちにとっては、そういう人と一緒に暮らすより、今の保護
者の方と暮らす方が、ずっと幸せだろうな..って思うと、余計に悲しくな
ります。
今の保護者の方は、この世の中の誰よりも、その仔たちのことを愛している
のだと思います。
けれども、その保護者の方は高齢で身体も不自由とのことです。
身体が不自由では、犬たちに充分な運動をさせてあげることは出来ません。
辛いところです。

犬や猫だって、ご飯も食べれば、病気にだってなることもあります。
でも、好きで病気になる犬や猫なんていません。
人間だってそうです。 犬や猫たちだって、同じなんです。

ここ人間社会での犬や猫たちは、人間と一緒でなければ生きていけません。
野良人生をまっとうしようにも、人間の手によって保健所に持ち込まれたら
死が待つのみです。

犬の国、猫の国、なんていうのがあったらどんなにいいか...
でも、そんな夢のような国はどこにもありません。
野良犬や野良猫に対し、敵意をもった人も大勢いいます。
犬や猫が嫌いな人もいるのだから、仕方の無い事ですが、元は私達と同じ人間が
手放してしまったから増え続けているのです。

OVER THE HILL

2005-06-14 | その他 *ひとりごと*
アメリカでは、40代の突入を、 『OVER THE HILL』 と言うそうです。
丘を越える? 
人生の折り返し地点で、今までたくさんの山を越えてきたという意味?
それとも、これからも山あり谷ありの人生ということなのかしら?
でも、なんだか、悪くないなぁ~ 『OVER THE HILL』

これからも、がんばれ~