猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

日本帰国、前途多難?

2005-09-30 | 検疫制度 マイクロチップ
マイクロチップの写真(これは裏面)撮らせてもらったの。15桁ってことは 『ISO規格』 ってことらしいんだけれど、この際だから、念のためこの画像を農水省に送って確認してもらうつもりよ。

近所の動物病院にマイクロチップのことを聞きに行ってきた。

本当は昨日行くつもりだったのだけれど、行く間際になって聞きたいことを伝える自信がなくなり、やはり聞きたいこと全て英文にしてからにしようって思って。
情けないよね、本当に。

情けなくってブルーだったあたしだけど、そんなことはまだ序の口だった。
まさか とは思っていたけれど、そのまさか だったの。

つたない英語での会話だったけれど、終盤になって、噛み合わなくなってきたの。
マイクロチップの種類 と狂犬病のワクチンが不活性化ワクチンであることまでは確認出来たのだけれど、
その先から?????

Do you know Japanese new law?  (間違ってる? この程度なの、あたし )

We don't know って !!  知らないってこと?? (このくらいはあたしにだって わかるよーーーー!)

そうなの、知らなかったの、ここの動物病院のドクターは

日本の検疫制度が、この春から変わったことを。

こんなんでいいのぉぉぉぉーーー
あたしがここ、マレーシアに猫×3と移住してる事は調べればわかることでしょ??
面倒臭かったけれど、ちゃんとお役所に届け出もしたし、
検疫所には、ここの住所だって知らせてあるんだから!

日本の検疫所は何故に知らせてないわけ?? ← 日本の検疫制度が強化されたことってどのように各国に伝えてるの??

お隣り (車で1時間もかからないのよ!) のシンガポールの動物病院のドクターは知っていたっていうし、同国のクアラルンプールのドクターだって知ってるんだから!!!

だったら、クアラルンプールまでいけばいいじゃない?
って?
でも、でも、高速で4時間。
そう、東京から静岡? もっと先までくらいの距離かしら?
片道4時間かけて?

近所の動物病院のドクターに、隣国シンガポールのドクターに聞いてください、とも言えず、あたしが英文の新しくなった検疫制度を探してくることになったの。

今夜はブルーなんて通り越して、心臓バクバクいってる。

血清を日本指定の検査機関に送ってもらえるか? って聞いたら、
シンガポールに送るっていうし.....

シンガポールには、日本指定の検査機関は無いんだってばぁぁぁーー
この辺りから、あれれ?? だったのよねぇ

はぁ、だめだ! 心臓バクバク!!
冷静になって、又出直してきます。

今夜はもう遅いから明日にでも日本の農林水産省に℡してみるわ。
新しい検疫制度の英語版求む!! ってね。


レプトスピラ症

2005-09-29 | 検疫制度 マレーシア⇒日本
9月26日(静岡県にて)、レプトスピラ症に感染した男性がいたことがわかったそうです。(gooニュースより)
輸入されたアメリカモモンガからの感染で、この男性はペット輸入販売業者。
レプトスピラ症 といえば、検疫制度で猫には義務付けられず、犬に義務付けられてる
あの レプトスピラ症のこと。

ふぅ~

海外、それも東南アジア在住の私。
数年後には3にゃん連れて日本帰国予定。
マイクロチップ装着も目前で、強化された検疫制度に立ち向かわなければならない私としては、これ以上の検疫制度強化はなんとしてでも間逃れたいのよ。
海外からの輸入動物から日本に細菌が持ち込まれることがこれ以上増えたりしたら、
もっともっと日本帰国が困難なものになってしまいそうで 不安 です。

モモンガは農水省の管轄ではなくて、
環境省扱い? らしい。(要確認!)
...まだまだ勉強不足だわ。

同じコンドミニアムに住むお宅で、カメを飼っていて、日本帰国の際のことを尋ねられ、
あれれ????? 答えられないではないか....
久しぶりに電話魔に。

犬、猫、家畜、アライグマ、スカンクは農水省管轄で、カメ しゃん は、環境省野生生物課に問い合わせると教えてくれるとのこと。環境省扱いというところまではわかったので、環境省に問い合わせてみたら、
「野生生物課」 って教えてくれました。
あらあら、またしても知らなかったことがわかったにゃんよ。

奥が深いというか、一般人では、なかなか知る術がないことって本当に多い。
って、私が知らなすぎなのかもしれないけれど...。

日本はもう長袖ですか?
季節の変わり目です。 皆さん、風邪などひかないように気を付けてくださ~い。

そう、マレーシアでもインフルエンザが流行るそうです。
誰かが日本や中国からもってくるんだろうなぁ~
だってここは1年中夏だもの。 インフルエンザって、寒い時に流行るんでなかった
っけ??

しっこ常習犯

2005-09-28 | ジリビ 
昨日、久しぶりにネット開通。
つ、ついPCの前から離れられず、洗濯物、取り込みっぱなしで
寝てしまった私。

たたんでおけばよかった

洗濯物の山に、しっこ~

『しっこ常習犯』 リリ3才。
フラッシュをたくと、こわ~いお目々になるので、お初リリはピンボケで失礼をば。

久々のネット開通が嬉しくて、テンプレートも変えてみました。
にゃんたちが映えるテンプレートって、どんなのかしらん


考えて欲しいこと

2005-09-21 | 猫との暮らしの中で...
偶然にも私の周りの記事で 『しっこ』 ネタが重なりました。
『しっこ』問題! これは私にとっても身近な問題でありまして....

前にも書いたと思うのですが、3女リリのしっこの粗相問題。

気が強いくせに、精神的に弱かったりするのかしら?
環境の変化にとにかく弱い (母である私の見解)。
渡航前の引越し準備から始まって、マレーシアのこの家に落ち着くまで10ヶ月。
せっかく落ち着いたと思ったら、私の日本一時帰国で再発。
昨日も、な、なんと、新たな場所に大量のしっこを発見してしまったの

今までは、座布団だの布団だのとクッション製の上への粗相が多かったんだけれど、
今回は、タイルの上!! 全くのノーマークな場所でした~涙

こんなことも多々ある、猫との生活です。

大変ね~!! って言われます。
はい!大変です。
でも、大変なのが当たり前ですから~~、大変だけれど、大変じゃない? ん??
苦じゃないです。自分で選んだことですから。
突然空から降ってきて、うちの仔になった訳じゃありません。

かわいいです、赤ちゃん猫なんて、もっともっとかわいくって食べちゃいたくなるくらいにかわいいです。
でも、大きくなります。病気にもなります。
猫を飼っている我が家をみて (楽しそうだなぁ~って思ったのでしょうか..) 飼い始めた人の家に、私の知っている猫が今はいません。
なんとなく避けられているようなので聞くことが出来ないでいます。
そのことがあって以来、
「猫を飼いたいんだけれど」 と相談されたら、かわいくって毎日が楽しいよ~ と話す前に、しっこだってもらすし、時にはうんぴだって...
大変なこともいっぱいいっぱい話したいと思っています。
そして、一緒に暮らし始める前にいっぱい考えて欲しいです。

新築の家に猫が似合いそう...といって飼い始めた人が、
トイレが臭いだの、懐かないだのと文句を言い、猫を戻しにきたそうです。
その上呆れたことに、大きな庭があるからやっぱり犬をください、と。

その人は犬や猫に一体何を求めているのでしょうか?
犬や猫たちと一緒に暮らして私達が得るものは?
どんなに尽くしても、老後の面倒も見てくれません。...当たり前かっ!
私は猫たちに愛情をいっぱいもらっています。
いてくれるだけでいいんです。

愛情だけでは、嫌ですか?
あとは何を求めますか?

マレーシアのネット事情って???

2005-09-20 | 海外生活
マレーシアのネット事情って一体??
丸2日、ネットが繋がらず、どうなることかとひやひやしました。
どこか外れてるんでないかとあれこれ試行錯誤したり、コンセントの埃も掃除機で吸い取ったり、お陰で家の中が思わぬ処でキレイになりました~汗。

同じコンドミニアムに住む人にも聞いてみたり、旦那のこと疑ってみたり、みんなに迷惑かけましたが、今朝は繋がりました。
原因がわからないことほどイライラするものですね。
原因はもちろん! わかりませ~ん! (詳しい方いませんか?)
マレーシアのネット事情というか、ここのコンドミニアムのネット事情なのでしょうか??
ご近所さんに聞いても、何するわけでもなくいつのまにか直ったとのこと。
うちも漏れなく、それ! でした。

ネットを始めて1年。 1年前はインターネットが繋がらなくったってな~んも思わなかったのに。まさかこんな自分になろうとは夢にも思わなかったです。
人生、何があるかわからないものですね。

とりあえずは、よかった、よかった!

マレーシアはそろそろ 『雨季』 に突入します。
日本の梅雨のようなものでしょうか?
現地の人は雨季は涼しいと言うけれど、 あたしは、そうは思わないのだぁ~
『網戸無いのに、猫が居る』 我が家は窓が開けられず。

今日も暑いですよぉぉぉぉ  

伝染病の予防

2005-09-13 | 検疫制度
埼玉県で捕獲された犬の体内から、エキノコックス虫卵が検出されたとのニュースを、お恥かしいながらも、日本の友人からのメールで知ったあたし。
猫は大丈夫なの と心配してくれて...ありがとね!
エキノコックス虫の寄生による 『エキノコックス症』 については こちら をごらんください。

日本のニュースで、どの程度の取り上げられ方をしたのかはわからないけれど、
好んで伝染病に感染させる飼い主はいないはず。
やはり、予防 しかないように思う今日この頃なのよね~。

以前あたしも狂犬病についてあれこれ記事にしたけれど、
『狂犬病』 は人間をも死に至らしめるという恐ろしい病気!!
なのに、なぜ?? 人々の関心から遠ざけられていってしまっているの?
外来動物による感染が主だとすると、昔以上に、海外への行き来も簡単に出来るようになったし、今でこそ、もっと留意しなければならないように思うのだけれど。

予防接種のリスクに関しては、飼い主の責任 (人間の場合、親の責任になったのと同様に) で、信頼できる獣医師と相談のうえ進めていくべきことだとあたしは思うの。
まずはそこからではないかしら?
ペットショップ等によっては、狂犬病の予防接種は必要ないと言い切ってしまっている所もあるらしいけれど、なぜそう言い切れるのか、あたしには理解出来ない。
確かに今の日本では 『狂犬病』 は身近ではなくなってきているけれど、
だからといって、接種の必要がないとは言い切れないと思う。
『予防』 の接種!!なのだから。 予防、予防、予防.......
何かあってからでは、予防することも困難になるし、
何かあってからでは困ることだから、『予防』 があるわけで、
予防して防げるものなら、こんなありがたいことはないのでは??
でも、何かが起こって始めて多くの人が心を動かす今の世の中。
う~ん、難しい!!

今回のエキノコックス症のニュース は、
寄生虫エキノコックスが寄生している野生のネズミ→犬 への感染だろうとのこと。
過去には、山菜を食べた(おそらく感染しているキツネの尿が付着していた?)人間に感染したこともあるとのこと。
まさか、この山菜にエキノコックス症に感染しているキツネがおしっこひっかけてるぅ~!!なんてこと、見ただけではわかるはずもなく
神経質になりすぎるのも考え様ではあるけれど、。
しつこいけれど、予防!!です。 予防、予防....

もしかしたら... って思う事も必要だと思うの。

うちのにゃにゃにゃんは、完全室内飼い。
でも、日本帰国の際、様々なことが義務付けられているの。
頭の中がぐにゃぐにゃしてしまうくらいにたくさん。すっごく面倒臭いことがいっぱい!!
でも、これら全て 『予防』 から来ているわけで、
もしも.....のことを考えると、100%無駄なことではないはずだし。検疫強化については、飼い主の選択肢はないけれど...。

命のかかわる事である以上、もっと考えて欲しい事柄であります。
「強制ではないから」 といって関心をも持たないのでなくて、
「強制ではないけれど...」 そのくらいの気持ちでいて欲しいと。
そしてもう1度考えてみて欲しいです。

  『100%感染しません!!』 なんて誰も宣言していないのだから。

予防接種のこと、避妊去勢のこと。
もう1度考えてみてください。
ペットと暮らす人が増えている今、他人事ではなく、とても身近なことだと思います。

『もう1度考えてみる』 まずはそこから?

『命』 にかかわる問題ですから。


先進国だけど、ペット後進国

2005-09-08 | 猫との暮らしの中で...
海外に住んでみて、改めて日本と比べて思ったこと、色々あります。
住み慣れた地というのはやはり心地よいのは当たり前。
でも今まで当たり前だったことが、そうでなくなっている今日この頃なので、改めて思う事、色々あるんです。
この地に来て、まず、ビックリ!は、交通事情の悪さ!

「えっ?何、これ? いいの? こんなんで??????」

もう全て?????でした。

バイクの4人乗りを見たときにゃ~、もう言葉なしです
車は高価なため、バイクが車代わりなのでしょうが、それにしても...危なすぎ~
絶対、ここでは運転なんか出来な~~~い
って思っていたあたしだけれど、
しちゃってます あはっ
背に腹は変えられぬ~ってとこかしら?
信号機もしょっちゅう壊れるし。
日本みたいにおまわりさんがすぐに駆けつけてくれるなんてこと奇跡に近いし。
などなど色々あります。
日本はやっぱり日本人のあたしには住み易いってことかしら?

昨日オーストラリアのWAVE(世界動物権利協会)の記事を読みました。
犬猫を飼うための登録料が、不妊去勢手術をしているかどうかで金額が異なるとのこと。
不妊去勢手術をしている犬猫の登録料は、していない犬の登録料の半額以下。
オーストラリアの首都圏(ACT)では、不妊去勢手術をしない場合は州政府の許可が必要で、そうでない場合は、生後6ヶ月後までに手術をしないと最高5,000豪㌦の罰金。
5,000豪㌦は日本円にすると、1豪㌦を90円とすると45万円!

『犬猫の不妊去勢手術を義務化の理由』 として次のことが挙げられていました。

・望まれない子犬子猫の出産を防ぐことができること。

・捨て犬・捨て猫の数が減ること。(動物遺棄は、法律で罰せられます)

・発情がなくなるため、逃亡を防げるので、迷い犬迷い猫を防げる。

・ケンカしたりする行動を抑えたり、攻撃性のレベルを低下させることができる。

・動物の病気が予防できる。繁殖器系の病気(子宮感染、乳がん等)が減る、或いは無くなる。

・動物の遺棄・虐待の防止となる

・飼い主の経済的負担が減る。

・行政の処分費用が削減される。

・国民の税金を処分ではなく、動物愛護のため使える。

 
現在は、避妊去勢手術の様々なリスクも判ってきているので、日本人の感覚からは少し強引な感じも受けますが、ペット先進国の道のりには考えなければたくさんあるようですね。
この法律でどのような変化があったのかはまだ未確認なのですが、もらい手のない仔をむやみに産ませる傾向のある我が国のペット事情を思うと、興味深い記事でした。 

再開、そして....

2005-09-01 | 猫との暮らしの中で...
みなさん、お変わりありませんか?
飛行機が落ちる事もなく、無事戻ってまいりました。

10ヶ月振りの日本帰国後、荷物の片付けetc.に追われていましたが、
やっとパソコンの前に座ることが出来ました。

浦島太郎なあたしも、昨日からみなさんのブログを拝見し、
すっかり心の中は にゃにゃにゃん、わわわん となってしまいました。
そんなあたしなので、浦島太郎話より先に、今のあたしの思う事なんぞを、
再開初日の記事にしたいと思います。

『保健所で殺処分されていく仔たちがあまりにも多いという事実。』

「ガス処分の実際」 (Little Stars Diary より) という記事を読みました。
ひとりでも多くの人に知ってもらいたい現実です。
この現実を目の前にして、ペットブームだなんてよく言えたものだ!!と心底思います。
野良犬と呼ばれる犬たちが運び込まれる場所ではないんです。
今現在、野良犬は昔ほど多くは存在しないはず。
なのになぜ??? 保健所に持ち込まれる犬や猫たちが後を絶たないのでしょうか??

人間(飼い主) の思い通りにならないからといって持ち込む飼い主たち。
そんな飼い主に限って、又同じことを繰り返すという現実もあります。
犬や猫が突然空から降ってきて一緒に暮らすことになったのではないはず
ということは、全て、人間の身勝手な行為であることは言い訳できないはずです。
なのに、懐かないから、噛み癖が治らないからと言って自分を正当化までして保健所へ持ち込む人たちが後を絶ちません。
妊娠したからと言って持ち込む人もいます。昨日まで家族だったはずなのに、どうして??
信じられないことだけれど、これも現実なんです。
保健所に持ち込んだ人には、もう2度と犬や猫たちと一緒に暮らして欲しくないと思います。
そんな法律って出来ないものでしょうか?

利益になるからといって産ませるだけ産ませて、ブームが去り売れなくなったからといっては仔犬や仔猫、母犬猫を平気な顔して保健所に持ち込むブリーダーが存在することも、少し前のあたしには知る術もありませんでした。

あたし同様、この現実 を知らない人がいたとしたら、知って欲しいと心から思います。
そして、今もし一緒に暮らしている動物がいたら、

『最期の時まで愛情をそそいで、そばにいてあげてください。』

昨日までガス室にいた仔は、もうこの世にはいません。
きっとその直前まで人間の事を信じて止まなかったことでしょう。

生きたくても生きられなかった仔たちの声を聞いてあげてください。