猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

それでもやっぱり一緒がいいです

2010-07-07 | 検疫制度 日本⇒マレーシア
前の記事の続きっぽいですが。


海外へ、海外から、、の 「猫と一緒」 を残しておこうと思った理由ですが、

もちろん最初は、ジジリリビビとの足跡を残しておきたい気持ちからでした。
あたしは文章にすることで考えるタイプの人間のようでして、
文章にしながら、あーでもないこーでもないと考え、学ぶことが多かったと思います。

それに、ブログは本当にありがたかったです。
世界各国の方からアドバイスや励ましの言葉をいっぱいもらいました。
今でも本当に感謝しています。

めずらしく、ちょっぴり凛々しいジジくんです
本当に本当にありがとうございました。


もうひとつあります。

飼い主の引越しで、家族であるはずの愛猫愛犬を手放さないでほしい...

そう思ったからです。

連れて行きたくてもどうしたらいいのかわからないし、

大変そうだし。

あのときのあたしのような人がもし居たら、
すこしは力になれるかなぁ.. と、微力ながらも思ったんです。

日本⇒マレーシアのとき、ジジたちは若かったです。
3才2才1才でした。
病気でもありませんでした。

でも、今もし渡航しなければならなくなったら
あの時とは別の理由でものすごく悩むと思います。
病気持ちだし、高齢だし。

そういう方もきっといらっしゃることでしょう。

その気持ちは、計り知れないと思います。


でも、

でも、

それでもやっぱり、、

家族(飼い主)と一緒がいいと思います。


今、心からそう思います。


悩んでいる方にひとつでも安心材料がみつかりますように。
安心できる何かがみつかって、不安な気持ちが少しでも小さくなりますように。









はい、知ってます。
だって、そこは、りりちゃまのトイレだも~ん


長旅の不安と一緒に居たい気持ち

2010-07-06 | 検疫制度 日本⇒マレーシア
あるところで、飼い主の事情で愛猫愛犬を飛行機に乗せることを心から悩んでいる方がいらっしゃいました。


その方の気持ち、とてもよくわかります。

長時間の飛行機のリスク、やはり考えずにはいられませんでしたから。


人ねこ、それぞれです...

生まれ育った環境も違えば、想いも様々でしょう。


それを選んだことを後悔しない 「何か」 が見つかるといいですよね。

これでいいんだ!! って信じられる何かが。

それを選ばなかったことを後悔するよりも、
これでいいんだ!! って信じることが出来たらいいですよね。

悩んで悩んで一生懸命に考えた結果であれば、
どれもありなのかもしれない...

な~んてそんな風に思ってしまったです。

「信じられる何か」 が見つかって、前に進めることを祈っています。



それでもやっぱり一緒を選んだあたしです。




「パスポートがあればいいにょ???」


パスポートねぇ....

あなたたちのときには、心の底からそう思ったけど、
そうもいかないみたいよね。

パスポート+α?

マイクロチップ№が記載されていて、
伝染病..特に「狂犬病にかかっていませんよ証明」も出来て、
家族の一員ですからよその国でむやみに手放したりしません証明とか、
そういうことが簡単にわかるパスポート?

そんなのがあったらいいのかしらねぇ...


わが家に海外駐在が回ってくるくらいだから、
今後も引越しで愛犬愛猫をどうしましょ... な壁にぶつかる人も増えてくる?

飼い主の事情で手放されることなく、大好きな飼い主と一緒にいられますように。
何かひとつくらい方法はあるはずだと、、
あたしはそう信じています。

猫と一緒の大移動.. 記憶を辿って①

2007-12-17 | 検疫制度 日本⇒マレーシア
マレーシア生活4年目に突入した今、日本を離れた時の記憶がだんだんと薄れていっている不安が

2007年もわずかだし、記憶を思い起こすべく、
少しずつ猫の検疫制度のことを振り返ってみたいと思います。
カテゴリーの見直しもしたいと思っています。
ブックマークをひとまずはずし、
テンプレートを替えてみました。

望、心機一転?

 * * * * * * * * * * * * * *  

突然の海外駐在辞令から、かれこれ3年以上の月日が経ちました。
当時は環境でもなかったし、今ほど海外に犬や猫を連れて行くための情報がなく、にゃんズのことだけで駐在準備期間が終わってしまったような..
...にゃんズの検疫の記憶は辛うじて思い出せても、その他の記憶はもうどこかに飛んでいってしまいました。
かなりヤバイ!!です。


運送会社へ依頼すれば、自宅からマレーシアの空港まで、
届けもらえたけれど、
過去記事はこちら ポチリ

かなりの出費であったことと、空港での引き渡し時の不安もあり(過去記事参照↑)、業者には頼みませんでした。

 * * * * * * * * * * * * *

渡航前日に日本の我が家を離れました。

2004.10/1(前日)
AM6:00 朝ごはん<ドライフード>(←あやしい記憶..)
         ※水は飲んでいました

  10:30 自宅出発 友人の車で
PM1:30 成田のホテル着
  2:00 ペットホテルへ(ペットホテルの送迎)

       ※あたしは、翌日の検疫に備え、検疫所の場所の下見(空港へ)

10/2(当日)
AM4:00 朝ごはん(←怪しい記憶..)
  6:00 ペットホテル⇒あたしの待つホテルへ(ペットホテルの送迎)
  6:30 ホテル⇒空港 直行

  8:00 動物検疫所 成田支所
       ※通常はチェックインの1時間前に予約
       搭乗2時間前にチェックインをする場合、
       搭乗3時間前ということになります

       我が家は3匹なので、チェックインの2時間前を指定されました。

  10:00 検疫所を通過後、チェックイン
       通常の搭乗手続き
       荷物、リリ&ビビを預ける ←荷物のカウンター
       ※この時に3匹の重さを量る<ケージごと>
       ケージのつなぎ目等をガムテープでぐるぐる巻きにされる
       
       にゃんズの搭乗代を別カウンターで支払う
        た、たしか.. 55,000円くらい(3匹)
        1㎏3,100円 ケージの重さ含む ←当時の値段

        リリ&ビビとしばしのお別れ
       ジジは手荷物扱いとして、機内に一緒に乗れることになって
       いたのでずっとあたしと一緒
       当時はペット同伴搭乗が可能でしたが、今は出来ません
       ポチリ
 
       リリ&ビビのケージには、バスタオルのみ
       (フードも水もなし)
       ※日本⇒マレーシアクアラルンプール空港は約7時間なので、
        水なしでも大丈夫だろうというあたしの判断
        ペットシートもなし ←絶対にしないだろうなぁ..と思ったので。

       でも、帰国時にはペットシートを利用しようと思っています。
       ...たぶんしないだろうけどね。その上にバスタオルを敷くつもり

    ②につづく....

日本からの脱出 ②

2007-04-22 | 検疫制度 日本⇒マレーシア
日本からの脱出①に書いたけれど、知人の知人がマレーシアに猫と一緒にやってくるというので記憶を辿っていた。
PCの機嫌が悪かったのと、このPCを使い慣れていなくて時間がかかっちゃたけれど、なんとか仕上がった。
自分でも記憶を引っ張り出すいい機会だったよ~
確認したいことがあったのでマレーシアの日本国大使館に℡して、
保健部?とやらに回され、英語での対応に時間がかかり
挙句の果てには日本人の℡番号を教えられ、かけてみたらばマレーシアのヤマト運輸の人だった。
これも縁? 
こんなこともあるのねぇ~
運送業の人は大使館の人よりも検疫制度に詳しいってことが、よ~くわかりました。
それに親切だったし。
マレーシアに来るときも、大使館の不親切さには痛い目に合ったけれど、
本当に呆れてしまうほどの不親切さ!! いじわる!!とも言える。
や~ねぇ..

そんなことはさて置きで、

カンペキとは言えるかどうかはわからないけれど、
日本からの脱出<日本⇒マレーシア 猫編> 必要な人は言ってください。。。
ここに来る前にお世話になった知人にも見てもらったことだし、大丈夫だと思うんだ。
猫と一緒にマレーシアへ!!な人、めったに居ないとは思うけれど、もしいたら申し付けてくださいな

今回、自分の記憶を辿りながら、このブログの記事も読み返してみたりもしたけれど、なんだかわかりずらかったです
検疫制度のことで足を運んでくれた方、
こんな書き方じゃよくわからないなぁ~
な箇所があったらばコメントください。

日本からの脱出 ①

2007-04-15 | 検疫制度 日本⇒マレーシア
「日本から猫と一緒に海外へ」 について記憶を辿っています。

いつかきちんと整理しなきゃなぁ、、と思っていたんだけれど出来ず今の今まで...
が、今日突然旦那の知人の知人が猫を連れてマレーシアに来ることになり、
「マレーシア入りについて教えてくれって言われた」って旦那が。

んなわけで、そんなわけで、記憶を辿っています。

あーーーー、こんなことならきちんとまとめておけばよかったなぁ~~

まぁ、今さらそんなことを行っても仕方ないので、そっちのほうはゆっくり時間をかけるとして、
こっちのほうをまず ...どちがどっちじゃぁ~

 ** ②へ続く **

今日はジジのすけの初写真<by ニコンD40>をアップしようと頑張ったんだけれど、
アップロードできるファイルは、gif/jpg/pngのみです
これって?

予防は大事だよ~♪

2005-12-20 | 検疫制度 日本⇒マレーシア
確か、過去にも書いたと思うのですが、ここマレーシアに来ることが決まって、最初に考え、実行しなければならなかったことは、人間と猫たちの予防接種でした。

それまで我が家の猫たちが受けていた予防接種は、

猫汎白血球減少症
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症

この3つの病気を予防するための 3種混合ワクチン です。

そして、海外駐在にあたり、マレーシア入りするために初めて、

狂犬病 のワクチンを接種しました。

我が家は、何の前触れもなくに、ジジを迎え、
最初にしたことは、病院に連れて行くことでした。
近隣の動物病院のうわさは少なからず耳にしていたので、
少し遠いけれど、信頼のできそうな24時間体制の動物病院を選び、ここに来るまで、山ほど、いえ、それ以上にお世話になってきました。
全ての先生に名前 (にゃんこズの) を覚えてもらい、おかしなもので、病院に行くのが楽しみでもありました。
さすがに、病気の時の通院は苦しかったですが。

そんなあたしは、最初から、心ある獣医師の方々に恵まれ、猫に関する多くのことを学ばせてもらいました。ほんと、感謝感謝です。

この地に来る前に、あらゆる最悪の状態を考えてしまいました。
完全室内飼いだけど、 もし、誤って 外に出ちゃって、他の猫と鉢合わせになって、怪我でもしちゃったら.....などなどと。 

猫エイズ、猫白血病のキャリアで、いつ発症するかわからない状態だったら??

日本を離れるのにキャリアだったらどうしよう  って。

ジジは大きな病気を患った時に検査を済ませていて、両方とも陰性というのはわかっていたのですが、リリ&ビビは大病知らずだったため、検査をしていなかったので、思い切って血液検査を。

すっごいドキドキでした。
以前、ジジが伝染性腹膜炎かもしれない、と言われ、検査をしたときと同じくらいドキドキで、
半べそ状態だったんでないかしら

運良くみな陰性。 
今後感染しなければ、発症する心配はとりあえずはなくなったわけです。

でも、ここで喜んでいられるのもつかの間で、
このあとも、検疫のための健康診断書の依頼、それも、日本文と英文の両方。
もし何かトラブルがあった場合を考え、オリジナルを2枚ずつ、我が家は×3で、

健康診断書オリジナル (獣医師のサイン入り) が1頭4枚×3頭で、12枚!

狂犬病予防接種証明書の日本文は病院発行のワクチン接種証明書でオッケーだったので、英文の証明書を依頼。1頭2枚×3頭で、6枚!

計18枚なり。 1枚3,000円×18枚.....

改めて書いても、びっくりです、この金額~

出張準備金、殆ど猫たちに貢いだ我が家でした 

これらを、友人の経営するコンビニに立てこもり、コピー機を占領し、各2枚ずつコピー
3頭いるから、訳わかんなくなっちゃって、そうでなくても、この時のあたしは普通でなかったからなぁ~

JALの機内持込中止の知らせより、
あたしの頭ん中は、またしても、検疫制度のことでいっぱいとなりました。
しばらくは、検疫話が続くかもです 




マレーシアにむけて

2005-07-20 | 検疫制度 日本⇒マレーシア
残すは、日本入国の際に必要な書類について。
....やっとここまで辿り着いたぁ

でもその前に、ここマレーシアにくる時のことを振り返って、
書き残しておこうと思いたちました。
思い出しながら、順を追って書いてみたいと思いますね。
...覚えているかしら(汗)

まずあたしがしたことは、
海外赴任が決まって、 こりゃ大変! とパソコンくんと仲良くなる事から始まりました。

でも、まだ使い慣れてない上、インターネット→情報収集 と頭が回らずに、
本屋に行っては、猫の本を読みあさり、
あらゆるところに電話攻撃。
でも、予想以上に情報がなく、
航空会社に℡しても、たらい回しにされ、最悪だったのが、大使館。

「その件については、何時から何時までに℡して下さい」 と、冷たくあしらわれた上に、
後日かけてみれば、
「その件については答えられません。直接マレーシアへ..」と、きたもんだ!!

「もちろん英語でですよね?」
「はい、そうです!!」 
こりゃ、だめだぁ..

こんな日が何日も続き、
思いついたのが、慣れないながらも、ネットでマレーシアについて書かれているサイトを見つけて、恐る恐る投稿。
そしたら、
見ず知らずの方 (当たり前だけど..) から直接メールをいただき、
その方のご指導のもと、ここマレーシアに無事入国することが出来たんです。
本当に感謝、感謝ですv

とにかく右も左も判らないことばかりで、
駐在命令を出した会社にも幾度となく相談したものの、
犬や猫と一緒に海外へというケースはまれのようで、
あたしに相談された人もその件に関しての知識は全く無しでした。

引越しの際に引越し業者にも聞いてみたのだけれど、
その回答は、あたしには、問題外なもので....

というのは、輸送業者に以来した場合は、個人の犬や猫であっても、
ペット業者による輸出動物等と同じ扱いとなり、
あたしと同じ便に乗せることは不可能ということ。
知人の話では連絡もなしに、予定とは違う日の便に乗せられてしまい、
マレーシアに入ってから探すのに苦労した人がいたそうで、
そんなの心配しすぎて、おかしくなってしまいそうだったし、
それに、
FAXされてきた、 『ペット輸送料金見積書』 を見て、こりゃ、問題外だわぁ~って。
その内訳は  輸送費 (自宅→成田空港)  →  ¥40,000(3匹)
           ペットホテル宿泊料     → ¥3,500(1匹).¥10,500(3匹)
           税関、動物検疫手続き諸掛  →  ¥40,000
           航空費             →  ¥172,260(3匹)
           現地費用            →  現地にて清算 (約5万円)
           取扱料             →  ¥10,000
                【見積額合計 ¥272,760】

あの時は、今までにこんなに大変な思いをしたことがあっただろうか...
の、涙々の毎日で、専門の人にお願いした方がいいんだろうか? 
無事この仔たちをマレーシア入りさせるためには、その方が確実なんじゃないだろうか? 
ってすごくすごく悩みました。
でも、100%安心できるものではなかったし、 (あくまでも、あたしはでござるよ)
狂犬病予防接種等の証明書の作成や、その他の書類はもちろんあたしでするわけだし、
にゃにゃにゃん(&あたしの) ストレスを第1に考えて、
離れ離れになる時間が1時間でも少ない方を選びました。
そして全て自分での手配に踏み切ったあたしでした。