能登半島地震

6月19日15時8分、石川県珠洲市で最大震度6弱を記録する地震が起きた。
その後、6月20日には、ほぼ同じ地点で最大震度5強の地震も起きている。

珠洲市の日本海側には断層があるが、今回はこれがずれたのではない。能登半島は火山もないし、プレートもない。
気象庁の会見でも言っていたが、「地下で何かが起きている、だが、何が起きているのは不明」

毎日新聞によると、推定されるメカニズムは、「地下に大量の水が溜まり、それが地盤を押している」、「通常の地震とは異なる仕組みで断層がゆっくりすべっている」、「断層の隙間に入った水が断層を押し広げた」とのこと。

<再掲>火山のない能登、観測されていた異例の地殻変動と群発地震」(毎日新聞)

火山活動も関係ない、プレートのずれも関係ない地震だとすると、これはもう日本のどこで起きてもおかしくない。
地盤が固いといわれているから安心、とも言えない。地盤は必ず境目があるからだ。
水が溜まって地盤を押す現象は、周りを海で囲まれている日本では、どこでも起こるだろう。

地震の発生状況を見ると、最近は石川県が圧倒的に多いが、福島県沖、沖縄方面なども決して少なくない。
日本中が活発に動いている感じはある。
いつものことだが、「自分が住んでいるところは大丈夫」とは決して思わないことだ。いつ、デカいのが来ても不思議ではない状況、備えるべき

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