ファッションリーダー

同僚(若っかい女子)と昼を喰う。

あれ? フリース着てこなかったの?(仕事場ではフリースを着ていた)

「フリース着ていたら、先輩に、女捨ててるよ! と言われちゃったんで、ちょっと自粛です」

へ~ そんなもんかね。寒いよりはいいと思うんだけど。私はオッサンなんで全然気にせず着ているけどね。
つーか、若ぶって見える?

「そんなことないです。じにーさんのフリースって、どこのですか?」

え~ イオンで2000円・・・

「そうなんですか! いいものだと思ってました。いつも高そうなもの着てますよね?」

いや、どこまでも安い物ばかり。いい歳して安いの着ているとみっともないんだけどね~

「全然そう見えません。この前のピンクのネクタイも良かったですし。」

あ、あれも安物。柄はミッキーだったりするし。

「そうなんですかー でも色白いからピンク似合いますよね。あと背丈あるから映えますよね」

そ、そう?(と、満更ではない様子)


うむ、これからは『ファッションリーダー』と呼んでもらおう(<調子に乗っている)


上司はかなりいいもの着てるよ。高いものばかりだな。

「そうなんですか? でも、そうは見えないですよねー」

そうなんだよ。そこが不思議なんだよねぇ なんでだろ?

「なんででしょうね?」

う~ん・・・ 「う~ん・・・」 
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