散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

待乳山聖天(浅草7丁目)

2014-04-13 06:08:18 | 日記
     

      

 正しい名称は「待乳山本龍院」です。道路端角地の石柱には「まつちやましょうでん」とあ

ります。本尊は大聖歓喜天で、境内至るところに御利益のシンボルである、絡み合う二股大根

と巾着の石造物が飾られています。二股大根は夫婦和合家庭円満で巾着は商売繁盛のしるしと

いうところです。  

 本殿は震災・戦災にあって、昭和36年(1961)に鉄骨権現造りで再建されました。待

乳山は、浅草は隅田川の西岸にある海抜9.5メートル、わずか1000坪にも満たない小丘

陵ですが、下町の平坦な地の一画に木立に囲まれた優美な山の姿が、昔から人々の関心を呼ん

で来たといいます。  

     

 お供え用の大根が置いてありますね。大根は人間の深い迷いの心、「いかり」の毒を表すと

いわれており、大根を供えることによって聖天さまが身体の毒を洗い清めてくださると説かれ

ているのです。